
既報の通り、10月30日、戦時中、日本の工場等に強制徴用された韓国人の日本企業に対する損害賠償裁判について、韓国の最高裁判所が賠償を命じる判決を言い渡しました。
日本と韓国の間には、戦時中の諸々の賠償・補償、そして、国交正常化に関する条約があるのは周知のとおりです。
日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(日韓基本条約)、財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓請求権並びに経済協力協定)が代表的な条約です。
これら条約に基づき、日本の外貨準備額が18億米ドルしかない昭和40年当時、無償3億米ドル、有償2億米ドル(勿論、ただの一度も返済されていない)、民間融資3億米ドルの経済協力支援を行っており、これが、当時、世界最貧国の1つであった韓国が「漢江の奇跡」と呼ばれる経済復興の原資になったことは広く知られていることです。
これら協定の際、朝鮮半島にあった日本人の個人の財産等の返還について交渉が行われていますが、日本側は、協定の精神に基づき放棄しております。
また、韓国側への個人補償については、韓国側の要望により、先の経済支援を韓国政府が管理する方法で行うことで、日本側の責務を終える形になっています。
ところが、今回の韓国側の対応です。
息をするように嘘をつく生物であり、同じ人類に分類するには、あまりにも人としての道徳、文化レベルが不足していると感じる事件が多々ありましたが、もうこれ以上、人類として扱う必要はないのではないかと強く感じます。
今回の判決の件、「これは条約を白紙にし賠償せよ。でも他の条約(特に経済支援)は破棄するな!スワップ協定も結べ!」が、かの生物の論調のようですが、こんな厚顔無恥な話しは聞いたことがありません。
断交!と言うと、経済関係が…と言う話しが出てきますが、昨年の外務省がまとめている日韓関係のレポートを見ると、2015年の統計で、日本から韓国への輸出は約5.3兆円、逆に韓国から日本への輸出は約3.2兆円
また、素材、部品、生産機械等を日本からの輸入に頼る傾向がレポートされています。
数字だけ見ても断交されて困るのは、どちらの国でしょうか?(笑)
是非是非、全てを白紙にして、条約に基づき出したお金は返して頂き、国内の汚れた血は出て行って頂きたく思います。
それが嫌なら、国際常識と人としての資質を早急に身に着け、戦後邦人に対して行った様々な略奪、暴行行為に対する謝罪と補償をして欲しいものです。
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Posted at 2018/11/01 02:48:52 | |
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