
S3のコーティング補修のため代車の日本のベストセラーカーであるプリウスに25日間も乗った。インプレッションを書こうと思いつつも漫然と日にちが過ぎていく。
一言で言えば「いい人なんだけどねえ」。
悪くはないんだがワクワクするようなときめきは微塵も無く、恋人には向かない。これがどうにもこうにも筆が進まない原因だった。
未来志向の外観デザインだがエッジの効いたプレスラインなど無くだんだんゆるキャラっぽく見えてきて返却する頃にはすっかり飽きてしまっていた。
TNGAの恩恵だろう、ボディ剛性も先代よりも向上しているらしい。ただ、レーザー溶接ではなく、スポット溶接と接着剤多用。ルーフ両サイドを前後に埋める黒い樹脂がボロ隠しみたいで興ざめ。
塗装の質感、ドアの開閉、シートの出来、内装の質感、スイッチ類の操作感はそれなり車格なりか。
セレクターレバーがバネ仕掛けみたいでおもちゃっぽい。
ハンドルの遊びがやや多く反応もやや鈍いが直進安定性はまあまあ。ブレーキの利きもまあまあ。
当たり前だが発進は極めて静かでスムーズに加速していく。うまく味付けしているのだろう、NAエンジンのCVT車のアクセルを踏み込んだ時にエンジン音だけブーと言う割にはさっぱり加速しないネガは軽減されている。
走行中のエンジン始動も気付きにくい。パワーフローを示すインディケーターで初めてわかるほど。タコメーターも無く、エンジンの存在を隠したいのだろうか。停車時充電量が少ない時にはよくわかる。停車時充電量が十分な時はエンジンは止まっており静か。通常のアイドリングストップと違ってエアコンも効くのがありがたい。
15インチ、エコタイヤの恩恵もあるのだろう、乗り心地は極めて良く、走行安定性も悪くないが逆にハンドルにに伝わる路面情報が希薄である。
80km/h以上で走行安定性が少し心許無くなってくる。峠を攻めたり、高速をかっ飛ばしたわけではないので評価はできないが、街乗りでは以前のトヨタ車にありがちなグニャグニャユルユル感はかなり払拭されている。
25日間で595km乗ってガソリン消費33L。18.0km/Lでカタログ燃費の半分。ただ、無給油で800kmくらい走れるので気が楽。今回は通常よりも走行ペースはかなり低く半分ちょい。知らず知らずのうちに運転があまり面白くないことを感じ取っていたのかな。
プリウスに宿命付けられているのはカタログ燃費であり、搭載されているのは1.8Lのミラーサイクルエンジンで98ps、142Nmでしかなく、不足分をハイブリッドシステムで補おうという魂胆なのだろう。
では、通常のエンジンのみの動力源でも十分だが、モアパワーを上乗せする目的のみでハイブリッドシステムを搭載している車はないのかということでレクサスディーラーに乗り込んでみたものの雰囲気が肌に合わずすぐに退散。
あっ、GOLF GTE やPASSAT GTE、 AUDI A3 e-tron があるじゃないの!
GOLF R やAUDI S3 のハイブリッドが出たら凄いことになるなあなどと妄想してしまいます。
Posted at 2018/06/18 02:42:28 | |
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