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2012年05月23日 イイね!

ABCC MAGAZINE

ABCC MAGAZINE最近、我がAZ-1&キャラを取り上げた書籍が増えてきましたね。
オーナーとしては嬉しい限りです。

その中からこちら、「スポーツ軽自動車 AZ-1・BEAT・CAPPUCCINO・COPEN ABCC MAGAZINE」を買ってきました。


ABCC四兄弟のどれかを偏重したものでなく、満遍なく取り上げられています。
その内容は、適切なチューニング、熱烈なオーナー諸氏とその愛車の紹介(勿論痛車もあります)、ショップからのアドバイス、大切な維持管理、等々…。
果ては、海外での熱烈なファンやオーナーへの取材さえあります。

実に参考になります。
みんカラや他サイトを見ても、適したパーツや具体的な感想、維持するにあたる助言などを綴ったところは、なぜか殆どなかったんですよね。
いえ、あることはあるし或る意味豊富だけど、僕が気になるパーツやデータに限って中々見付けられないし、そもそも紹介や説明すらなく、あってもつっけんどん。
それが、今まで不明だったものが、この本には沢山書いてあります。

これを読むと、あれこれパーツを付けたくなり、何とも目の毒ですw
妄想が広がりますw




全編を通して本書には、ABCC四兄弟への、惜しみないリスペクトで溢れています
正直パーツカタログとしては弱いですが、思想の面が強い傾向です。


当初の平成ABCトリオが新車販売を開始してから、かれこれ21年。

当時は散々色物扱いされ、半ば白い目で見る向きも少なくありませんでした。
当時はまだバブル経済の余韻があり、折角3ナンバーの税金が安くなってより本格的なスポーツカーに乗れるのに、なぜわざわざ好んで軽なんか選ぶのかと。

まだしも、ビートは「ミニNSX」「本田宗一郎最後の寵愛」と呼ばれ、カプチーノは完成度が高く、どちらも高評価でした。
しかしAZ-1&キャラに至っては
 「走るシミュレーター」
 「公道走行可能なカート」
 「スーパーカーを疑似体験」
 「ありあわせのパーツで再構築した低コスト車」
などと揶揄され、車好きの間でさえもそのピーキーさが「サーキットで2~3回乗る分には良いんだけどねぇ…」と敬遠され、トリオの中では最も色物扱いされた記憶があります。
事実、少ない販売台数と短い生産期間が、全てを物語っています。


時は流れて現代。
当時とは打って変わり、今はどこを向いてもエコカーエコカー、ミニバンミニバン。
あれだけ選択に困らなかったスポーツカーはもはや虫の息であり、より本格的な車を求めたら外車に行き着くしかなく、しかしそんな車は税金も保険料も車検代も燃費も維持費も車両本体価格もどれもが桁違いであり、本当に一部のお金持ちだけのものになってしまった。

昨今の四兄弟再評価の機運の背景にあるのは、単純な懐古だけではないでしょう。
軽規格でスポーツカーなんて、日本人の精神風土にも道路事情にも経済事情にも、実は全てに適していたと多くの人が気が付いたというのもあるでしょう。
それも失ってみて初めて。

四兄弟の末弟・コペンも、8月一杯を以っての生産終了が決まっており、しかし後継車は発表されておらず、このままいけば四兄弟の血筋は途絶えます。

だからこそ、維持していく価値が、これらの車にはきっとあるのでしょう。
僕もこの本を読み、自分の車への愛着が一段と増しました。


さあて、パーツ買うために貯金しないと。
Posted at 2012/05/23 17:36:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑誌 | クルマ
2012年04月25日 イイね!

痛車Magazine No.01

痛車Magazine No.01痛車グラフィックス vol.13と一緒にこちら、月刊モトモト2012年5月号増刊 痛車Magazine No.01も買ってきました。
次々と痛車雑誌が廃刊になっていった、或いは一回限りのムックとしてしか出ない中、久々に創刊した、痛G以外の雑誌です。




表紙のせいで、アニメ誌に見えてしまいますねw
発売日は痛Gと近く(痛Gが3月31日、痛車Magazineが4月13日)、版形も同じB5判、ページ数は若干少ないものの並べた際の厚みは殆ど同じ(痛Gが140ページ、痛車Magazineが116ページ)、価格は\100増し。
綴じ込み付録として、『僕は友達が少ない』の、表紙と同じ絵柄の柏崎星奈ちゃんのステッカーが付属してきますが、カットラインがないので自分で切り抜く必要があります。
ページ構成も、一部モノクロページが混じっているものの、基本はフルカラーで、記事内容によって巧く使い分けています。
一見した感じ、唯一であり最大手である痛Gに限りなく合わせています。


肝心の中身ですが……おおっ、これは!(*゚∀゚)
新創刊という事で、様々な試行錯誤を予想してたんですが、いい感じ。

のっけから、トヨタ自動車 86(ハチロク)を用いた、オリジナル痛チューニングカーのイラストが!
86の痛車は、販売直後であり納車はまだなので流石に実在しませんが、イラストとはいえ一番乗り? イラストの強みとして、細部にまで拘り、内装にもやる気が。

紹介の仕方や車種選定、ドレスアップの解説、果てはオーナーの「こういう車が作りたかったから云々」といった自分語りまで、まさに読みたかった内容ばかりです。
デモカーなどの超絶だけど一部の車や、有名なスーパーGT選手権マシンばかりを重点的に取り上げるでもなく、一般オーナー車を満遍なく取り上げているのも好印象。
走行会の紹介においては、車種やチューニングの解説や、サーキット走行におけるルールやアドバイスもあり、いかにも車好きらしい着眼点が見受けられます。
パーツ装着や施工やメンテナンスなど、車を扱う上での実用的な内容も、カラー写真で丁寧に解説。
メーカーやショップの宣伝でも、広告の出し方は、オーナー側にとって知りたい情報として載っているのではないでしょうか。これが痛Gだったら、広告主からの一方的な押し付けでしたからね。

特に僕が感心したのは、60~61ページの、ボンネット裏の断熱材装着です。
見えないし、ドレスアップとしては却って美観を損ねるものであり(よくイベント会場で内部を披露している車がいますからね。中には、ボンネット裏にもカラステを貼ったりエアブラシ塗装している車も)、どちらかというとチューニングカー寄りの発想ですが、車を動かす上で避けて通れないし、何より実用的。


こういうのが読みたかったんですよね~(*´∀`)
今号の痛Gが「痛車である前にクルマ好き」を謳っている割に期待外れな内容であり、そもそも最近はデモカーと広告だけの内容になって久しいので、尚更輝いて見えます。
今号はチューニングカーが中心の内容であり、僕も大好きですが、いずれ痛車で人気の他カスタム(ドリフト、スポコン、VIP、外向きオーディオなど)も取り上げて欲しいですね。デモカーや、フルラッピングや、欧州製高級車を用いたドレスアップカーは、痛Gで散々やっているので回避で。
ショップの紹介も同じく痛Gでもうお腹一杯なので、DIYで施工やカスタムをしているオーナーに取材し、極意を披露してもらうのも面白そう。特にデジタル最新機材を使いこなすよりは、それこそアナログ手法でやっている人を。
付録のシールも、次はフューエルリッド用やリボン型といった、実際に車に貼る事を想定したものを付けてくれると嬉しいし、その方が車雑誌らしいですね。

現在の痛車雑誌は痛Gの独壇場ですが、あちらはすっかり悪い意味で様変わりしてしまいました。なので、それこそ痛Gの牙城を崩す存在になって欲しいです。
取り敢えず、第2号も出るなら購入決定です。
Posted at 2012/04/25 12:21:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑誌 | 日記
2012年04月23日 イイね!

痛車グラフィックス vol.13

痛車グラフィックス vol.13遅れ馳せながら、GEIBUN MOOKS No.843 痛車グラフィックス vol.13を買ってきました。
他の痛車雑誌が2号で廃刊になっていく中、これだけは根強く続いています。
僕自身も第1号から毎回買っています。特に今号の特集は「痛車である前にクルマ好き」との事で、非常に楽しみにしてました。


さてさて、ページを開いてぱらぱら……。

えっ? こ、これだけ…?
ベース車両の解説とか、様々なカスタム痛車を、次から次へと誌面を割いて紹介するのを想像してたのですが、期待は大きく外れました。
ドレスアップカーだったりオーディオカーだったりと、紹介するカスタムの方向性も一辺倒。僕としては、日本車・外車・旧車・EV、スポーツカー・ミニバン・コンパクトカー・軽・セダン・ステーションワゴン・SUV、純正・チューニングカー・ドリ車・スポコン・街道レーサー・クロカン・VIP・ラグ・ユーロ・ローライダー・USDM・外向きオーディオ・レプリカなどなど、満遍なく紹介されているのが理想だったのですが。
こういう内容だったら、バックナンバーで何度もやってましたよね? 今になってわざわざ特集と称する必要があったのでしょうか?
ページ数そのものも少ないので、読み応えもない。

何より、取り上げられている車はショップのデモカーが殆どだったりして、僕にはどれも遠い世界の存在でしかない。
高級車や外車をベースに、大掛かりなオーディオを組み込み、大仰なエアロパーツと大径ホイールで武装し、色とりどりのネオンやLEDで飾り付け、内装やシートを総張り替え、痛ステッカーをフルラッピング…。
確かに華やかで人目を惹くし、僕も大好きだけど、それだけが痛車の楽しみではないでしょうに。

他のページに目を移しても、イベントやミーティングの様子を申し訳程度に紹介するだけで、大半はパーツメーカーやカスタムショップや施工会社の宣伝にページを割いている。

今や完全に御用雑誌と化していますね。読者は置き去りです。少なくとも、僕はそう感じました。


1~2号で廃刊になっていった雑誌が多い中、これだけ続刊できたのは、或る意味広告費を捻出してくれる業界各位との繋がりがあったからなのでしょう。単純に売り上げが良いからといって純利益に繋がるとは限らないのが、大人の世界の面倒臭さですからね。
そして、歴史や規模が大きくなればなるほど、そういった大人のしがらみに際限なく絡み取られてゆく。絡み取られていくからこそ、続刊させる事ができる。以下無限ループ。
その結果、最近の痛Gは、唯一の痛車雑誌として君臨するのと引き換えに、創刊当時の理念を失ってしまった。
今思えば、早々に消えていった雑誌たちには、良い意味での素人目線がありました。

個人的には、普通の車雑誌で、たまに痛車が取り上げられているのを見付けるのが楽しみです。
それでも、丸々一冊痛車が纏められているのは嬉しいですし、まして痛Gは貴重な専門誌ですからね。
半ば惰性ではありますが、これからも買い続けますよ。
Posted at 2012/04/23 18:47:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 雑誌 | 日記

プロフィール

「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
https://option.tokyo/2021/07/03/104493/

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
何シテル?   07/03 23:51
ご覧頂き有難うございます。 色々な方と知り合い、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だったのですが、最近は...
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