2006年01月10日
おかげさまで、何とか1月8日付けで7年間お世話になったレストランを卒業することになった。
その時はあっさりと訪れた。
年が明けて、新しくシフトを組みなおしながら、ほかのバイトの後輩たちに
「おれ、来週から忙しいから、来週の火曜からこのシフトに変えてもらっていもいい?」といったら、そのまま通ったからだ。
思えば、中学三年生の三学期から(もちろんフィクションですよ…フフフ)毎週土日を中心に、週3~7回、月収平均5万円。
よく考えたら、ありえない回数働いてきたのだなぁ…。
物静かでかっこいいように見えてスケベ関西人のマスター、めちゃめちゃ仕事ができて尊敬した先輩のHさん、初めて花子さんを見かけた時に気絶までしかけたKさん、まったく洗いものをやりたがらないNさん…(笑)
いろんな人たちに会ってきたなぁ。
そして(--メ)なお客さんや、やたら大食漢なお姉さま、見栄っ張りのおぢさん、毎回違う外人の女の子を連れてくる金持ちのおぢさん、それに花子さんとの死闘。
今思うと、ここでしか味わえないことって、たくさんあったんだなぁ。
最後の賄いは、マスター特選の、国産牛のサーロインステーキだった。
この店は、本当に賄いがうまい。
最後に、マスターと乾杯の杯を交わして、一礼して、店を出た。
マスターの前では恥ずかしかったので、今度は真剣に、店の中のマスターのいるだろう方向に向かって、お辞儀をした。
マスター、本当にありがとうございました。と。
今度は、自分が常連さんになって、次のバイトの子たちの経験になっていくいくのかな…。
自転車をこぎながら、そんなことを考えた。
頭の中では、BGMに「上を向いて歩こう」が流れていた。
Posted at 2006/01/10 10:39:35 | |
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珍客万来レストラン記 | 日記
2005年12月11日
年内でバイト先のレストランを辞める旨を伝えてから一ヶ月。
顔なじみの常連さんが、代わる代わる来ては、名残り惜しんでくれた。
毎週、君の営業スマイル(笑)を見て和んできたから、いなくなると淋しいよ、と。
嬉しくて、ニヤニヤとしてしまった。
暇になって、先に上がらせた後輩に、帰り際、引き止められた。
本当に辞めちゃうんですか?と。
嬉しくて、胸が詰まった。
閉店後、マスターにこれまでを振り返って、労われた。
お前は人当たりがよくて、よくやってくれた。代わりが滅多にいない人材だから、辞めてからも頑張れよ、と。
お世辞とは分かっているが、これまでの六年半を思い出して、感傷に浸った。
家に帰ってくるま道すがら、自転車を漕ぎながら、涙を流した。
この六年半、どれだけ価値のあるものだったかを実感して。
そして、これまでを思い出しながら、涙が止まらなくなった。
みんな、本当にありがとうございました、と。
あと半月、精一杯の感謝を、働きで示そう。
そう、また胸に誓った。

Posted at 2005/12/11 23:55:57 | |
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珍客万来レストラン記 | 日記
2005年11月20日
それは、昨日の夜の最後のお客さんだった。
オーダーストップ間際にやって来た、いかにもバカップルな雰囲気の男女。
看板メニュー「タコスセット」たのんで、料理を半分こして食べたりしていた。
しばらくすると、なにやら不穏な雰囲気が…。
「やめてよ!何でいつもそうなの?」
「しょうがないだろ、あと一口ぐらい…」
微妙な痴話喧嘩だ…。
「もう、ホンット信じらんない!もういい!!」
女の子が、バッグと上着を手に取って、外に出ると、男が「勝手にしろ!」と怒鳴る。
女の子は、本当に車にエンジンをかけて、出ていってしまった。
…問題は残された男だ。
怒鳴るようにビールを注文しては、一気に空ける。
しばらくして、閉店の時間。
「あの、申し訳ありませんが、閉店の時間になりましたので、お会計の方をさせていただいてよろしいでしょうか?」
「勝手にしろよ!」
ピッピッ…ピッ
「お会計、四千二百五十円になります。」
そのとき、男が「あ…」と呻いた。
どうも財布を車に置いたままだったらしい。
「ではお会計どうしましょうか?」
「ちょっとすんません…」
いきなりあわてて弱気になった男が、携帯で連絡を試みる。
「さっきは悪かったから戻って来てくれよ…」
『嫌よ、あんたが勝手にしろって言ったんでしょ!』
↑相当怒鳴っているのか、K坊にまで聞こえてくる
「お愛想出来なくて困ってるんだよ…」
『勝手に困ってればいいでしょ!』
「さっきは悪かったよ。好きなのはお前だけだし、俺が食い占めたりしないからさ…」
『あたしだって大好きだけど、卑しいのは嫌い。』
しばらく、痴話喧嘩が続き、一時間後、店の前にワゴンRが戻って来た。
「○○!」
「△△!」
店の前で、抱き合う二人。
ハートマークを撒き散らしながら、二人は店内に戻り、会計を「私が払うわ」「いや、俺が…」なんてラブラブ話しながら、会計もそぞろに、夜の街へと去っていった。
…。
時計は、閉店時間から一時間半経過した時間を指していた。
痴話喧嘩はうちの店以外でやってください…。

Posted at 2005/11/20 15:37:34 | |
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珍客万来レストラン記 | 日記
2005年10月23日
今のアルバイトは、塾を残してみんな12月いっぱいで辞めることにした。
家庭教師、大学での窓口職員、そしてレストラン。
どれも、思い出が沢山あって、ず~っとやめないで続けたかった。
でも、もう大学四年生。
就職だって決まった身だ。
特にレストランは、高校一年になる前から働いていて、もうかれこれ六年半、七年近くになるだろうか?
参議院議員だったら相当な退職金がついていることだろうと思う。
高一のまだナヨっちくて、人前が苦手だったK坊に、マナーや常識、礼節を沢山教えてくれた。
今になって、どれだけ楽しく働かせていただいたかと思う。
あと二ヵ月、ちょっとでも恩返ししなくては。

Posted at 2005/10/23 14:27:59 | |
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珍客万来レストラン記 | クルマ
2005年10月02日
レストランでアルバイトしていたときのこと。
土、日に食べに来る、常連さんのが来た。
ここはお父さんがタコスとハンバーグ、お母さんがセットものを頼み、まだ三歳くらいの女の子が、お母さんのセットのカレーを食べる。
だいたい、同じオーダーだ。
いつものように、タコスとハンバーグとカレーをマスターと作り、手早く差し出す。
すると…
「ヒリヒリする~(>_<)」
女の子が、いきなり訴えた。
???
いつもと同じ味付けだぞ??
頭の中で、混乱する。
お父さんもお母さんもびっくりして困惑気味だ。
ふとそこにマスターが、
「あぁ、味をひとつ『理解』したんですよ。」
と言った。
そうか、小さいうちは味覚が発達していないので、味よりも食感で判断すると。
だから、今までは味もわからずに食べやすいものがおいしかったのが、成長して刺激を感じるようになったのか。
あまりに突然でびっくりだけど、人の成長を目の当たりにするなんて、あまりないこと。
思わず嬉しくなった日曜の昼だった(^^)

Posted at 2005/10/02 14:44:39 | |
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珍客万来レストラン記 | 日記