
※ここに書かれていることは想像を含み事実と異なる場合があります。また、企業の中傷になってしまうかもわかりませんので、業者名、エンジン名称をぼかして書きます。どの会社のなんのエンジンかはご想像ください。そのためかなり解りにくいことになるかもわかりませんが、誰も読んでないので問題ないですよね!ちなみにサムネはネタです。ごめんなさい。
とある農業用発動機メーカーがございまして、様々な種類の内燃機を製造しております。
その中で、とあるタイプのエンジンがございます。仮にX型とします。この型式は出力に応じて、A~Cで細分されていきます。(例:XA=6馬力 XB=8馬力など。)
お話したいのがこのXという型式のA、XA型でございます。
XA型の具体的な諸元は、常用5馬力の最大6.5馬力で、ホッパー式水冷ございます。
さらに派生型としてXAR=出力上記と同様、水冷ラジエイター式がございます。
余談ですが、XBは存在しません。その理由は開発が頓挫したからでしょうか?それとも、AとCの出力差が大きいのでひとつ飛ばしたのか、その詳細は不明です。
XCはそれなりに売れたようで、XC2なるものが後続機として製造されております。ティーガーとティーガーⅡみたいなもんですかね?どちらも出力は同じですが、基本的な構造は同様ながらもかなり見た目変わってしまってます。
重量はティーガーと違ってC2はダイエットしてますw
さて、このXA、XARともにカタログには存在するものの殆ど出回らないのです。そして、XCがC2にチェンジしてもAは特に仕様変更もされずカタログに存在し、さらに後のカタログではいつの間にかXC2のみがカタログに存在し、消滅してしまっております。
その理由ですが、恐らくはあまり売れなかったのではないかと私は想像します。と言うのも出力が極めて微妙で耕運機に載せる場合、小型には載せづらく、中~大型には出力不足という中途半端な存在であるからでございます。
古鉄だから分かるのかもしれませんが、耕運機のエンジンの中で水冷で最も多いのが6馬力~8馬力程度です。(ちなみにそれ以上は、ほぼ水冷の独壇場です。)5馬力程度であれば空冷がどちらかというと有利に働いてきます。感覚的ですが5~7馬力の間は空冷が多く感じます。(当然ながら水冷もありますが、数が少ないように思います。)
かくして、上記想像が事実であろうとなかろうと、少なくともXC、XC2より少ないのは市場を見る限り確かと言ってよろしいと思います。(CもC2も実を言うとあまり出てこない。)機会があれば入手したいものです。
まぁ、その時は
ご多分に漏れず、耕耘機に搭載することになるんでしょうけども(笑)
そんなわけでチラシの裏の落書きはこれにて終了でございます。
Posted at 2014/09/08 23:16:37 | |
トラックバック(0) |
発動機 | 日記