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塗装業ってのは経験がないのだけれど、受け持っている物件の塗装面積に合わせて塗料を準備して、その必要量を元に塗装費用の材料費を見積もるのでしょう。

だから、塗装途中で「すんませ～ん！ペンキが無くなっちゃたんで仕入れに行ってきま～す！」とは本職の塗装屋さんは言わないと思います。

これはプロモデラーなんかでも同様と思われ、ＯＳＳＡＮのような素人モデラーの場合は“行き当たりばったり”の制作を進めていきますから、突然必要になる材料があったり、作りかけで工具が必要に案ったりとか茶飯事。

今回制作している１／５００スケールの宇宙戦艦ヤマト２１９９は全長が６６６ｍｍもある巨大な船の模型。そもそも船の模型の経験も少ないところに、いきなり巨大な船体ですから、必要な塗料の量が想像がつかずにおりました。

むかしは近所に模型屋さんがあって、「軍艦色ください」なんて言おうものなら、模型屋のおじさんがとうとうと艦船の模型の作り方のコツとか塗料の必要量なんかを教えてくれたものです。

近所に模型屋が無くなって３０年ほど経ちますが、模型を買う＝大型カメラ店に行く　というような構図になっており、しかも「わざわざクルマに乗って行く」ような状況になっております。

そこで今回の作成中に塗料がなくなったわけだが、いわゆる塗料ではない。

ここまで大きな模型だと本気で塗装すると素人モデラーには荷が重い。

そこでプラの素材のままで表面の艶を均一にしてプラスチックらしさを無くするのだが、それに必要な「艶消しのトップコート」を表面にスプレーします。

それがバカデカイ船体ゆえに足りなくなるんです。

もともとケチって使いさしの一本目を使ってそれが無くなり、二本目を買ってきてこれで足りたかと思ったやさき、チマチマとした艤装部分の塗装にかかったところでスプレーからはガスしか出てこなくなってしまいました～

てことで、急遽大型カメラ店へ急行！

画像のチクチクと生えている対空砲火の銃座あたりは三本目のスプレー缶で塗装しとります。


さて、今日は何が足りなくなるかな？

良い天気です。
塗装は寒気をよくして行いましょう。

本日もよろしくお願いします。