チーム・ロータスが、軽量スポーツカーメーカーであるケーターハムの買収を発表。
新たなタイトルスポンサーを獲得したとの報道もあり、チーム名が変更されるとも報じられている。
チーム・ロータスは27日(水)、この数日間にうわさが続いていたケーターハムの買収を正式に発表した。
ケーターハムは、イギリスのスポーツカーメーカーであるロータスから軽量スポーツカーである「セブン」の権利を引き継いで1970年代に誕生したメーカー。
フォーミュラカーやクラシックカーを思い起こさせる外見のセブンは、根強い人気を誇っている。
さらに、チーム・ロータスがアンゴラの国営石油企業ソナンゴルとタイトルスポンサー契約を結んだとの報道もある。ソナンゴルは、同チームのテストドライバーであるリカルド・テイシェイラを支援している企業だ。
27日にチーム・ロータスは、ダックスフォード飛行場の滑走路で直線テストを行う予定。
ここにテイシェイラと、同チームのレースドライバーであるヤルノ・トゥルーリ、ヘイキ・コバライネンも姿を見せ、新スポンサー獲得とチーム名変更が発表されるとみられる。
オランダのウェブサイト『f1today.nl』によると、チーム・ロータスはすでに「sonangolcaterhamf1.com」や「sonangolcaterhamteamlotus.com」といったドメイン名を登録済みであるようだ。
チーム・ロータスは現在、スポーツカーメーカーであるロータスの母体グループ・ロータスとの間で、
「ロータス」の名をめぐる争いを続けている。しかし、ケーターハムの買収によって、
この問題が解決する可能性も見えてきた。
「チーム・ロータスは、ケーターハムを宣伝するためのプラットホームになる」と
チーム・ロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスは『Autocar(オートカー)』へ語り、
ケーターハムとF1は「自然な組み合わせ」だと加えた。
「私は以前から、F1を利用して市販車ビジネスに進出したいと考えていた。
ロータスでそれを実現したかったが、その道はひどい結果に終わってしまった。
ほかの選択肢を探し、ケーターハムが飛び出してきたのだよ」とフェルナンデスは話している。
Posted at 2011/04/28 18:46:08 | |
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