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2013年11月03日 イイね!

■ 兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相 ■ vol.133 ■ より

この国は一体どこへ行くのであろうか?
一日一日過ぎる度に、不安と恐怖が募って来ます。

東電は、11月8日より福島第一原発4号機の燃料プールから
使用済み燃料棒を取り出す作業を開始する予定だが
万が一の事故が起こった際の訓練で、どの範囲迄なのか不明だが
「付近住民へ連絡する」との練習をしたそうだ
つまり…「事故が起きたら教えるけど、勝手に逃げてね。」
という事だ。

海外ではこの博打じみた作業を報道し、不安を募らせている様です。


兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相

一部、加工(太字・大文字 等)を加えてありますが
文章はそのままです。

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◆ 山本太郎の成功と自民党の失敗 ◆

フォーブス恒例の首脳ランキングで
安倍晋三は北朝鮮の金正恩より下位の57位だった。

安倍は現在、中・韓の首脳にまともに話すらできない状態にある。
隣国の首脳同士が話さないというのは異常な事だ。
また安倍は、大金を貢ぐ米国からさえ嫌われている。
つまり外交が手詰まりになっている。

その安倍は日本の軍国化を進め、それに反対する国民への監視を強め
「特定秘密保護法案」などで情報隠蔽に努め
批判を封じ、日本を警察国家にしようとしている。

こういう傾向に中・韓は反発を強めるのだが
安倍は趣味のレベルで政治をやっているのでどうしようもない。

一方、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」の報道の自由度ランキングで
日本の新聞は53位である。

これが世界第三位の経済大国の政治とメディアなのだ。
何という貧困か。これで国民が幸せになれる筈がない。

このコンビにマスコミ鵜呑み度70%の国民が加わる。
この最強最低のトリオで日本は日中戦争に向かっている。
そのための天皇利用が主権回復の日の万歳三唱であり
IOC総会での皇室利用だった。

自民党が天皇の政治利用はけしからん、などといえば
おれのシマを荒らすなと同じ意味なのである。


敗戦後の日本で、米国は揺るぎない日本統治のために天皇を政治利用することにした。
もちろん自民党も一貫して天皇を政治利用して長期政権を保ってきた。
天皇の存在なくして、米国の日本統治も自民党の長期政権も成功しなかったのである。

Facebook、Twitterと、激しい山本太郎擁護が展開されている。
これは世界57位の首相が、国民の棄民政策を進める国会への不満と怒りの裏返しである。

山本太郎の一件で明らかになったことのひとつは
国会議員の広義の秩序が、山本の捨て身の行動で侵され
それに対して野党まで山本批判にまわるという現実である。

選挙中は殊勝なことをいうが、当選したとたん特権階級になってふんぞり返り
国民のために働こうとしない多くの国会議員たち。
民主党や自民党は、選挙のときとは真逆のことを法律化する。
政治家の多くは官僚の下僕になって、保身と次の選挙のことばかり考えている。

国会議員は、国会で地元の陳情を受け、国会で仕事をする。
官僚に頼んで、地元の陳情の実現に手を貸す。
これで存在理由が果たされ、国会の秩序が保たれる。

もともとわたしたちは、かれらの個人的安寧のために投票したのではないのだが
この古ぼけて、陳腐な永田町の秩序が、山本の行動で危機に陥ったのである。

山本太郎が手紙で採り上げたのは、国会議員に見捨てられた者たちばかりだ。
福島第1原発作業員と被曝に放置された福島の子供たち。


国会は、実質的な「自・公・民・維新」の大連立政権
(少数野党無視、国民無視の大増税大政翼賛会)になっている。

国会という無為の牢獄のなかで、
福島第1原発の現場作業員と福島の子供を救うには
現実的には方法がひとつしかなかった。
大政翼賛体制の外で訴えることである。

野党が山本に非常に冷ややかなのは、山本が政治の原点を思い起こさせ、
捨てた国民への優しさを促すからである。

国会議員のなかには家族を外国に避難させている者もいる。
それなら、作業員と福島の子供たちも救うべきなのに、決して彼等はそれをしない。

政治家の多くが、おのれの家族と党員以外には、情報を含めて
決して手を差し伸べない時代に私たちは生きている。

つまり山本は、
「国民なんかどうなってもいい。自分たちさえよけりゃ」
というグローバリストを中心とする、広義のアンシャン・レジームとぶつかったのである。

この事態になることを、彼が当選したときから、私は予想していた。
大変なことになると危惧していたが、その通りになってきた。

彼が気弱になれば、どの政党かに入党することになろうが
それは、彼の死を意味する。

山本の持ち味は、社会的弱者を思いやる、捨て身の熱い言動にあるので
政党の鎧を着ずに、今のスタイルで突き進むのがいいだろう。

何よりも選挙民との連携を大切にすることだ。
「弱者のなかへ」である。

あれほど異常なマスメディアの
メディアバッシング、メディアリンチ、メディアテロを受けた小沢一郎に対して
岩手の選挙民は小沢を支持し続けた。
信じた道を進んだらいい。

ただ、今までにも増して山本にとって国会は居心地の悪いところになろう。
まわりの政治家は選挙の度に入れ替わるからまだいいが、官僚はほぼそのままである。

官僚は小沢や山本のような存在を敵視する。
その人物を知らずに敵視する。
口だけではなく、本気で国民に尽くす政治家。
改革を志す政治家。
これほど官僚の利害に反する存在はない。


かれらが評価するのは、お行儀のいい、無能で無責任な政治家である。
それは官僚に頼らずには政治家として生きていけないからだ。
官僚利権は守られる。

ところで、山本太郎の、天皇への手紙問題で、自民党は明らかに失敗したのである。
自民党が恐れたのは、次の展開だった。

1 山本太郎によって手紙の内容が明らかにされる。

2 それに対する天皇の言葉が明らかにされる。

3 天皇の優しい言葉と、自民党のこれまでの冷酷な棄民政策との乖離が明確になる。

4 自民党が真正の保守でないことが、国民にも世界にも知られる。

すべては園遊会から始まった。
山本太郎は、彼なりに礼儀を尽くして
手紙をうけとっていただけるか天皇に尋ね、そっと渡した。
それをメディアが望遠レンズで撮り、ニュースで流した。
問題はここから後だ。

自民党はこの件を無視すれば良かったのである。

過去の自民党はもっと賢くて
2004年の園遊会で棋士の米長邦雄が
「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」
と話しかけると、天皇は
「やはり、強制になるということではないことが望ましい」
と答えた。

米長は「もう、もちろんそう、本当に素晴らしいお言葉をいただき、ありがとうございました」
と答えた。

手紙こそ渡さなかったが
米長は、天皇に対して、国旗・国歌問題といった高度な政治問題を
「行儀悪く」「非常識に」話しかけている。
しかしこのときは何の問題にもならなかった。
自民党も騒がなかった。
このやり方が賢いのである。

ところが、今回は大騒ぎである。
これでバカメディアも免罪符を得て悪のりし
ついに海外メディアまで採り上げ始めた。

これで山本太郎の処分もなくなった、と受け取るのが常識だが
「行儀悪く」「非常識に」振る舞う自民党のことだから、何をするかわからない。

現在、自民党がとっている山本批判の方法は、
かつて毎日新聞の西山事件に対してとった方法と同じである。

西山事件では、西山の取材のやり方という形式に絞って
自民党は西山を葬ろうとした。

今回も山本が天皇に手紙を渡した形式だけに絞って
それを「天皇の政治利用はよくない」という物語の縫箔で覆って
自民党は山本を葬ろうとしている。

両者とも内容(現実)が隠蔽されている。
今回の場合、大切なのは山本が訴えた手紙の内容である。

今回の山本太郎問題で、「天皇の政治利用」という非難で
公安とマスメディアとが一致していた。
さすがは、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」の報道の自由度ランキングで53位である。
しっかりと脱原発の政治家を監視している。

日本のマスメディアは御用メディアであり、権力ではなく国民を監視する。
重要な局面では検察・公安と一体化する。
マスメディアが山本太郎に向かう視座は、小沢一郎の人物破壊を企てた視座と同じである。

これからも、山本には様々なメディアバッシング、人物破壊が加えられるだろう。
しかしその攻撃とともに多くの仲間が集まってくるにちがいない。
それは何も市民のレベルばかりではなく、県議や市議といった地方政治家も馳せ参じるに違いない。

闘いは長丁場であり、まだ幕は開いたばかりである。
今後も山本太郎の動きを注視していこう。

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兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相
Posted at 2013/11/03 20:15:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   03/23 22:47
秋田県の原住生物(なまもの?)です。 佇むその姿は、さながら… "自堕落なナマケモノ"の如し!(笑) 最近、「働いたら負けかな?」と思うのだが 働か...
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