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妥協王☆ジュンの"エロ彦" [ヤマハ エアロックス]

整備手帳

作業日:0001年1月1日

エアロックス グランドアクシス BW'S100 4VP 全水冷への道 1

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
●全水冷化の開始

KN企画
グランドアクシス・BW'S100系
4VPエンジン用 全水冷シリンダーキット

排気3ポートのボア56mm(117cc)
とても良い商品ではあるのですが・・・
2
●恐怖のヘッド

シリンダー・ピストンが56mmに対して
何故かヘッドのボア径が「55mm」ていう(汗)

KNさんが悪い訳ではないが
これはアレかい?
輸入元の会社の設計ミスですかね??

画像の通り!!
すぐにヘッドガスケットが吹き抜けます。
壊れます。 千切れます。 ダメダメです。

このヘッドだけはどうしようもありません。
3
●オマケ画像

マフラーの中から、LLC(クーラント)がジャバ~~。

ピストンが下死点に向かう時に
破けたヘッドガスケットからLLCを吸い込み
マフラーの中まで浸水

ピストンが上死点に向かうときに
破けたヘッドガスケットから圧縮ガスが水路に入り込み
LLCをサブタンクに押し戻し、水路は「エアー混入状態」

まさに負の連鎖です。
こうしてエンジンが停止した事、数知れず・・・。

本当に本当に、この水冷キットには苦労させられました。
4
●作戦その1

上記で述べた「負の連鎖」から脱出すべく
ヘッドの大幅加工、または他商品との交換を思案。

デイトナの「水冷ヘッド」を、知人より格安で購入。
ヘッドとシリンダーで、別構造にする事に決定!

ヘッドの箱を弄って遊ぶのは、当時1才の坊やww
5
●作戦その2

「ウチはウチ! 隣は隣!!」
小さい頃、よく母親に言われた言葉を思い出し(謎)
シリンダーとヘッドの「切り離し」作戦を実行。

ヘッタクソな図は、手書きCADですので悪しからず・・・

シリンダー側の水路に「フタ」をするからには
LLCの入口と出口を作らなければなりません。

元々のKNシリンダーキットの構造は・・・
シリンダーに入口があり
ヘッドに出口がある商品だったので。

シリンダー側に出口用のニップルを追加します。
6
●分離冷却(?)

そうして出来上がったのがコレ。
エンジンや金属の精密加工屋さんにお願いして
LLC出口ニップルと、アルミのフタを作成。

この「フタ」の部分にも、自分なりの工夫があります。
7
●フタ部分の構造と工夫

画像で見ての通り、シリンダーのフタを載せる部分は
「スリープ」のような形状にして貰いました。

ピストンの圧縮の時にですね
万が一に圧縮が漏れたとしても・・・だ!
この形状ならば、圧縮ガスが水路に入り込みません。

ちなみに。
スリープ形状の肉厚は2.5mmにして貰いました。
アルミのフタは3mmにして貰いました。

※ 現在はさらに凝った加工を施してます。
8
●この形状の利点

ズバリ!
副産物的ではなく
狙い通りの利点です(←嘘 ほんとは偶然ww)

ヘッドガスケットの調整が自由自在♪

ロングクランクでストロークアップしても
厚手のガスケットの追加などで調整が出来ます。

その気になれば、空冷車のようにエンジンを降ろさず
路上でヘッドガスケット交換も出来ます。
Rサスを外して、ケツを超車高短にする事で
エンジン前方が下がるので、そこから気合いで交換。
(立証済み)


・・・・・・・・・・


【つづく】

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