2005年07月01日
今日も1限からの授業。
地元の駅を7時過ぎに始発で発車する電車で学校に向かう。
と、いつもよりやや人手が多い。
今日は果たして座って寝ながら学校に行けるのだろうか。
毎朝、電車で横浜まで向うこの時間は好きな曲を聞いたり本を読んだり、短いながら睡眠を取ったり(その場合寝過ごす危険を考慮する必要があるが)するくつろぎの時間である。
その為にはなるべくなら座って行きたい。
ところが、改札を抜けてホームに下りると、いつもよりかなり人が多く、この瞬間に今日は座ることをあきらめた。
となると、今度はなるべく降りやすい場所をキープすることだ。
降りやすいのは当然ドア近く。
この駅から横浜にかけて、途中戸塚の駅以外ではすべての駅で電車は右のドアが開く。
横浜駅の乗換えを考えて、いつも電車の先頭車両の一番前、左側のドアにもたれかかるようにして地元駅を出発した。
7時台、通勤ラッシュの時間だけあり出発した時点で席は全部埋まっていた。
そこに各駅に停まるごとに人がわっと増える。
ふと、K坊のそばに髪の短い綺麗な女性が立った。
野郎としては、意味なくうれしくなる瞬間だ。
なんの香水だろう、甘すぎず強すぎず、いい香りが鼻をくすぐり、なんとなくゴキゲンで電車はK坊を横浜に運ぶ。
横浜の駅が近づいてきた。
とそのとき
グラッ
ホーム進入にあわせたレーン変更で、電車が大きく揺れる。
K坊はいつものことなのであわてないが、普段この電車でない人はびっくりしてふらつく。
っと、さっき乗ってきた女の人もふらついた…
ザクッ
ふいに右足に激痛が走る。
飛び跳ねようとしたら、右足が地面に貼り付けられていて動けない。
その間にも足の痛みはひどくなる。
電車がホームに滑り込む。
やっと、自分の足を見ることができる。
そう思って、視線を下に移すと…
足に何かがめり込んだような靴の凹みと、そこからにじみ出るように出血する足が見えた。
今日は雨が降ってもいいようにとメッシュ地の靴を裸足で履いていたので、きっと何かがめり込んだ拍子に足を擦ったのだろう。
ふと、近くに血痕を発見、その血痕のすぐそばにあったのはピンヒールを履いたさっきの女性の足だった。
結論。(というか教訓?)
女の人の足は凶器にもなるので気をつけろ。
Posted at 2005/07/01 13:08:12 | |
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いろんな意味でR18 | 日記
2005年05月23日
毎週土、日はレストランでアルバイト。
その労働時間は一日平均10~12時間。
さすがにそれだけ働くと、色んな場面に出くわすもんです。
たとえば変なお客さん、こまったちゃんなお客さんに出くわしたり、水道管破裂に立ち会ったり、(-_-メ)な人達が団体で来て占拠されたり(笑)
起きることは毎回違うんですが、昨日はなぜか店中から命を狙われた。
朝十時に裏口から店内に入った瞬間、立てかけてあった脚立が倒れて来た。
「ガシャァ!!」
危機一髪、逃れた(´Д`)=3
ランチを順調にこなし、客数も増えてきた一時過ぎ。
洗いものをするK坊の隣でマスターがサーロインの掃除(余分な肉の脂身や筋をとって食べやすくする仕込み)をしていた。
チャッチャッチャッ…スパン!!
「ひゃー!!」
マスターが、筋が固くて少し力を入れたらスパッといったらしく、マスターから声にならない悲鳴。
ビックリして振り返ろうとすると自分のコック服の脇腹が裂けてる!
…危うく開腹されるところでした。
さらに二時過ぎ、玉葱の皮剥きをしていると、
サクッ…
ん?
ありゃ~、自分の手にペティちゃんが飛び込んできたよ(笑)
そう思って絆創膏を取りに行こうとしたら…
「ガチャン」振り返ると自分のいた場所に、上からお皿が落ちて割れていた。
…危機一髪…なのか?
でも手は血がだらだらに(笑)
さて、四時半から五時半まで休憩をもらって夜の賑わいが…。
満席ともなると厨房は戦争状態。
「スープ一番と三番と四番のコースに!」
「オムライスのタマゴ!」「もう次の六番のタコス揚げて!」
「鉄板に付け合わせ!!」
「シチューのパスタ!」
「ドリンクの出し忘れはない?」
「ベーコン六枚!」
「ポテトピザストップかけて!!」
↑これらが同時進行なんで結構やることがあるんです(^^)ゞ
そしてフライパンの柄を掴んだ瞬間。
「ジュゥゥ…」
アチゃいぁぁ!!
260度のオーブンから出したてのフライパンでした(笑)
さらに店じまいの夜九時半。
「ありがとうございました~!!」
残りのお客さんを待ちつつ、開いたテーブルを処理していると、
「ジンジンジンジン…」
ん?
手をついたところはお客さんがこぼしたタバスコの海。
辛党のエキスが傷口から浸入してきている。
ヒリヒリきた―――――(゚∀゚)―――――!!
そして閉店、片付けてタイムカードをつけて、裏口から出ようとドアを開けた瞬間…
ガン!!!
さっき外に出した脚立が、K坊に強烈なタイムリーヒット!
K坊の頭から飛び出したお星様がボールの代わりにフェンスを越えていきました(笑)
何だろう?
ドリフ?ドリフなのか??
まあ最後までマスターと後輩に笑ってもらったので、「おいしい」アクシデントだったと開き直っちゃった(笑)
ということで、今日は両手と頭がヒリヒリしてます~(>_<)/~
本文章には一部過激な表現が含まれており、青少年の健全な発育を乱す恐れがあります。
よって、この文章を18歳以下に見せるには、心意気が必要となります。ご注意ください。

Posted at 2005/05/23 10:04:26 | |
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いろんな意味でR18 | モブログ
2005年03月29日
この話は、馬鹿にする人がいても共感してくれる方はいないだろうと思って今までUPしてなかったんですが、今でも気持ち悪い位はっきり覚えているし、友人がこれに関連して事故を起こしたりしているので思い切ってブログに上げようと思います。
なんの話かって、幽霊の話です。
この手の話が嫌い、苦手な方は読まない方がいいかと思いますが、もし不快になるようならすぐに消去しますので、一応UPさせてもらいますので、その旨をコメントしてください。
神奈川県の中央部から北部にかけて、秦野から相模湖や宮ヶ瀬ダムに抜ける「ヤビツ峠」という有名な峠道があります。
ここは登坂途中に南神奈川の夜景を一望できる展望台と、その先にはドライブインがあったりしてドライブスポットとして有名なんです。
そして、夜になると激減する交通量と激しいアップダウンから走り屋もかなり多いことで有名で、一時期は夜中のバイクでの通行が禁じられたことでも有名。
高校時代(もう五、六年前)、バイクにイレ込んでいたK坊はバイク仲間のAと二人で夜のヤビツに繰り出したことがある。
K坊は当時CBR250Rハリケーン2という、レーサーレプリカのマシンに跨がり、ちょっとしたスピード自慢を自負していた。
下りなら車より早い立ち上がりで直線勝負を挑めるし、コーナーも膝パットを擦るくらいに倒すだけの走りはしてたからだ。
ところが、ヤビツ峠は地面がバンピーな上、アスファルトが崩れて砂粒になり、予想以上に走りにくい。
まあそれを楽しんでいたわけですが(^^)
そんなこんなでコーナーをいくつか抜け、テンションがかなり上がってきたとき、「その存在」に気付いた。
展望台をこえてすぐだろうか、アスファルトの状態がよく、右がガケ、左が岩壁になった緩やかな左高速コーナーを切り返した低速右コーナー。
バイクをきれいに切り返してコーナーリング体制を作り、視線をコーナーの先に向けようとしたとき、右の崖下から道路に向かって「彼」が覗き込んでいるのが見えた。
虚ろでどこも見てない目。
ギャラリーするにはなにもなさすぎる。
間違いなく生きていない人だ、と危険信号がともる。
今考えるとバイクのヘッドライトの明かり以外ほぼ真っ暗な状況で、崖したから覗き込んでる顔を判別出来る訳無いのだけど、間違いなく男だった。
K坊は「彼」と一瞬目が合ってしまい、頭の中を「ヤバイ!」という言葉が駆け巡った。
そのとき、
「フゥゥ…」
背筋がぞっとする。
「何か」が後ろのシートに乗っかり、お腹に手が回り込んで来た感覚が…
Aは先のドライブインで休憩している、といっていたな…
頭でどうするか考えながら、首筋に当たる息にその都度背筋を凍らされる。
少ししてドライブインに差し掛かる。
とりあえず落ち着こうと思ってAの隣に単車を止める。
Aを動揺させずに峠を降りて、「彼」を置いてくるにはどうすればいいか?
この時点でAは全然気がついていない。
二人で地図を見ると、宮ヶ瀬ダムに抜けるより秦野に折り返した方が断然早い。
そこで、Aに「ぼちぼち疲れて来たからお前ん家までゆっくりもどろうぜ」と切り出した。
二人でバイクにまたがると、さっきまでの寒気や重量感がすっと消えていた。
前に目をやるとAのXJRのタンデムシートに黒いモヤモヤが見える。
う~わ…
とりあえず気付かないフリをしてもとの道をもどる。
ゆっくり、という割には早いペースでAが下り始める。
と、展望台の前のヘアピンでAがスリップするように転倒。
Aは体を丸めて転がり、車体は火花を出して滑る。
さいわい、ペースを下げていたのでXJRはガードレールで引っ掛かり、Aには怪我がなかった。
止まったバイクの向こうに「彼」がいて、バイクを見るわけでもなく虚ろな目をしてエレベーターのように崖下に下がっていったのが見えたが、崖下を覗き込んで見る気にはならなかった。
なんとかXJRを自走させてAの家までは帰れたが、あの時かいた冷や汗は忘れられない。
Aには家に着いた後、何があったかを詳しく話した。
Aもドライブインを出てから妙な重さとバランスの悪さを感じたらしく、今でも「なんでこけたかはわからない」とはっきりいう。
ヤビツ峠の「心霊スポット」としての噂はそのあときいた。
「首無しライダー」や「真夜中のギャラリー」という噂の絶えないところなんだと。
きっと「彼」だけでなく沢山の人がいるんだろうな…。
結局それ以来一度もヤビツ峠には行っていない。
皆さんも、そういう噂のある場所は極力避けてくださいね。

Posted at 2005/03/29 02:05:30 | |
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