台風24号・25号に注意

既報の通り、大型で非常に強い台風24号が沖縄方面に被害を出しながら九州に接近中です。

気象庁が23:45に発表した23:00の観測データでは、中心位置 北緯 27度55分(27.9度) 、 東経 128度20分(128.3度)、徳之島の西約60kmにあって、北北東に20km/hで進んでいます。

中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速60m/sを観測しています。

また台風25号が発生し、台風24号の後を追う様な気配を見せていいます。
台風25号は、21:00の観測データで、中心位置 北緯 12度50分(12.8度)、 東経 141度30分(141.5度) 、マリアナ諸島付近にあり、西に30km/hで進んでいます。

中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速 30m/sを観測しています。

両方の台風の位置がやや離れているので、藤原効果は発生しないかもしれませんが、要注意です。

日本付近の海水温は、最後の画像（海上保安庁が提供している日本付近の表層海水温の観測データ）をみて頂ければ分かる通り、高い状態が続いています。
従って、台風へのエネルギー供給は続いた状態で接近する為、勢力が急激に衰えることはありません。
また、台風25号が仮に24号と同じようなコースで接近する場合、沖縄近海に至るまでの間に、非常に強い台風に成長するだけのエネルギー供給が可能です。

本州の南岸には秋雨前線も停滞しています。

台風から離れていても外縁の雲、前線の影響で強い雨が降る可能性が高いです。
この気圧配置からすると急激に進路を変えたり、速度を変化させる可能性も高く、最新の気象情報に注意したいです。

台風21号のような、暴風、高波、高潮による被害も心配されるので厳重な警戒が必要です。








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