ようやく息子を、足柄峠の一番東の端、松田側の麓にある万葉うどんにつれていけました。
関連情報は食べログの情報を載せておきます。
正直言うと普通のうどんです。ですが、店内で自家打ちしていること、近隣に有る山のおかげで手に入る食材(特にイノシシ)を使っているところが売り。
場所柄ツーリング客も多く、私の行動範囲にあったもので良く食べに行ったとこでした。
初めて見たのは246から足柄に抜けた際に見た謎の手書き看板でした。今は周囲が大分整備され花壇になってたんで最早過去の話のようですが。
バス停「地蔵堂」からちょいと奥に入った場所。
そこにうどん屋「万葉うどん」はあります。
入り口に手製の漬け物や唐辛子なんかも販売していて、店内で使用している練り唐辛子も販売しています。
練り唐辛子ってのは山梨のうどんで使われるアレです。黄色いアレではないです。
辛さがやや抑えられてて、普通の唐辛子より食べやすいですが油断するとがつんときます。
さてそんな万葉うどん、お勧めした人には決して悪い評判はなかったです。
妻はカレーうどんがお気に入りになったようです。
季節ものできのこうどんがあるので、今回それがあれば食べようかと思っていました。
こっちから向かうのなら、東名を松田で降りて下道を行くか、御殿場から足柄越えとなります。
御殿場回りの方がやや遠いので松田から下道を選択。
間違って一度大雄山に登っちゃったけど。
出発からオープン。今日は雲一つなく、風も冷たく気持ちいい…最高のオープン日和と思っていました。
首都高を抜けるまではとりあえずまあまあ。だったのに、東名の大渋滞に突入。
日差しも微妙な高さ、オープンが災いして暑い。非常に困った。
とはいえ松田からは大分ましでしたし、大雄山に至っては気持ちの良いオープンドライブに。
おっと、道を間違えた(大雄山は上でUターンするような道になってます)ので今度こそ県道78号「足柄街道」へ。
国道246号から726はよく使ったルートなので間違うことはまずないんですが(汗)
てなわけで万葉うどん。
遅れに遅れて、一時前。まあちょうど引けたところらしくすぐに入れました。
写真は撮ってません。子供のおもりで精一杯でそれどころではなかったので。
やっぱ子供と二人だと色々辛いですね(爆)
きのこうどんを注文すると、平日のみとの回答……あれ?変わってる。
んなんで仕方ない。とろろうどんを選択。
こんにゃくと揚げのおでんを一本づつ取ってきて(セルフ、適当に取ってきて自己申告?します)食べさせながらうどんを待つ。
手打ちうどんにしては腰はややゆるめ。味もうどん屋のうどんというよりは田舎の食堂みたいなイメージ。
でも、その辺のうどん屋やいきがって日本中から食材を集めたラーメン屋とは違う、何度も食べたくなるおいしさ。
今回はとろろうどんってことで、濃い色のついた山芋が載ってました。かいわれが薬味になっててこれがまた。
ちなみにmy箸もってって一玉(大盛りもしくはおかわり)をゲットしましょう。
私は一度ここでイノシシ鍋で宴会したいと計画していますが、何せアレです。地蔵堂を起点とするバスが極めて奇妙な時間にしかつながっていないので厳しい……むしろ1km更に登ったところにある「夕日の滝」でテントを張ってればできるかな(キャンプで食べに来るってのもアレだが)って感じで。
まあいつか食べたいイノシシ鍋。
で、おなかをふくらせたら件の夕日の滝へ。
あれ?キャンプ場ってか、バーベキュー場的な場所に大量にクルマが。
ここも少しあたらしくなって……る?
なんだかお客が多い。季節的にちょうど良いからなんですかね?
ここ、何度か来たけどこんなお客がいるのは初めてでびっくり。
なんだ富士山餃子って。
ともかく、なんとか見つけた空きにクルマを停車。
子供と夕日の滝へ向かいます。
この先にもキャンプできるようになってます。
舞台も作られていて、ずーっとでかい音で演奏してたなぁ。
橋をわたると川を見たいという子供を撮影
そしてちょこっとした山道を登ります。
うちの子、川が好きだなぁ。
で
あ、ビデオしか撮ってないから滝の画像がありません。
すみません(汗)
そんなこんなで夕日の滝を降りたらちょうど14時。
折り返す?そんな馬鹿な。
久々の足柄峠上り松田から峠への上へ。多分息子は初峠。
きっちりしがみついてろよ~、なんて言って。
松田からの上りは極めて急な上りで、下る方が楽しいし上りではパワーが必要なんだけど、ちょいと回せる速度域でぴたりギアを合わせて行けばガッツリのぼれる。
必要十分なパワーだとどかんと床を踏み抜くつもりで踏み切れるから気持ちいい。
こう、パワーが漏れるイライラがなくて登りやすい。
FFのLSD入りでアウトにふくらむ感じ、アレがないからヘアピン上りは楽だろうと思ってたら、ラグナセカばりのコークスクリュー上りなのでイン側のリアが浮いたらしく、2回ほどエンジン回転が異常化した。
いやはや、LSD入れてやらないとこの手の峠じゃ旋回速度にも気をつける必要があるらしい。
ふむ(にやり)。
登り切ると金太郎の看板。
「ここに金太郎はいたんだよ」
「なんで?」
「生まれたからなんじゃない?」
「生まれたってなあに?」
「えー?」
そんな会話を交わすのは峠の上にお客が色々いたので。
結構狭苦しい道が続くので、人がいる昼間は気を遣います。
で、抜けきったら金太郎富士見ラインと足柄峠に『抜ける』交差点。
途中町並みを見下ろせる綺麗なヘアピンがある場所でNDロードスターが停車しているのを横目に、私は足柄峠目指して下っていきます。
ここ数日の雨や風で落ち葉がたまってるんだろうけど……ってたら案の定。まあここの道が綺麗なことはほとんどないですけどね。
で、がっつり降りて。
御殿場から東名を東に走って帰ったのでした。
足柄峠の上り降りはホント蛇足でしたが、息子は終始何の反応もなかったので大丈夫でしょう(爆)