クリスマスイブ。
やることがない。
だあーーーーーーーーっっ!!
男は仕事だあああああああああああああああああ!!
いや休みだけど。今年も。
そんな男逹。
男とは、危険に立ち向かうヒーロー(何を唐突に)。
それを思い出させてくれる、一つのゲームが。
もうかなり古いんですがね。スパイクというところが出したPS2ソフト。まだABCDの分類がされる前、「人命救助」或は「レスキューアクション」と分けられた一つのゲーム。
「HARD LUCK RETURN OF THE HEROES」
架空の町、セントアルバータ市。クリマスイブの夜、クレイトンタワーで火災が発生する。しかしその火災は人為的なものであった。警察官、消防士、ビル設計士の3人の運命が交錯した。
と簡単に書きました。
ん?分からん?
まあらすじは書いた通りなんですが。ゲームは、キャラクターを操り災害現場において救助活動或は捜査を行うゲームです。操作できるキャラクターは3人の主人公。この3人から一人を選び、ゲーム開始です。
①マックス・ブロデリック…SAPD(セントアルバータ市警)の熱血問題児。上司と共にクレイトンタワーに訪れ、事件に巻き込まれる。
主人公にはそれぞれ能力があり、特にマックスは警察官故、唯一拳銃を所持しており、それで障害物を壊せます。また力もあるのでやや動作は遅いもののホースを360°操れ、走るのも早い。更に、職業柄か、扉を蹴破る威力はマックスが最も強い(確か)。余談ですが、制服の肩章はNYPDっぽいですがパトカーはSFPD或はLAPDのそれで白黒です。
②ダグラス・ブラントリー…消防士。クレイトンタワー火災の通報に駆けつけた01小隊隊長。ベテラン消防士故、ホースの扱いは素早く自由自在。また、酸素マスクにより火災現場での高熱のダメージを防げる。重装備故、走るスピードはあまり早くない。
このゲーム、煙のダメージはないんですが高熱ダメージというのがあり、それに対応できるのは酸素マスクを装備するダグラスだけです。それ以外での回避方法は消火か退避するしかありません。また、障害物や扉、壁を壊せるアイテムとして斧があるんですが、消防士故斧の使いが長けてるらしく威力が増します(確か)。
③スコット・ウィンクラー…クレイトンタワーを設計した優男。恋人(日本人?)が災害に巻き込まれ行方不明。恋人を探し、火災、そして業者の手抜き工事により崩落するタワーの中を奔走する。
スコットはただの一般人なので、力は弱い、火にも弱い、走るの遅い、ホースは棒立ちしか操れない。と先に上記の二人をプレイした後だとまるで役に立たない…。そして職業がヒーローを感じさせない…。しかし彼の特殊能力は、舞台となるタワーを設計した人物故、斧や消火器や消火栓等のアイテムがマップに表示されることです。
んが、このゲーム、難易度の設定があり、イージーならマックスでもダグラスでもマップにアイテム表示されるので、意味なし。嗚呼、哀れなりスコット。
このゲーム、初めてだと結構難しく、ゲームの途中セーブもできず(一つ一つのステージ終了後にセーブ)、選択肢を間違えたり、救えなかった被災者も多かったです…。またリアルタイムに進行しタイムリミットが存在。各ステージのタイムリミットでなく、全てのステージを通してのタイムリミットです。主人公が倒れる(気絶する)とそれを3分ずつ失い、0になると自動的に最終ステージに移行します。プレイ中のステージが変わる(例・タワーの一階から二階へ移動)際のロード時間さえも持ち時間進むのは止めてほしかったですが。回を重ね何度も挑戦し、手に汗握りながら救助と捜査を行いました。他に、ゲームでの行動にポイントがあり、走る・壊す・消火で走力や破壊力、ヒットポインが上がります。3人とも上限が一緒なので、違いがあるのは最初の内。ま、あとはそれぞれの特殊能力なんですが。それ以外にも、クリア特典としてはポイントの引き継ぎと主人公逹の服装が変わります。……ま変わるっても色違いになるだけですが。
救助状況により変わる結末。また、3人のストーリーを全てクリアすることにより出現する、最後のステージ。
アメリカンテイストにイブのヒーローになるなら、このゲームっきゃない!!
Posted at 2014/12/24 19:43:38 | |
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