仕事でロシアに行きました。
とはいえ、モスクワではなく、ソチの片田舎なのでロシア感はあまり感じられませんでしたが…
しかし、大陸をほとんど端から端まで、時速850㎞/mで9時間飛んだのに、ほぼロシア国内しか飛んでないとは…
全くもってすごい国です。
行ってみて感じたのは、『ロシア語ができれば、相当楽しめるな』ということ。
ロシアは国土が日本の45倍、人口は日本とだいたい一緒というロマンの塊のような国です。
飛行機から見る道路は地平線までまっすぐ、周囲には三日月湖が散在し、ウラル山脈を代表する大小様々な山々が、都市を分断しています。
都市といってもほとんどの街が30万人程度。それも数百㎞間隔。(フライトマップで見た感じ)
ホントにスカスカです。だが、それがいい。
これはクルマ好きからしたら、飛行機で飛んでいってしまうのは、いかにももったいないことではないでしょうか。
人生が150年くらいあれば、5年くらい丸っと無駄にして、ロシア横断なんてやってみたいですね。
もちろん、北米や南米も同様のロマンを秘めているのでしょうが、針葉樹帯の隙間に佇む、無機質な建物とキリル文字が、いかにもな雰囲気を醸し出していました。
また行きたい。
もちろん語学に堪能で、財政的にも余裕があり、そしてガッツと 注意深く思慮深い方ならいまからでも行けるでしょうが、いまの私にはなにもかも足りません。
『山のあなた』
カール・ブッセ(上田敏訳)
山のあなたの 空遠く「幸」住むと 人のいふ噫われひとと 尋めゆきて涙さしぐみ かへりきぬ山のあなたに なほ遠く「幸」住むと 人のいふ
http://www.kangin.or.jp/learning/text/poetry/shiika_D10_2.html
ちなみに初めて乗ったSKODAのタクシーはフロントガラスが割れていました。
でも関係ないらしい。
Posted at 2018/10/16 21:30:20 | |
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