2005年07月08日
骨は折らないに越したことはない。(R18指定)
昨日、足の骨を折ったときのおばかな話をアップしたんだけど、そのリンク話を少々。
一時間ほど保健室にいた後、6時間目に授業のない先生がK坊を病院へ連れて行ってくれることに。
その先生、I先生は娘を全日本のポケバイ選手権で20回以上優勝させているモータースポーツの鬼で、授業でも芝刈り機のエンジンを解体・組み立てしたり、教室の裏の「金工室」を占拠してポケバイを製作していた(笑)
そんな先生の愛車は、ポケバイ転戦用のハイエーススーパーロング、当然椅子なんてまどろっこしい物は取っ払っていた。
これにK坊を担架ごと乗っけて運搬しようという計画らしい。
ところが
「あ、担架の足が微妙にはみ出てハッチが閉まらないね。」
いや、それなら担架からおろしてくれればいいから…!
「しょうがない、救急車呼ぶかね。」
いやぁぁぁ!!!
実はK坊、すでに中学に二回ほど救急車を呼びつけた「常連」常連だった。
そのことは学校の先生みんなが知るところだ。
119に電話する(いや、救急ではないんだが。)技術科教師の口の端っこが楽しそうに笑っていた。
一年に一回、救急車を呼ぶ男。
そんな伝説を中学に残したのも、今となってはいい思い出だ。
そして病院。
悪夢はここに待っていた。
K坊の足は、足首の少し上で大きくねじれて太い方の骨も細いほうの骨も折れていた。
先生いわく「ねじれダブル骨折」だそうだ。
で、ねじれたものを正しい向きに修正して、骨と骨を密着させてからギブスで固定する必要があるという。
それなら向きを直さないとね。
と思った瞬間。
「ちょっと痛いよ~。泣き叫んでもいいけど動かないようにね(ニコ)」
泣き叫ぶってどういうこと!?
その疑問は、瞬時に解決した。
ギギギギギギギギギギギギギギギ
「にぃぎゃぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁああぁっぁあ…」
あれほどの痛み、人生21年であの一度きりだ。
簡単に言ってナイフでぶすぶす刺された上からプレス機械につぶされているようなものだろうか。
先生の額と腕には血管が浮き出るほどの力が込められ、看護士さんが二人がかりで両腕を押さえつける。
もはや苦しみの逃げ場は口しかない。
とりあえず、叫べる限りの声で痛みを表現した(笑)
恐怖の時間は数分間続いた後、いきなりの終焉を迎えた。
と思ったら先生、
「もう少しかな~♪」
なんていってまたいきなり力を加える。
恐怖の修正が数回加えられ、K坊の口からやや透き通った自分がはみ出て旅立とうとしたころ、今度こそ終焉を迎えた。
この時期になるとあの痛さを思い出す。
正直言って、結構トラウマになった。
骨は折らないに越したことはない、としみじみ思うんです(>_<)
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Posted at
2005/07/08 13:52:21
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