カスタムと言っても車の事ではありません(-.-)
最近、超望遠レンズで撮影する事が多いのですが、何と言ってもネックなのは重さです。
カメラ+レンズで5キロ近くになるので長時間手持ちで撮影するのは困難です。
なので通常は一脚を装着して撮影に臨みます。
オーソドックスに三脚座のねじ穴に直接一脚を接続したところです。
一般的な使用法ですが、この状態だと高い位置の被写体や、逆に高い位置から低い位置の被写体を撮影する時など撮影しづらいと言うか不安定なのです。
という訳でネットで色々調べた結果、超望遠レンズの重量に十分耐えうる一脚用の雲台を見つけました。
KIRK社製の一脚用雲台、
MPA-2です。
36kgもの機材をお辞儀することなくロックできるという実力は一脚用としては十分過ぎるほどの数字です。主要な部品は非常に軽量で強度はジュラルミンに匹敵する航空機用6061-T6アルミ合金から削り出しで製造されており、ネジ類は錆の心配もないステンレス製となっています。
しかし、この雲台はネジ式ではなく小型の万力のような感じで左右から挟みこむようになっていて、取付には専用のプレートが必要になります。
ちょっと見づらいですが純正の三脚座は3/8サイズ、1/4サイズのネジに対応しています。
雲台MPA-2を使用するためには専用のプレートが必要なのですが、接続箇所が多くなれば、その分安定性を欠き重心も高くなってしまいます。
それらの不安要素を解消させるべく、三脚座のレンズフット部分ごと交換します。
KIRK社製の
LP-55SGです。
3/8サイズ、1/4サイズのネジにも対応していますが、プレートを使用しなくても雲台のクランプで直接挟めるような構造になっています。
左が純正、右がKIRK社製のレンズフットです。
デザイン的には純正のほうが断然好みなんですけど。
レンズに装着したところです。レンズの取説には「自分で交換しないでください。」と書いてありましたが普通に六角レンチで交換できました。
ネジが緩むことがないようにロックタイトの「ねじロック」をネジ穴に塗ります。
雲台に取り付けたところ。ガッチリと固定できます。
難点を言えば、一脚直付けの時より担ぎづらい事です。ゴツゴツして肩が痛くなります。
いよいよ来月は
「2014FIA世界耐久選手権 富士6時間耐久レース」を観戦に行きます。楽しみです。