2011年04月11日
ホンダは8日、栃木県の本田技術研究所で記者会見を開き、
震災の影響で生産を中止していた工場を、11日から通常の5割程度で稼働すると発表した。
フル生産までは2ヶ月から3ヶ月かかる見込みという。
ホンダは、地震の被害が大きかった栃木県に、
研究所、購買部門、部品工場、生産技術の開発を行う事業所など多くの施設を持つ。
それらは天井の落下や壁の崩れなど震災で被害が大きな被害を受け、
生産に大きな支障が出たという。
そこで各部門を臨時で他の施設に移すなどして復旧にむけた活動を行ってきた。
震災から3週間で開発・生産・営業の各部門において、事業再開に一応のめどがついたため、
4月11日からは埼玉と鈴鹿で四輪車の生産を再開する。
しかし,、部品供給にはいまだ課題を残し、四輪生産は当初計画の5割程度にとどまるという。
今後はこの部品の確保に全力をあげ、2-3ヶ月で通常の生産体制に戻したいとしている。
Posted at 2011/04/11 18:47:08 | |
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