新型三菱ekワゴンが展示用に配備され始めた。3B20型エンジンと言えば、アイと同時に開発され搭載されたオールアルミ製、連続可変バルブ制御、3気筒4バルブ0.66Lの新しいエンジンで、メルセデスとスウォッチが共同開発したSmartの第二世代に採用された3B21型0.98Lとは兄弟にあたる。
アイではド・デイオン式で懸架された後輪に寄りかかるように45度傾けて搭載された3B20だが、新型eKではこれを車体前方に垂直に搭載し、FF/4WDという駆動形式が展開される。CVTと組合わされた3B20がどのような感覚を生み出すか、アイ乗りとしては結構気になるところだ。
ご存知の通り、日産の新型軽ワゴン「DAYZ」一族もこれと同様のパワートレーンを積み、シャーシーも共通となる。日産との共同開発が、軽ワゴンにどのような味付けをもたらすか、そちらも興味が惹かれる。
80年代から内心に持つ「ちっちゃなクルマ」嗜好が、環境負荷を誰もが考えざるを得ない現代に於いては、より理論強化されてきた。大人数・大荷物を運ばざるを得ない場合以外では、大きなクルマは暴力的で粗野で時代遅れにしか映らなくなってしまった。
Posted at 2013/05/24 18:21:31 | |
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