
ストーナーが独走で今季2勝目
過去最高の観衆が詰めかけた中、全セッションを制したストーナーが独走優勝。
ドビツィオーソが今季最高位の2位を獲得して、レプソル・ホンダが1・2フィニッシュを達成。ロッシが4戦目でドゥカティでの初表彰台を獲得。青山は8位。ペドロサは右鎖骨を骨折した。
第4戦フランスGPの決勝レースは15日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、ケーシー・ストーナーが優勝を飾った。
気温17度。路面温度29度のドライコンディションの中、フリー走行1から全セッションで1番時計を記録したストーナーは、ポールポジションから独走。2位に14.214秒差のアドバンテージを広げ、今季初の完全優勝を果たした。
3番グリッドのアンドレア・ドビツォーソと9番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、終盤に前戦を再現するようにバトルを展開。ドビツォーソが僅少さで競り勝ち、今季初の表彰台を獲得。
レプソル・ホンダが、2002年6月の第6戦カタルーニャGP(ロッシ&宇川)以来となる1・2フィニッシュを決めた。
ロッシは3位。ドゥカティでの初の表彰台を獲得。
ウォームアップ走行で転倒を喫した5番グリッドのホルヘ・ロレンソは、終盤に3位争いを展開したが、今季初めて表彰台を逃した。
2番グリッドのマルコ・シモンセリは、2番手を走るダニ・ペドロサを抜こうとした際に接触。レースディレクションからライドスルーのペナルティが科せられたが、最終ラップに5位に浮上。
左鎖骨の骨折から回復したペドロサは、転倒した際に右鎖骨を骨折した。
9番グリッドのベン・スピースは6位。10番グリッドのニッキー・ヘイデンは7位。
13番グリッドの青山博一は、オープニングラップでシケインから飛び出し、厳しいスタートとなったが、3戦連続のシングルフィニッシュとなる8位でチェッカーを受けた。
4人による9位争いは、エクトル・バルベラが制し、カレル・アブラハム、トニ・エリアス、アルバロ・バウティスタが続いた。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのロレンソは、13ポイントを加算。78ポイントに到達すれば、ストーナーが12ポイント差のランク2位に浮上。ペドロサは、17ポイント差のランク3位に後退した。
Posted at 2011/05/15 22:13:08 | |
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