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midnightbluelynxのブログ一覧

2021年07月26日 イイね!

師範

師範 夕刻、自宅の電話が鳴った。
 相手は、指導をいただいている空手道場の師範だった。

 土曜日、そして今日と、連続して稽古を休んだため、門人の間でも「彼、大丈夫か?」「とうとう罹って隔離されたか?」と話題になっていたらしい。
 そこで心配になり、様子を聞きに電話連絡を下さった。



 私自身は、日曜日午前中には退院したものの、ふわふわした気持ち悪さは解消せず、そのまま連休終了。
 今日は朝から、入院していた救急病院で紹介された専門病院に出向き、昼過ぎまで問診と検査を繰り返していた。


※一部限定公開



 
 師範からの電話は、原因が判明し治療方針も定まった上で、症状が安定してきて食欲が湧き始め、自宅で夕食を摂った直後だった。

 前週からの顛末を一通り状況をお話しすると、師範は大変に驚かれ、重ねてお見舞いの言葉を頂戴した。
 あまり無理しないよう自重を促しつつ、夏前に注文した新しい空手道着が届いていることを伝えられ、次の稽古で受け取れると知った。

 ちょっと気張って、最高グレードの生地で注文した道着に、漸く袖を通せる。
 有難い師範のお見舞いと併せ、体調回復への希望と、愉しみな目標ができた晩のひと時だった。


Posted at 2021/08/01 22:22:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2021年07月25日 イイね!

常連

常連 朝日新聞出版が運営する雑誌記事要約サイト「dot.」の配信コンテンツから 『【独自調査】東京五輪日本代表の出身大学ランキング 3位池江璃花子の日大、2位畠田瞳の早稲田、1位は?』に注目。

 さて、本格的に競技が始まったオリンピックへの参加アスリート出身校を調べた記事。
 オリンピック特集のプロフィールページや、競技団体・所属チームのサイトを丹念に当たって、数字をカウントしたものと思われる。

 個人的な感想としては、意外に大学進学者が多いのに驚いた。
 学歴が何ら影響しないプロ選手の参加が増えた現在、せいぜい過半程度かと思っていたが、よくよく思い返せば、プロ参入は一部のメジャー競技に過ぎず、大多数の競技はアマチュアアスリートで占められる。
 今なおオリンピックにおいてはアマチュアリズムが健在で、即ちアマチュアスポーツ界で大きな影響力を誇る大学の存在感が大きくなっている。

 
 もう一つ、リストにある学校のラインナップ。
 我らが東京六大学勢は、東京大・立教大を除く4校がランクインしている。
 別の切り口で見ると、箱根駅伝へ最初に参入した「オリジナル4」(高等師範→筑波大・早稲田大・明治大・慶應義塾大)が漏れなく揃っている。
 他の学校も、箱根駅伝本選の常連校または予選の上位校であることがわかる。

 箱根駅伝については、そのコースと実施時期の過酷さからアスリートを潰してしまい、卒業後にトップアスリートへ成長した選手が少ない、との批判があるが、少なくとも学校単位で見れば、スポーツ教育が成功していると判じることもできる。


 この時期、母校のHPを参照すれば、きっとオリンピックに参加しているOB・OGの名が高らかに紹介されていることだろう。
 後輩の活躍を、または志望校の先輩の栄冠を、祈りながら観戦する、というのも楽しい。



Posted at 2021/07/26 09:53:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2021年07月24日 イイね!

軒昂

軒昂 晴れ渡る夏空の下、暑くなる前の午前中に下半身の鍛練を目的として、約1時間の散歩を終え帰宅。
 英国陸軍コラボモデルのGショックにインストールされた万歩計のカウントは、目標とする1万には及ばないが、今日は夕刻から空手の稽古を予定しているので、楽々クリアすることだろう。

 午前中とはいえ、炎天下を歩いたからか、少々頭がくらくらする。
 軽い熱中症だろうか、涼しい室内で水分を摂り体を休める。

 昼前に駅まで子どもを迎えに行くため、ゲレンデで出掛ける。
 ランチは寿司がいいというので、近傍の回転寿司店に予約を入れ、子どもとランデヴーして直行。まだ頭のくらくらが治らない。

 食欲はあり、子どもとそれなりの枚数の寿司皿を平らげて店を退出する際、足許がふらつく。クルマに乗っても、目線を移動させるのが億劫に感じ、安全確認が疎かになりがちなのを気力で抑え込んで、何とか安全運転で帰宅しガレージにゲレンデをしまう。

 明らかに、体調が悪い。

※以下限定公開
Posted at 2021/07/26 23:17:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2021年07月22日 イイね!

瀝青

瀝青 全国紙・朝日新聞のニュースサイト「朝日新聞DIGITAL」の配信記事から『五輪コースの道路に積み荷散乱の疑い 「故意でない」』に苦言を呈す。

 粗忽な土木工事屋(または材料屋)が、市中で犯した粗相の記事。
 これもまた第三者災害の一類型と心得、同じ業界で禄を食む者として胸が痛い。
 一方で、報道内容にも些か問題がある。


 記事中で「粒状のアスファルト」と表記されているが、本来のアスファルト(ストレートアスファルト=瀝青材)は、低温では固形・加熱すると液化する粘度の高い炭化水素化合物で、一般的には原油を精製する過程で一番最後まで装置内に残る、最も比重の大きい成分である。

 因みに、地上に湧きだした原油から揮発成分が抜けて生成された天然のアスファルトも存在しており、古代エジプトでは防腐剤としてミイラの製造に使用されている。

 石油精製後の残油にせよ、天然ものにせよ、いずれにしても「粒状のアスファルト」なるものは存在し得ない。

 実際にばら撒かれたのは、そのストレートアスファルトに加え、砕石・砂・石粉等々を高熱で混和した「アスファルト合材」もしくは「アスファルト混合物」で、粒状なのは砕石(粒径20㎜または13㎜)に接合材としてのアスファルトがまとわりついている状態を表現してのことだろう。

 記事化に際し「アスファルト合材」および「アスファルト混合物」では、専門的過ぎて読者が理解しにくい、というのであれば「アスファルト舗装用の材料」とすればよい。


 以前にも、合板をコンクリートの材料とした記事(合板はコンクリートを流し込む型枠の材料であって、コンクリートそのものの材料ではない)に苦言を呈したが、専門用語に暗い記者はどのメディアにもいるようである。
 その割に、犯罪を為した職人について「土木作業員」「解体工」「塗装工」「内装工」……と、細分化された職種を詳らかに発表する
 犯罪者の従事職種など、はっきり言えばどうでもよい(一括りに「建設作業員」でよい)ので、より正確な用語の使用を心掛けてもらいたい。


 併せて、粗忽な建設業界の体質もまた、不断に改善していかねばならない。



Posted at 2021/07/22 23:21:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2021年07月19日 イイね!

平衡

平衡 先週末に、蔓延拡大が止まらない感染症への対処としてワクチン接種を受けた

 職域接種のモデルナ製で、巷間伝わる通り接種部位の鈍い痛みと微かな痺れ、軽い頭痛が当日から始まり、土・日と続いた。
 なお発熱はなく、土曜日に予定されていたテニスの練習は、梅雨明け直後の炎天下でもあり回避したものの、夕刻の空手稽古には参加できた(但し、腕が重く俊敏に動けないため、運足など下半身の動きに集中)。

 しかし、週明け月曜日午後に、かなり重い症状が出たので記録を残しておく。
 但し、ワクチン接種の副反応と確定したものではなく、またワクチン接種への不安や忌避を煽るものでもない。
 事実関係をお知らせすることで、ご覧になった方々への注意喚起を促す以上の意図は無いことを、予めお断りしておく。



 昼食後、少々仮眠をとって体を休め、午後の仕事を始めた1300時、急に平衡感覚が乱れ始め、最終的に机へ突っ伏してしまった。
 4年1か月前、やはり職場で強い眩暈に襲われて救急搬送された症状に、極めて似る。
 取り敢えず横になれる場所を確保してもらい、2時間ほど休息。仰向けで眠ってしまうと嘔吐した際に窒息するリスクも考慮し、横向きに臥せっていたが、前回の症状とは異なり嘔吐するまでには至らず、何とか起き上がって歩けるまでには回復した。

 その日は早退し、直ぐに地元の耳鼻咽喉科を受診する。
 今回の症状が発生するに至った経緯と併せ、4年1か月前に救急搬送されて入院した経緯も説明し、医師の判断を仰ぐ。

 結論は、「前庭神経炎」とのことだった。
 ちなみに、前回の眩暈は三半規管そのものの異常と診断されたが、今回の「前庭神経」とは、三半規管で得た平衡を司る情報を脳に伝える神経で、原因が異なる。
 三半規管の異常の場合、眼球を動かす筋肉が刺激され眼球が激しく揺れる(眼振)が、今回はそれが見られなかったことから「前庭神経炎」となったようだ。


 診察に際し、眩暈で混乱・疲弊していたこと、過去に救急搬送されるような眩暈を経験していたことから、てっきり再発したものとばかり思い込み、医師にはワクチン接種のことを伝え忘れてしまった。
 帰宅して冷静に思い返し、なおかつ眩暈の症状は同じでも原因が異なっていたことから、ワクチン副反応の可能性に思い至り、副反応の症例を検索してみたところ、「前庭神経炎」がヒットした。


 ご覧の各位への注意喚起。
 ワクチン接種後、1週間程度は副反応が生じる可能性があり、QOLにやや差し障る程度のものから、命に関わるものまで、多様な症例が挙げられている。
 私が経験した「前庭神経炎」は、その症状そのものは致命的でないが、発症したシチュエーションがクルマの運転中であったり、ホームの端を歩いているタイミングであったなら、命を落としてた可能性も排除できない。
 同様の事態は、献血に際しても注意喚起される「血管迷走神経反射」でも起こりうる。

 個人的には、インフルエンザの予防接種で経験する程度の副反応しか想定していなかったが、全く次元の異なる症状が生じるリスクを、予め想定してクルマの利用・通勤時の歩行ルート等を見直していただきたい。


 併せて、ワクチン接種体制への問題提起。
〇副反応が出た場合の相談窓口が、極めて分かりづらく、しかも24時間対応になっていない。
〇副反応で身体的な被害が出た場合の補償制度はあるが、入院でもしない限り診断書の取得等で病院へ支払うコストの方が高くつく。
〇副反応の眩暈で倒れて事故に遭った、という場合の検証体制や補償がどうなるか不明。
〇診察した医師が、「ワクチン副反応事例」として報告するスキームはあるが、あくまで医師のヴォランタリー精神に依存し義務ではない。
〇実際に副反応に見舞われた人が、手軽に症状を報告し、社会的に共有できる体制の構築が必要ではないか。


 改めて冒頭でのお断りを述べるが、「前庭神経炎」がワクチン接種の副反応と確定したものではなく、またワクチン接種への不安や忌避を煽るものでもない。
 科学技術の発展と社会福祉の増進に法的責任と義務を負う立場として、何ら科学的根拠のないデマゴーグを垂れ流し、保管用冷蔵庫の電源を落とす・ワクチン接種者および関係者を非難するようなムーブメントは、断固拒絶する。

 体調と今後の医師の診断次第であるが、引き続き2度目の接種についてもスケジュール通り進める予定でいる。
 あくまで私が経験した事実関係をお知らせすることで、ご覧になった方々への注意喚起を促し、併せて感じた問題点を提起する以上の意図は無い。

 
Posted at 2021/07/22 10:54:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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