昨日書いた記事の中で、長いロータリー軸をMB1500に移植すると書きました。
本日試しましたが、見事に不一致wなんてこったい/(^o^)\
ということでMB1500はしばらく倉庫の肥やしになることが決定Ω\ζ゜)チーン
しばらくは今回購入したMB1100に頑張っていただきましょう。
この悪天候で、今回買ったMB1100の試運転も出来ない。そのため暇になったので、この2機種について、機体が所有している情報、他サイトからの考察等から色々まとめていきたいと思います。
駄文ですがご一読いただければ幸いです。
参考サイト
日の本MB-1100その1「撮り虎」
ハイオク灯油?
MB1500大体正面
MB1500大体側面
MB1100 正面
右側面
まず最初に違和感を覚えたのは正面ライト間のダミーグリルだった。参考サイトの中でダミーグリルはシールであることが記述され、認識はしていたが、MB1500よりチープである。翌々、写真を見てみると、MB1500のダミーグリルはプレスされその上にペイントが施されている。いわば立体的なダミーグリルなのである。
こうなってくると徹底的に間違い探しをしたくなるもので以下の違いを発見した。
1:上記に述べたダミーグリルの違い。
2:側面名盤「HINOMOTO」及び「MB型番」の違い。1500は浮き彫りの正しくネームプレートといった感じだが、1100はお名前シールである。
3:1100には方向指示器が省略されている。これは誰でもわかる。
4:バランスウエイトの違い。1500には「マークとHINOMOTO」の文字、一方の1100は無地。これは自己所有の期待にかかわらず、参考サイトにおける機体でも同じであった。
5:マフラーカバーの違い。両者の違いは一目瞭然。
6:マフラーの煙突の長さ。カタログを見るといずれも写真が標準仕様のようである。
以上から、MB1100は出来うる限り低コストで仕上げようとしているのがわかる。とくに方向指示器を省略しているのはかなりこの感を強く感じさせる。不要なものは取り除きたいとの考えが垣間見える。
ではその理由はというと、以下の仮説を立ててみた。
まずはカタログを見ていただきたい。
(無断転載ごめんなさい。不都合であれば削除します。参考サイトに大きな画像がありますので詳しく見たい方は参考サイトの2つ目をご覧下さい。)
1:カタログには耕耘機並50万円との価格表示がしてある。しかし当然ながら耕耘機より製造コストがかかる。従って出来うる限り無駄を省き低コスト化した。
2:井関農機にOEM供給するため共通させるため名盤等を簡略化した。
3:上記2つの理由全て。
4:MB1500は出力が大きく、値段を高めに設定できたため高級仕様にできた。
今となっては真相は不明だが、結果的に両者には明らかな違いが存在する。結果に至るまでにはそうなる原因が必ずある。6つの違いは本来ならば同じであっても別に困ることはないのである。
逆に共通するのは、正面ライト下バッテリーカバー、写真にはないがエンジンプーリーの動力取り出し口の丸いカバー。マークは共に浮き彫りのプレス。名称は双方ともにシール。
理由は、両者共通部品からか、それとも東洋社のプライドからだろうか?
他のMBシリーズも比べるともっと面白いことが分かるかもわからないが、この辺にしておこう。
・ボンネットのシールからの情報を読み解く。
速度表示表。1500にも同様のものがある。
速度表
無鉛化に無関係
(これは私の1500の方には見られなかった。)
ハイオクタン灯油(ブルーパワーなどの農耕油)には、鉛は入っていません
日の本のエンジンはすでに無鉛化設計にしてあります。
燃料はハイオクタン灯油又は無鉛ガソリンでも、有鉛ガソリンでも全部使用することができます。
もちろん始動用燃料のガソリンも、無鉛、有鉛いづれのガソリンでも使用OKです。
ハイオクタン灯油(日本石油系のブルーパワー)は大巾に生産余力があり今後もなくなることはありません。ない時は販売店にご相談ください。
なるほどガソリンでもOKなのか。これはそれ以前のエンジンからマイナーチェンジしたのか、終始一貫してガソリンが主燃料として使用可能なのか不明である。
また、この記述からこのトラクターの製造年代が1970~1975年程度であることが推定できる。
最後、「今後もなくなることはありません。ない時は販売店にご相談ください。」とあるが、、、ねーじゃねーか!!販売店に相談て、販売店すらないわい!
ハイオクタン灯油の種類
画像のとおりの種類が少なくともハイオクタン灯油と同程度の物であったことがわかる。また、農耕油=ハイオクタン灯油という認識で良いようだ。一般的にハイブルーなどと言われるが、これが正式名称ではなく丸善石油の商品名だということも分かった。テストには出てこないが、覚えておいて損はない無駄知識である。
しかし、ハイオクタン以上を使用しろてか。そりゃ望ましいが、当然のことながら白灯油を使う。全部使用することができるのだから、問題ないよね!
さてこんな感じでオチなどないが、むしろ出オチしているが、この辺で終わりにしたい。今後分かったことがあればボツボツ書いてゆこうと思う。では。