2005年04月14日
ミラターボに乗り始めて一年、様々なところに共にでかけた。高校に内緒で車で行き、意中の女の子を捕まえては家まで送ったり野郎四人狭い車両に乗り込んで凍結してる箱根を攻めたり。
大学にはいってからはいっそうあちこちに行くように。
バイトを増やし、それまでほど乗れなくなった代わりに、乗るときはどこまでもいく。
今の彼女とも、そんなデートを何回楽しんだろうか(^^)
そんな乗りかたをすると、必然的に走行距離はがんがんのびて、乗り出してちょうど一年で走行は八万㌔を越えた。
四万㌔で乗り継いだので、一年間で四万㌔のった計算だ
そして七月、支那そば屋の本店にラーメンを食べに行った帰り道のR134。
鵠沼街道からR134に入ってすぐだった。
段差に乗った瞬間、
「グシャ」
何とも言い難い、何か硬いものが擦れ、潰れるような音がした。
その瞬間車体が左に傾き、スピン。
車は180゚回転し、後続を巻き込まずに歩道に乗った。
「いてて…」
家族はミラで固まっていたが、K坊は急いで足回りをチェックする。
左右の車高が違う。
前後も違う。
すぐに足回りだとわかり、JAFに連絡。生まれて始めて、愛車を見送ってタクシーで家に帰った。
数日後、ダイハツから来た連絡は、一週間前では考えもしなかった内容だった。
「サスが全部ダメ。特に左フロントと右リアは致命的で、交換必至。さらに右フロントはシャフトが破損、全修理で15万、暫定修理でも10万。半年後の車検までにマフラーも交換しなければならず、左フロントタイヤもバーストしたのでせめて前二本のタイヤ交換、エンジンにも痛みが来ていて直したところであと二年持たないんじゃないか」
事実上の再起不能宣言だ。
その査定が信じられなくて、兄のトヨタカローラに搬送してもらって再査定を出すが、結果は変わらない。
今までの自分の運転がここまで愛車を痛め付けてることに気付かず、バイクと違ってオイルと空気圧以外特にメンテしていなかった事実だけが重くのしかかる。
中学三年生の夏の大会が出られないと決まって以来、初めての悔し涙が出て来た。
そして、今までの自分をただただ呪った。
結局、数日悩んだ末に出した答えは、当然とも言える「乗り換える」だった。
それから数日で、ミラは下取りとしてトヨタに引き取られ、担当の営業の計らいで暫定修理をして「売り」に回された。
ロシアやアジアでの需要があるということだった。
次に買ったトヨタのコルサでは、もう二度とこんな別れ方をしたくはない。
そう思い、それからは月に数回の洗車とともに点検整備を欠かさないようにしている。
ミラは自分にそういった警告を遺して、K坊のもとから去っていった。
その教訓は今でもしっかりと胸に残っているし、これからもメンテナンスを欠かすことはないだろう。
そういう意味でも、まさに愛車として尽くしてくれたミラ、本当にありがとう。
以上、おしまい。

Posted at 2005/04/14 20:45:07 | |
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おもひでほろほろ | モブログ
2005年04月14日
いよいよ、決戦の土曜日がやってきた。
バイト先のレストランには許可を頂き、勉強も予定の幅を終わらせてこの日に備えてきた。
なにより、かって一週間まともに乗っていなかったんだから、期待は膨らむばかりだ。
メーター類をあらためて見渡すと、ブーストメーターや水温計といったものは取り付けられておらず、街乗りで加速に困らないようにつけられたターボなんだということに気づいた。
それに加えて、「あくまで軽」「スポーツバージョンだけどスポーツカーではない」といった先入観もあり、正直言ってなめてかかっていた。
ところが、いざ信号変わってフルスロットルをかますと、意外に凶暴な一面が垣間見えた。
とっとっとっとっと…
ぶおぉぉぉん…
グオッグアァァァン!
↑排気音、エンジン音ね。
フルスロットルをくれた瞬間は結構ジェントルな加速かと思ったら、次の瞬間には体が後ろに移動する感覚がするではないか。
バイクの加速と同じ感覚だ。
多少のタイムラグはあるものの、ほぼノンストレスでフル加速に突入する。
すぐに次の信号待ちの車に追いついたのでブレーキング…
…。
…。
とまらねぇぇ!
兄貴の彼女の友達はぜんぜん気にしていなかったようだが、この車、予想以上にブレーキが効かない。
危うく前者のおしりに情熱的なタックルをかますところだった…。
加速性能とブレーキ性能はある程度つかめた。
今度は高速だ。
今回のルートは、K坊の自宅から西湘バイパスにのり、早川で降りてターンパイクへ、そこでワインディングを試して静岡の祖母の自宅を目指す、というものだった。
早速西湘に乗って右車線に入り、大磯を過ぎたあたりでまずフル加速。
軽さからか、小排気量、66馬力もなんのそのでぐんぐん伸びる。
最高速は150㌔㌘位だったろうか。
そのスピードまで出ると、エンジンの前に足が悲鳴をあげる。
ハンドルは激しく震え、段差に乗るたび、地面の割れ目に落ちたかというほどのショック。
これはなかなか苦しい高速クルーズだ…。
橘で料金を払い(150円←軽は安い♪)、再度加速…というところでマスクマン発見、急減速して早川まで追走。。。
気を取り直して、今度は箱根ターンパイク。
適度に長い直線と幅の広い道路、そしてキツイコーナー。
そのどれでも、加速性能は文句のつけようがない、バイクと違って、「こける」心配がないのだから、コーナーリングもそれほど怖いと思わない。
ただし、ブレーキに関してはぜんぜん効かないので怖くてしょうがない。
この車、軽としてはビートやカプチーノ並みに早いのではないだろうか。
結局、一日かけたドライブはあっという間に終わってしまったが、それからというもの、勉強の合間の休憩の時間になるたびにミラで出かけるようになった。
結局受験は一般前期試験で落ちて、センター利用入試で落ちて、特別入試で落ちて…だめかと思っていた最後の後期一般試験で何とか志望大学に合格を決めることができた。
きっと、受験勉強の孤独な持久戦を乗り切れたのはミラという息抜きがあったからだろう。
今思っても、夏休みのあの心理状況で、耳から血を流すまでの勉強をただ続けたからといって、大学合格にたどり着けたとは思えない。
勉強の成果を最大限に向上させるのは、適度な休憩だということ。
これは大学の四年になった今でも、自分の胸に教訓として生きている。そういった意味ではミラなしに今の自分はありえなかったんだろうな。
Posted at 2005/04/14 18:51:27 | |
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おもひでほろほろ | 日記
2005年04月14日
さて、受験勉強のせいでまともに長距離ミラターボに乗れないでいたK坊。
限界はすぐにやって来た。
当時の生活は夏休みなので学校には行かず、
六時ごろ:起床
~八時:朝食、着替え、歯磨きなど
~12時:日本史、政治経済
~13時:昼食
~17時:古文、漢文
~19時:二時間休憩(大体寝る)
~20時:夕飯、風呂
~24時:英語、現代文
~27時:英単語、熟語、古典単語
27時~六時:睡眠
というのが月曜から金曜の平日スケジュールだ。
ちなみに、土日はレストランでアルバイト、帰って来たらひたすら勉強、というスケジュールだったわけだから、なかなかにハードな生活だったと言えるのではないだろうか。
その隙間をぬって、ミラに乗るのはさりげなくかなりきつい。
それでも、ミラに乗りたい気持ちが強かった。
んで深夜の単語練習中についついウトウトしちゃったんです。
その居眠りの夢の中で、K坊はビンゴだか福引きで車が当たり、大喜びてキーを渡される。
そのキーを持って引き換え所に行くと小さくてかわいい軽自動車が置いてある。
大喜びでみんなに「ありがとう」といい、乗り込んだ瞬間に目が覚める。
「あ、うとうとしたんだ」と気付いて気を取り直して単語ノートを見ると、そこには
「ミラをありがとう」とミミズののたくったような時で確かに書いてある。。
それほどミラに乗りたかったのか、俺。
やっとそれを自覚したK坊は、ドライブの準備のため、その週のバイトのシフトを交代してもらい、土曜をオフにして準備を整えた。

Posted at 2005/04/14 15:26:23 | |
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おもひでほろほろ | モブログ
2005年04月14日
恋ははかなく崩れ去ったものの、ミラは翌日に四万円で引き取り、その日のうちに車両登録手続き、ナンバー取得を済ませて我が車にすることができた。
その手続きが一万以下だったので、五万以下で車を買うことが出来たことになる。
棚ぼたの要素は強いが、もう自分の車だ。
まずは現状を詳しく把握する必要がある。
まずグレードを…って、TR-XXじゃないか!
色は白で商用車のようにも見えるがいかにも軽くて走りそうって感じがしていい。
続いては外観
四隅にこすりキズが多数あるのはしようがない。
しかし塗装が剥げきって、地金が見えるこすりキズも数箇所に見当たる。
これは塗装だな…。
タイヤはヨコハマのが入っていてまだ九割残っているホワイトキャップがなんともスポーツらしいかわいさだ。
次に内装をみる。
まず純正セミバケシートの表面が毛玉つきまくり状態だ。
これはいかん。
家の毛玉取りを持ってきて丁寧に取っていく。
次にステレオは、カセットのようだ。
スピーカーはと…お、ケンウッドが入っているではないか♪
しかしスピーカーの取付が悪いのか左フロント(リアはない)スピーカーのカバーはビスがバカになってパカパカしている。
室内は改めて狭いな。
リアシートはほとんど飾りくらいでしかない。
旧規格なので、助手席に誰かが座るとかたが触れ合う。
ミッションは3AT…。
マニュアルがよかったけど、女性から格安で譲ってもらっているし、しようがない。
走行は四万㌔。
軽としては「旬を過ぎた」と言えるかもしれない。
しかし、今目の前にあるのは紛れも無く「自分の車」だ。
どんなボロい車でも、世界で唯一の自分の車だ。
自分の車は、バイクとはまた違った感慨を与えられるものだ。
ここでふと我にかえった。
「あれ、俺、免許を取り出してからここ3週間、まったく勉強してなくないか?」
三年生の夏に、3週間もまったく勉強していない。
パニックに陥ったK坊は、せっかく買った車に乗る前に勉強を始め、インプレをするのはまたすこし先になってしまった…。

Posted at 2005/04/14 13:33:17 | |
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おもひでほろほろ | モブログ
2005年04月14日
そして兄貴の彼女の自宅に到着すると、すでにミラが玄関に停まっている。
エスティマを降りると、すぐに兄貴の彼女が登場、その友達も横に並んでいた。
その友達の印象は…
…
…
かわいい(OoO)
K坊、生まれてはじめての一目ぼれ体験。
その話はおいといて、その友人にまずは売る気がないかの話し合いをすることに。
K坊「かわいいですね」(彼女の友人が)
友人「ありがとう、もう結構年なんだけどね」(車が)
K坊「そんなことないですよ。充分魅力的です♪」(友人が)
友人「じゃあやっぱりあげることにするね(^^)」←また笑顔がかわいいんだ(^^)
そんなこんなで、知らぬ間に(?)ミラを引き取る約束ができてしまった。
しかし、彼女のほうは…
帰りの車で兄貴が話しかけてきた。
兄「あの娘かわいいだろ」
K「かわいいね」
兄「でもあれで結婚してるんだぜ?今19だったかな?結婚はやいよね」
…。
…。
うっそ~~~!?
こうしてK坊の淡い恋は一時間で崩れ去った。。。
Posted at 2005/04/14 11:55:34 | |
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おもひでほろほろ | 日記