
2月17日、三菱重工と海上自衛隊は「ひびき型音響測定艦4番艦「びんご」(AOS-5204「びんご」)」の命名・進水式について、発表しました。
以下、三菱重工の発表内容です。
三菱重工グループの三菱重工マリタイムシステムズ株式会社(社長:田尾 晋三、本社:岡山県玉野市、以下、三菱重工マリタイムシステムズ)は17日、防衛省向け音響測定艦の命名・進水式を玉野本社工場で実施しました。
本艦は、令和4年度に三菱重工業株式会社が防衛省から発注を受け、三菱重工マリタイムシステムズにおいて建造中の「ひびき」型音響測定艦の4番艦で、「びんご」と命名されました。
艦名は、瀬戸内海中央部の海域である「備後灘」が由来となっています。
今後、船体・機関・電気など艤装工事を実施した後、令和8年度中に防衛省へ引き渡される予定です。
玉野本社工場における同型艦の命名・進水式は、三菱重工マリタイムシステムズが艦艇・官公庁船事業を承継した三井E&S造船株式会社(当時)が2020年1月に実施した3番艦「あき」に続き4隻目です。
三菱重工グループは、陸・海・空にまたがる防衛装備品事業を一元的に運営し、技術的シナジーを発揮するなかで、機能・性能ならびにコストパフォーマンスに優れた最新鋭の艦艇を開発・設計・建造し、就役後の維持整備および能力向上にも積極的に対応しています。今後もトータルシップインテグレーターとして、省人化や無人化、ライフサイクルコストの低減、早期装備化といった顧客の抱える課題に応え、従来の枠組みにとらわれない新しい自衛艦の開発に注力していきます。
※公表されている「ひびき型」の主要要目は、以下の通りです。
基準排水量 2,850t
あきは、2,900t
主要寸法 長さ 67m、幅 29.9m、深さ 15.3m、喫水 7.5m
主機械 ディーゼル4基
交流電動機2基 2軸
馬力 3,000PS
速力 11kt
主要兵装 サータス装置一式
乗員 約40人
※一番最後の画像を除き、三菱重工のプレスリリース資料
https://www.mhi.com/jp/news/250217.html
海上自衛隊公式facebook
https://www.facebook.com/JMSDF.PAO.fp
掲載の画像を使用しております。
最後の画像は、2024年12月4日に海上自衛隊呉地方総監部で撮影した同型艦 AOS-5202「はりま」
順調な就役に向けた作業の進捗と末永い安航をお祈りしております。
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Posted at
2025/02/17 16:52:58