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父親の古希祝で、初めて金鍋さんにうかがった。

明治時代半ばの創業だとか。




渋い外観は通りかかったことはあったけれど。




中も、すごく歴史ある雰囲気と情緒たっぷり。

すごい。




部屋は「葦平の間」が用意されていた。

若松出身の作家、火野葦平さんがよく利用していた部屋らしい。

掛物も、葦平さんのもの。




名物の牛鍋コース。

（さすが明治の老舗、文明開化っぽい！）

で、お肉は伊万里牛のA5ランクだそう！！


鍋は味噌味、八丁味噌と九州の麦味噌、

そして大豆をすり潰したものが入っているらしい。

仲居さんがずっと付ききりで作ってくれる。





伊万里牛、めちゃ旨！

葱も牛蒡も！




〆は、うどん。

まさに味噌煮込みうどん、のお味。美味い！

新生姜の釜飯に大きな蜆汁。




雰囲気だけでなく、味もたいへん良く

素敵な古希祝になった。

こんな時じゃないと食えんけど、また牛鍋食いたいもんだわ。