羽田空港国際線ビル駅から東京モノレールに乗って向かった先は、昭和島駅
降りると…
東京モノレールの車両基地の一般開放日でした。
当初は、昨日(10月7日)の開催予定でしたが、悪天候で今日に延期されての開催です。
点検用車両の試乗等、車両基地内を楽しめる展示が沢山ありました。
普通の列車の車両基地や車体の製造工場は見学したことが何回かありますが、モノレールは初めてです。
東京モノレールは、跨座式と呼ばれるコンクリート製のレールに車体が跨る形に乗って走る形式のモノレールです。
因みに大船-江の島間の湘南モノレールや千葉市内の千葉モノレールは、懸垂式と呼ばれる、これとは異なる形式のモノレールです。
東京モノレールの開業は、1964年(昭和39年)9月17日
東京オリンピックに合わせ開業しました。
開業当初は、浜松町と羽田空港(もちろん旧ターミナル)の間に駅はなく、また、とても高い運賃設定であった為、今では信じられないガラガラの乗車率でした。
オリンピックの開会に合わせて開業する為、用地買収の手間を省き、京浜運河の上を通す等、高い工事費用も発生し、のちのち経営破綻に近い形で、日立物流等が新会社を設立し支援する等の形になりました(現在はJR東日本がメイン株主)。
一号台車の左下の写真は有名で、東京モノレールと言えば図鑑等でこの写真が使われていました。
車両整備工場内も見学できました。
台車を外した車両本体の下を歩いて見学できるのは、凄いと思います。
普通の列車では、点検用の溝を歩いて車体の下を見たり、クレーンで車体を持ち上げ、台車を外して、台座に乗せたりした後、見ることはできますが、一般の見学会では、危険が伴うこともあり、機会は少ないと思います。
滑り止めの砂を常備しているのは初めて知りました。
東京モノレールの車輪はゴムタイヤです。
レールの上を走るタイヤと側面を走るタイヤがあります。
レールの上を走るタイヤには、車のタイヤと同じく溝があり、スリップサインが出たら、使用限界
もう使ってはダメです(もちろん溝の深さを計り、その前に交換するのが基本)。
レールの側面を走るタイヤには溝がありません。
その代わりに、この虫食い穴の様な穴がタイヤの表面の残りを計る点検口になっています。
降雪時の対応ですが、写真の除雪機を装着するそうです。
これも初めて見ました。
残念ながら点検用車両の試乗は、整理券をゲットできませんでしたが、営業用の2000形に乗って場内を見学する方の整理券はゲットできました。
場内走行の最後は洗車機に突入(^_^)v
動画を撮ってみましたが、これでは良く分からないですね(^^ゞ
その後、グッズ類を購入し、再び昭和島駅から羽田空港国際線ビル駅に戻りました。
昭和島駅では快速の通過待ちをしました。
動画では分かり難いかもしれませんが、京急との速達性競争もあるので快速速いです(^_^)v
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Posted at
2017/10/09 00:21:09