
今日も学食で昼食を食べたんです。
足がズキズキする…(泣)
今日はポークソテー(280円)とSライス(100円)だったんで少し少なくてすぐ食べおわってしまったんです。
で、学食のプレートは、奥の洗い場のところでベルトンコベアに乗せると運ばれていくと。
実はそこにいやな思い出があるわけで…。
それは大学一年の夏のこと。
当時大学にはいって初めての夏休み(とその前の期末テスト)を前に、親友二人と夏休みどこにいくか相談しながら学食を食べていた。
何を食べたかは覚えてないけど、この頃はかなりリッチだったので、一食600円くらいを上限にしていた。
そのとき、議論していたのは夏の伊豆で野郎三人で泳ぐか、夏の蔵王に登って涼むかだったと思う。
議論は海でナンしたいAと山でストイックに過ごしたいS、それにとりあえずコルサに乗っていたいK坊の三すくみとなり、平行線をたどった。
「いい加減海でいいじゃん!」
AがK坊の携帯をいたずらしながら言った。
きーん、こーん、かーん、こーん
3限スタートの鐘が鳴る。
「しゃーない、次の心理学の授業中に考えようぜ」
そう言って、三人で手早くトレイをベルトコンベアのところに運び、片付ける。
振り返って授業のある11号館に向かおうとしたとき、自分の左ポケットがスースーすることに気づいた。
携帯を忘れた!
とっさにいやな予感がしてベルトコンベアの前に戻る。
自分たちの乗せたトレイがすでに端のほうに進んでいた。
そこに、Sが電話をかけてペカペかアンテナの光る(高校の当時に流行っていた)携帯が…!!
待って!
ベルトコンベアの人並みを押しのけて頭から突っ込むがすでに届かない。
あわててすぐ横の生協従業員が出入りする配膳室の出入り口に突入してベルトコンベアの先へ目を向けた瞬間。
時間が妙にスローになった。
ベルトコンベアの終着点、それは水のたまったシンク。
ベルトコンベアの端っこまで来てバランスの崩れたトレイが、シンクに向かって傾く。
そこに乗っていた携帯もするっとシンクに向かっていく。
あぁぁ…!
せっかく高校の卒業でいろんな娘からアドレス聞いたのに…。
せっかく高校でできた友達のデータが入っているのに…。
せっかく塾で知り合った気になる娘(今の彼女)に番号とアドレス聞いたのに…。
すべてが走馬灯のように過ぎ去った瞬間、携帯は無情にもシンクに沈んだ。
高校1年の秋に買ってから一度も機種変更していなかったので、バックアップデータはなかった。
今でも、このせいで連絡のつかなくなった高校の友人手のてのは結構いるんですよね。
ほんと、モバイルの恐ろしさを痛感した出来事でした。
Posted at 2005/07/01 18:25:46 | |
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学食最高! | 日記