2012年F1第14戦シンガポールGPが9月23日(日)、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット(1周/5.073km)で3日目を迎え、現地時間20時(日本時間21時)から行われた決勝で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が優勝した。
スタートでは数台のマシンがコースアウトするも大きな混乱はなかったが、23周目にトップを走っていたルイス・ハミルトン(マクラーレン)がマシントラブルでリタイア。33周目にナレイン・カーティケヤン(HRT)がクラッシュし、セーフティカーが導入された。レースが再開された後、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)にミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が突っ込みし、再びセーフティカーが入った。終盤、11番手まで順位をあげていた小林可夢偉(ザウバー)が他車との戦いでフロントウイングを失い、入賞目前で順位を落とすことになった。
レースは最長2時間というルールがあり、今回規定の61周までは2時間以内に走ることができなかった。59周を走りきったベッテルが、トップでチェッカーを受け、第4戦バーレーンGP以来今季2勝目、通算23回目の優勝を飾った。
2位から10位までの結果は次のとおり。
2位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、3位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、4位ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、5位ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、6位キミ・ライコネン(ロータス)、7位ロメ・グロジャン(ロータス)、8位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、9位ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)、10位マーク・ウェバー(レッドブル)。
小林可夢偉(ザウバー)は、13位。チームメートのセルジオ・ペレスは、11位だった。
可夢偉とウェバーのバトルがレース後に審議されることになる。
2012年F1、次の戦いの舞台は鈴鹿サーキット。F1第15戦日本GPは、10月5日(金)10時に開幕。予選は6日(土)14時、決勝は7日(日)15時にスタートする。
1 S.ベッテル レッドブル 2:00:26.144
2 J.バトン マクラーレン +8.9
3 F.アロンソ フェラーリ +15.2
4 P.ディ・レスタ フォース・インディア +19.0
5 N.ロズベルグ メルセデスAMG +34.7
6 K.ライコネン ロータス +35.7
7 R.グロジャン ロータス +36.6
8 F.マッサ フェラーリ +42.8
9 D.リチャルド トロ・ロッソ +45.8
10 M.ウェバー レッドブル +47.1
11 S.ペレス ザウバー +50.6
12 T.グロック マルシャ +1:31.9
13 小林可夢偉 ザウバー +1:37.1
14 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア +1:39.4
15 H.コバライネン ケーターハム +1:47.9
16 C.ピック マルシャ +2:12.8
17 P.デ・ラ・ロサ HRT 1lap
18 B.セナ ウィリアムズ 2lap(s)
19 V.ペトロフ ケーターハム 2lap(s)
20 J-E.ベルニュ トロ・ロッソ 21lap(s)
21 M.シューマッハ メルセデスAMG 21lap(s)
22 P.マルドナード ウィリアムズ 23lap(s)
23 N.カーティケヤン HRT 29lap(s)
24 L.ハミルトン マクラーレン 37lap(s)
※ピックは20秒加算ペナルティー。
Posted at 2012/09/23 23:37:58 | |
トラックバック(0) | 日記