
ソニカが世に出た時
ギョーカイのヒョーロンカのセンセーの皆さまも
ソニカが果たした質感の向上や操安性の良さを褒めてくれて
結構良い車だと評価してくれたと記憶しております。
そんな感じでソニカの出来栄えを褒めて戴いたのは
ホントにホントに光栄だったのですが・・・
ここまで来たら・・・もう普通車と差が無いよね・・・とか
デミオやパッソより価格が高いじゃんとか
(全車ターボ付き+ハイグレード相当の装備が全車標準なのに)
そんなこんなで・・・
『もう軽規格は要らないんじゃないのか不公平だ』
『軽規格の存在に意義を感じない』とか言う声が
ヒョーロンカのセンセーとか自動車好きと思しき方々から
チラホラと聞こえてまいりました。
では軽規格は本当に不必要なのか?
私は絶対そうとは思いません。
添付ファイルを見て戴きたいのです。
ウチは普通車のBMWとホーミーは
シャッター付きの幅2.7mの出入り口から出し入れしてますが
ここは縦に2台しか車が入りません。
残り一台分はそのシャッターの有るスペースの横にある
幅が約二間の引き戸(ホント普通の出入口)を開けて出し入れしています。
引き戸を両側開いた間口は約一間(1.8m)です。
前から見た写真ではどれだけギリギリかわかりにくいので
後ろから撮った写真を見て戴ければ
格納したドアミラーと引き戸がギリギリなのがわかると思います。
実はドアミラーが薄いL902Sムーヴから
ドアミラーが分厚いソニカへの乗り換えで
一番心配だったのがこの一間しかない間口に
ソニカの格納したドアミラーを擦らずに入れられるかでした。
(取り敢えずギリギリですが入ったのでホッとしてます。)
しかもこの入口の前は、いきなり4mの市道なので・・・
ホントこの間口に入れるには切り返しをしても軽でギリギリです。
小型車もどんどん肥大化してしまい
こんな一間しかない間口で出し入れ出来るのは
今や軽自動車しかありません。
大昔はサニーやカローラ・・・更に昔を辿ればコロナやスカイラインが
車幅1.5mだったのが今や小型車はみーんな枠一杯の1.7m弱
サニー、ファミリア、シビックの後継車もすっかり肥大化して3ナンバー。
もし軽規格が無くなったら
幅1.5m以内の車なんて無くなってしまうと思います。
こんな感じで駐車事情や道路事情とかで小さな車は結構重宝するのです。
優遇税制がどうとか言うなら
そういう貴方も見栄を張らずに軽自動車に乗れば良いのではないかと・・・。
小型車や普通車は有る意味、贅沢品ですよ。
軽規格が不必要とか言うのは少し乱暴な話だと思ってしまうのです・・・。
軽規格に存在意義は充分有ると思います。



Posted at 2013/06/30 21:20:20 | |
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