2005年10月19日
復活!
なにがって、TBS系の番組に、かの「まんが日本昔話」が復活をしたんです!
たった二人の声優により語られ、単純なアニメーションによる、シンプルな昔話。
昔話は、子供に対して勧善懲悪や、道徳などの倫理観を育むには持ってこいだ。
元々は地域の人々や老人、語り部が伝えて来たものだが、他人との付き合いが粗野になりつつある現代では、どうしても希薄になる傾向にあった。
そんな昔話を後世に伝えるにも、自分自身の教養を育むためにも、この復活劇は大歓迎だ。
今度はいつまでも打ち切りにならないで、サザエさんやドラえもんに次ぐ長寿番組になってほしいな、と思う。
そうそう、番組で紹介されていた「かぐやひめ」、実は古典「竹取物語」ではもう一味あるんです。
月に帰ってしまった姫の置き土産は不死の薬。
でも、姫がいないのに永久に生きるなど、爺、婆ともに望まず、姫を守ろうとした皇子に薬をあげてしまうんです。
さらに、皇子も同じ思いで、せめて月に一番近いところで燃やそうと、一番高い山に登って薬を燃やすんです。
その山こそ「不死の山」すなわち「富士山」で、当時活火山だった富士山の煙を、その薬が燃える煙に見立てたんですね。
おそらく、子供のなんで?に答えるために、大人達が考えたんでしょうね。
だから、いまだに作者が不明なのかと(^^)
なにはともあれ、まんが日本昔話、復活大歓迎です♪
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Posted at
2005/10/19 21:25:36
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