• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ダブクラのブログ一覧

2008年07月29日 イイね!

触れて初めてわかるもの

触れて初めてわかるもの夏空の広がる極端に暑い、
海風さえ生温い、そんな休日。

DY&DEデミオを2台所有する、
物好きにも程がある(褒め言葉)
SOMDさんとミーティングを開催。
楽しい時間、本当にありがとうございました。


詳細は氏のブログをご覧頂くとして。
こちらでは、DEデミオに試乗した感想をば。
試乗車でも滅多にないMT車。

ざっくばらんに、少々辛口になってますが、よろ。



①乗る前に
ナナメ後ろから、俯瞰すると、その抑揚のついたプレスライン、フェンダー、
意地の悪い非直線的なドアノブの配置、セカイのすべてを包み込んでしまいそうなほど映り込みが美しいグリーンのカラー…すべてが見る者の、少なくともクルマが好きな人々の目を釘付けにする。デザインの公式なんぞ知らない素人だが、「うまいなぁ」と呟いてしまう。

それにしても、ランティスと隣に並べると、いかにも大きく“立派”なクルマに見えるから不思議だ。“コンパクト”という言葉は世の移りとともに無常で、数値化できませんな。それでもデミオは、世の中のコンパクトカーでは小さいほうなんだろう。世のクルマは、どれだけデカイんだか。

ドアノブを握り、手前に引く。その手応えや音が非常に小気味よく、
乗り込む前から気分は高揚する。


②運転席に座って
驚いた。前方、極めて圧迫感があり。このピラーの寝方は、所謂“コンパクトカー”とは一線を画す大胆さ。これは、室内空間の広さを求める日本市場では、吉と出るか、凶と出るか。AT&CVTのデミオでは気にならなかったのに。MT操作のため、正しい教科書どおりな安全運転の姿勢で座ると、非常に厳しい。

ランティスやエイトもピラーは寝ているけれども、着座位置が功を奏して、そこまでは感じない。ヒップポイントの高さ、ドライバーの座高の高さと相まって、天井に頭がついてしまいそうである。脚の長い人、小柄な人には、丁度いいのかもしれない。とはいえ、デカい野郎(自分を指す)には、少々居心地が悪い心象を最初に抱いてしまった。


③走り出す
物好きにも程がある、MT車である。クラッチを踏み、1速に入れる。この当たり前の動作を経て、絶妙な位置にノブがあることに気付く。手応えは、軽い。力要らずでみんなに優しい。個人的には、堅く渋って、回転が合わないと入らないような頑固者が好みですが、このご時世、そんな万人ウケしない偏屈が通るわけないですね。

それにしても、アクセルを煽らなくてもクラッチを繋ぐだけで、充分に発進してしまうのだから。

アクセルにそっと足を乗せる。メーターの針がピクンと振り切れる。音が静かすぎて判らぬうちに、意図せずに、しかも簡単に、何のつっかえもなしに、レブにあたってしまう。他所様のおクルマで、大変申し訳ないことをした。いやはや、なんと敏感なスロットルなんだろう。。レスポンスは完全にスポーツカーの雰囲気?

小排気量V6のシフトアップタイミングが身体に染み付いているせいか、街中をフツーに走ることができない下手くそな私。2000回転以下で走るのが難しい(あくまでも慣れの問題ですが)。発進さえしてしまえば、ずっと5速でもいいんじゃないだろうか。

よもや、余程の省エネルギーで、コレだけの出力、これだけの反応、トルクを生み出すのだから、時代の進歩を肌で感じずには居られない。


③コーナーに入り
マツダ車は良心的だなとおもうのは、大抵の車種は、T字型コンソールが左脚のサポートをしてくれること。デミオも類に漏れず。

コーナー中の動きが興味深い。この意図的にロールさせながら安定して曲がっていくこのサマは、アクセラにしても、アテンザにしても、エイトにしても、足の形式こそ違えどどれも似た“味付け”になっているのが、職人技と云うべきか。フロントが軽く、鋭く頭をインに入れていく感じは、ロールセンターがもっと低くければ、正にエイトにそっくり。ただ、腹から肩に掛けて横Gを感じるので、慣れない動きでちょっと怖いなぁ、と(結局は慣れですが)。


④減速す
穏やかです。まろやか味。ひょっとして、従来の初期制動の敏感さにクレームでもあったのでしょうか。性格的には似つかわしくないベリーサの方が変に鋭かった気がします。当然ですが、踏めば効きます。街乗りレベルでは本来秘めている性能はわかりませんね。


⑤後席にて
SOMDさんに運転を委ね、後席に座る。Bピラーが頂点になっているためか、邪魔なのはヘッドレストだけで、思いのほか視野を広く感じる。安心感、落ち着きさえある。足元も不満ない。急激な路面の凹凸では少々バタつく(元来のマツダらしい脚の動きで懐かしささえ感じる)ものの、そのほかは概ね乗り心地もよく、乗客でも安定感を覚える。実用充分な空間だけに、アシストグリップがないのが、最大の不満。

⑥荷室を眺めて
やはり、デミオはデミオはなくなったな、と思わせる最大の部分。DYまでの広々サイズで、シートアレンジは、他の追随を許さない筆舌に尽くしがたい利点であった。これは、商用車として売るには厳しいなぁ(作り手は「そういうクルマじゃない」と思っていても、売る側的には一番売れるターゲットだっただろうから。…そういうニーズは、ファミリアバンに移行せざるを得んでしょう)。

とはいえ、もう一度、ナナメ後ろから眺める。何度も溜め息が出る。
クルマがすきです、運転がスキです、と体現しているような存在。

それにしても、これだけ物好きなクルマ、日本じゃ売れないんじゃいだろう、
という心配というか、もはや諦念というか、そういう類いに苛まれる。
アピールポイントは多々あれど、“コンパクトカー”という
既成概念に落とし込まれた途端、これは、どれだけのアピールが人々に伝わるんだろう。
正直、フィットの圧勝なのは、まぁ、目に見えているというか。
ま、判る人にだけわかればいいのかな、この日本では。

ほんとうに、この値段で、よく出来たクルマだと思う。
最新のクルマは、こういうレベルにあるのか…目から鱗だった。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

第一部・完
Posted at 2008/07/29 00:29:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | mtg | クルマ

プロフィール

「純連の当時写真にBGファミリアセダンのお尻が。」
何シテル?   12/13 19:35
●ウチのランティスは墓場まで乗って逝きます。 5ナンバーサイズにV6-2L。そして、機能的なクーペデザイン。 もう二度とこの世に生まれない、或る者には価値あ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2008/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

ランティスMTG 補講 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/13 22:02:19
ランティスMTG 座談会メモ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/13 22:02:12
20年前の思い出 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/23 20:50:52

ファン

90 人のファンがいます

愛車一覧

マツダ ランティス マツダ ランティス
1993年8月20日 防府生まれ ↓ 1993年9月 広島で登録 ↓ 2004年5月 登 ...
マツダ ペルソナ マツダ ペルソナ
2016年、ついに出逢えました、マツダ ペルソナ。 とあるペルソナ情報通からのタレコミを ...
マツダ ペルソナ マツダ ペルソナ
「僕の趣味は、ペルソナです」by奥田瑛二 親父が乗っていた、思い出の一台。 私が幼稚園 ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
ただただ、デザインに惚れました。 マツダ ロードスター クーペ (そこそこ)新しいのに ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2018 Carview Corporation All Rights Reserved.