2.5Eエンジン製作記のつづきです
さて、こちらがピストンさんです
きたないです
ヘッドは奇麗だったのにな〜
ブローバイが多かったのだろうか?
吹き抜けた燃焼ガスがオイルを焼いて茶色にしている?
繰り返しますが、ヘッドは奇麗で、
スラッジはまったく溜まっていなかったのです
話を戻して、ポイントは、中央部のみカーボンの付着がないこと
すなわち、中央部のみで水平方向の力を受け止めているということ
ちなみに、以前バラしたB16Aでは、
側面全体で水平方向の力を受け止めているようでした
2Eエンジンでピストンクリアランスは、たしか0.06mmくらい
広いですね〜
だから、真ん中だけで力を受け止めるようになってしまうのだろうな〜
この影響が出たのがこちら、シリンダー側
どっちが縦方向で、どっちが横方向か迷いましたが
フロントマークが示す方向を縦、
フロントマークが示す方向に対する垂直を横、
と呼ぶことにします
以下、横方向、縦方向の順で載せます
横方向では中央部が暗く写っていますが、
これはクロスハッチが摩耗して消えているせいです
縦方向ではクロスハッチはしっかりと残っています
つまるところ、
「ピルトンクリアランスが広すぎるせいで横方向に遍摩耗が起きている!」
なので、ピストンクリアランスは純正よりもやや狭めで組むことにします
なんでこんな設計なのだろう?
ピストンクリアランスが広めだと
フリクションが小さいという伝説を聞いたことがありますが、
フリクションロスの低減のため?
その代償として、20万キロくらいは持つと判断したのかな?
ホンダB16系では、高回転を多用することも考慮しているから
狭めのピストンクリアランスを設定しているのか?
ともあれ、2.5Eターボエンジン
トルクは大きいので、ピストンクリアランスは狭めに
ちなみに、コンロッドの子メタルは
局面全体で力を受けているようでした
こっちのクリアランスはおっけーっぽいです
最後にハイメカの歯車を掲載します、
歯数は 40 、つまり
1コマずらしで増やすことができるオーバーラップは 18°
FHEカムを使っている場合にはオススメのチューンな気がします
4E純正でのオーバーラップは 4° くらいでしたっけ?
ちなみに、2E純正では 20° くらい

Posted at 2013/05/14 18:57:49 | |
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