
従姉妹の一周忌で房総半島中央部に行って来た。
その後、最近話題の山奥の料理屋を探索。竹林や杉林を縫うような山路を進む。
細い林の中の道をしばらく行くと、素掘りの隧道が現れる。
手で堀ったトンネルに、コンクリートを吹き付けてある様子。
トンネルを抜けた先には、素敵な世界が…。
冷んやりした山の冷気に、炭の香りが心地よい。
ここは、祖母の生家からクルマで15分くらい山に分け入ったところです。
祖母は結婚後は、町の中心に近い、駅から歩いて12分くらいのところに97歳まで住んでいました。94歳までは、裏の竹林で竹の子を掘って、毎年母のところに送ってくれていました。祖母の裏山の竹の子も、今になって思うと美味しかったのですが、子供の頃から竹の子はこういうもんだという意識だったので、美味しいと気づいたのはわずかここ10年ほどのことです。
この写真の平沢地区は、近年とみに竹の子で有名になりましたが、たしかに土が軟らかく、冬は冷え込みますが普段は温暖で、綺麗な水もある土地です。一度煮物で食べたことがありますが、祖母のものと同等か、それ以上の味でした。炭火で焼くだけ、塩だけで食べ比べてみないと、本当の違いは分かりません。
Posted at 2012/05/17 00:07:09 | |
トラックバック(0) | 日記