2005年10月13日
最近、塾で小学6年あたりの生徒が「どーもー、HGです~!」とか「オ~ケ~~ィ」なんて腰を振りながら近寄ってくる。
K坊はもちろん離れる(笑)
彼らは、意味を知ってるんだろうか。
いや、きっと知らずにまねているんだろうと思う。
最近、テレビで活躍する芸人の影響だ。
子どもがテレビを見て、それに影響を受けることは、至極自然のことだと思う。
でも、こんなネタを真似ているのを見て、心配になってしう。
まず、教育上いいものかといえば、まず間違いなく違うだろう。
勧善懲悪のヒーローものとは意味が違う。
大人はその行動の意味を知っているので、
「また馬鹿な事やってるよ」や、「ここまで割りきれるのが面白い」といったように、笑いにつながる。
子どもたちはそれを見て、「これは面白いものだ」と認識する。
学校で一人がやりだすと、周囲が真似るのにそう時間はかからない。
子どもたちは、その意味を知らないで、狂ったように腰を振って笑い合う。
これは健全だろうか。
そんなに硬くなるなよな、という声も聞こえてきそうだけど、それで済む話ではない気がする。
「性」を売りにした笑いに影響を受けるんだから、第二次性徴が始まる子どもたちにとって、「性」がゆがんだ方で伝わらないだろうか。
性は笑いを得るものではない。
確かに、自分たちのときにも、「下ネタ」というものはあった。
けど、それはあくまで意味のわかる範囲内においてだ。
この芸人のそれは、そんなレベルをはるかに超えていると思う。
そして、それを本人も局も、視聴者も知らなければならない。
何も罪はないのに、被害を受けるのは、次の世代の子どもたちだ。
そんなわけで、K坊はこの芸人を好きでないし、子どもたちの見るゴールデンタイムに出るべき人間ではないと思う。
彼のあれは個人の嗜好(それが本物なのかキャラ作りなのかはわからないが。)
でも、そんなことよりも、このネタを、笑いの一環として受け入れてしまっている社会に、大きな問題があるのではないかとも思う。
「電車男」しかり「HG」しかり、変わっているものは面白いと捉えて違和感のない社会が、少し恐ろしい。
Posted at 2005/10/13 20:11:12 | |
トラックバック(1) |
先生って難しい。 | 日記
2005年09月30日
一年くらい前に塾をやめた女の子。
昨日の大学の帰りに、バッタリ駅であった。
向こうがこちらに気付き、肩を叩くまで全く気付かなかった。
綺麗な黒髪のマッシュルームカットは内巻きでシャギーの入ったセミロングに、膝丈だったスカートは膝上15センチに、顔にはかなり白いファンデーションとウルウルしたリップ。
一見して、同一人物とは見えなかった。
じゃあそこで茶でもと喫茶店に入り、アメリカンコーヒーを飲みながら少し話をした。
学校は冷たい感じがして、自分に合わない気がする。
友達はいても、親友はいない。
信じていいのかわからない先生たち。
年頃の女の子らしい葛藤だ。
ふと、時計を見ると条例に引っ掛かる時間。
そこで帰宅を促すと、意外な返事が返ってきた。
先生のこと、嫌いじゃなかったんだよ。
だから、どこかに連れてって。
ん~、相手は未成年だし、連れ回して何になる。
それなら…。
腹を割っていろいろ話すことにした。
彼女の家は駅から近いし、送っていけばいいから、いろいろ話をきこう。
結論からいうと、とても内容など書けない。
だから、彼女の代わりに大人に一言。
大人の都合で、振り回される子供たちがいる。
子供たちは子供たちなりに精一杯気を使っている。
だから、子供たちに負担がかかってしまう。
そんな歪みが、子供の為になるはずがない。
彼女がこんな思いをするのは半分は家の事情だ。
一年で彼女をこんなに変えてしまったんだ。
子供が帰れない状況を、無くしてやりたい。
自分が家庭を作ったとき、そう思ったことをよく思い出そうと心に決めた。

Posted at 2005/09/30 08:30:57 | |
トラックバック(0) |
先生って難しい。 | クルマ
2005年09月29日
授業中、勢い余って教授を論破してしまったK坊。
さすがにまずいかと後悔しているところに、やせふくろうさんが大人な解決手段を提示して下さった。
パソコンをログオフして…なんてやってる間はない。
走って教職の指導室に行き、アポをとって研究室へ。
コンコン…。
ノックをする手が疲れではない脱力感に覆われる。
「はい」
「先程は授業で失礼をしました○○です。一言、無礼をはたらいたことを謝りに伺わせていただきました。」
「…どうぞ。」
↑この間が恐い(汗)
「失礼します」
中にはいると、あまり怒った顔をしていない教授がいた。
出席簿を開き。足を組んで座り、上目がちにこちらをうかがっているようだ。
「座って。」
静かな命令口調だ。
「は、はい」
「実はね…嬉しかったのよ。」
「はぁ?」
↑魔邪のイントネーションじゃないですよ
思わず、首を傾げた。
「社会に出ると、とにかく長いものに巻かれなければならないでしょ。だから、あなたが反発したことで、みんなそれを実感したんじゃないかしら。わざと極論をいったのも、あなたみたいに誰かしらが反論することを前提にしてよ。」
だそうだ。
ちょっとビックリして、目を丸くした。
さらに続ける。
「来週はあなたの意見を利用して授業をするわ。なにせ、学生の出した意見なんだからみんな話を聞くでしょ。だから、お咎めはなし。」
???
とりあえず、首を捻りながらも、礼をいって一礼して出て来た。
確かに、筋は通っているように思える。
けど、本人の面目は立つんだろうか。
逆に、あの時K坊を含めて誰も反論しなかったら、どうするつもりだったんだろ?
言い負かしたようで、教授の手の上で踊らされていたようだ。
まだまだ、大学の教職で学ぶことは多いな。
そう思いながら、門を出た。

Posted at 2005/09/29 20:19:48 | |
トラックバック(0) |
先生って難しい。 | 日記
2005年09月27日
毎週月曜日に授業を持っている、ある塾生の男の子。
態度はとてもまじめとはいえたものではなく、授業中でも席に座っていられず、宿題はやってこず、でもご両親だけは私立中学校受験を意識している、そんな男の子。
今年で6年になるが、宿題には4年や5年の範囲からもかなりたくさん出す。
普段は、さいしょの数ページだけやって、後は「忙しくてやる時間がなかったんだ!」といいきる。
それがあるとき、全宿題の全問題を解いてきた。
くわえて「ふふふ、全部できてると思うよ。」
だそうだ。
ははぁ…。
察しの良い方ならわかっただろう。
答えを丸写しにしてきたのだ。
もちろんそれをとがめた。
そうしたら、言い訳は…
「ちゃんとやったもん!」
じゃあこの問題どう解いたのか説明してみろというと…
「俺記憶力ないからもうやり方忘れちゃったもん!でも全部解いただ!」
やはりそこは小学生。
納得する理由などありようはずもなし。
それが大体半年前の話。
そして最近。
各ページだいたい2問ずつ間違えているが、後は必ず全問正解。
…ついにカムフラージュすることを覚えてきおったか!
そんな努力する前に宿題一問でも解けよな…。
なんて突っ込みたくなるものの、自分だって昔同じようなことをしてきたから思い切って注意ができないんですよね(^^)
そうさ、子供(悪ガキに限定)たちはある意味こうやって成長していくんだ…。
なんとなく、昔を思い出して楽しくなった。
Posted at 2005/09/27 15:24:17 | |
トラックバック(0) |
先生って難しい。 | 日記
2005年09月22日
後期が始まって、教職取得にかかわるガイダンスに出た。
K坊の大学で、同学年で社会科の教職免許取得を目指す学生は200人くらいいたはずなのに、気づいたら100人も残っていない。
教職を目指すものには、先生になりたいもの以外にも、就職活動で自分の取得免許欄に○○科教員免許と書いて、ハクをつけたい者や、あまりのきつさに取得を断念するものが多いからだ。
ちょっとなさけないな、と思いつつ、ガイダンスを受ける。
今度は、後ろのほうにまとまって座っている1年か2年の連中がうるさくて、話を中断した。
教授が振り返る。
「そこの学生たち、私語を慎みなさい」
小学生みたいな注意を受けてなお、連中はとまらない。
「ったく、センセイは黙ってはなしてればいいじゃんかな~!」
そんなことを言って、反抗していた
。
と、教授が
「それに、室内で帽子を取れ。
これはあまりに失礼なことだ」
と。
当たり前だ。
男子の室内での脱帽は民法にも出てくるくらい常識的なことだ。
「はぁ?」
「別に帽子とっても取らなくても、あんたの授業にはかかわりないだろうがよ!」
耳打ちするように、教授に聞こえないようにそう反抗しているのが聞こえた。
それからも、あまりにうるさいので、教授が咳払いするような場面も見られた。
教師というのは人の前にたって、次世代を育てる、非常に
デリケートで難しい職業だ。
こんな連中に、教員を目指すがあるだろうか。
もちろん、こんな連中がいくら本性を隠して取り繕っても、教員採用試験には受かりようがない。
正確には、1次試験の筆記を通っても、面接で切られるが関の山だ。
ほかの大学でもこういった教職を受けている人間の質の低下が進んでいるなら、将来の教育はどうなってしまうんだろう。
改めて自分はそうならないように、心に誓った。
Posted at 2005/09/22 19:05:51 | |
トラックバック(0) |
先生って難しい。 | 日記