K坊のブログ一覧

きょうから高速をバイクでタンデムが許可されましたね。

元・バイク乗りとしては嬉しい限りですね(^^)

しかし高速でのタンデムには不安も付き纏うわけで…。

まず、そもそもタンデム禁止になった理由がタンデム二輪車の事故が多かったから。
タンデム解禁でまた二輪事故が増加して二輪への風当たりが冷たくならないかが心配。

それと、タンデム禁止である程度押さえられていた、暴走族の高速進出を押さえられるか。

また、バイクのタンデムシートに乗った人ならわかると思うけど、意外に一番恐いのは、後ろに乗っている人の「居眠り」。
バイクは風がじかに当たるし、単気筒やツインとかだと振動が本当に心地いいんですよね(^^)

それで、運転者はともかく、同乗者は居眠りするんですよ。

となると、高速で同乗者が居眠りしてバランス崩して落下や転倒といった危険って、意外にあると思うんですよね～。

かといって、バイクでシートベルトってわけにもいかないし(>_<)
↑転倒したらバイクとくっついてたらマズイですから^^;

と、いうことでみなさんも気をつけてくださいね。
あ、そうそう、意外にタンデム禁止区域も多いようで、すべての高速でタンデムが出来るわけでもないので、パンダさんにも注意してくださいね（笑）

うちの近所には日産の車体プレス工場の独身寮がある。
犬の散歩に行くときはその寮の駐車場の前を通るのが定番コースになってたり。

さすがに自動車会社の社員たちなだけあって、みんなクルマをよくいじってらっしゃる♪

Ｋ坊はそこに停まってる車を見て、自分のクルマに活かせそうなアイデアをもらったりして。

例えばこのクルマ。
言わずと知れたＳ15シルビアですね。
さりげなくテールランプがユーロテールでカッコイイです。


…でも95Ｇには似合わなそうだなぁ(´Д`)

昨日は塾の講師として生徒抜きで室長と共に面談に望んだ。

Ｋ坊の働く塾は「個別指導」という形態で、普通の「集団指導」とは少し異なる。
つまり、生徒一人ないし二人につき講師が一人付きっきりで指導する。


最近の少子高齢化と個別指導塾の背景もあって、バイト先の塾での生徒一人にかける授業料は高い。
もちろんここには
授業料が高い＝顧客のニーズへの対応力が問われる
という公式が成り立っている。
これにともなって、個別塾の生徒は
①集団指導ではレベルが合わない私立学校生
②集団指導では回数の少ない理科、社会の補強目的
③学習障害や多動性行動障害で学校や集団指導についていけない生徒
のどれかに該当することが多い。
Ｋ坊も個別指導のそういった側面を踏まえて授業をするし、室長も同じ考えだ。

今日面談に来たのは生徒Ａの両親。
Ａは③番にあてはまる生徒で、入塾以来丸一年、Ｋ坊が指導してきた。

両親「○○先生に丸一年見てもらって、やっと人並みに出来るようになってきました」
室長「いやいや、本人が頑張ってきたからですよ」
Ｋ坊「本人は勉強が出来るようになりたいと思っているんですが、(多動性行動障害で)思うように出来ないんです。あとは集中させるように仕向けていくことが、ベストだと考えています」

両親「じゃあ家庭では縛り付けて動けなくして机に向かわせていれば集中できますね」
…ん？

室長と顔を見合わせてしまった。
室長＆Ｋ坊「いやいやいや、勉強は押し付けられるほど嫌いになりますから。それより勉強が楽しい、と本人が認識した方がいいと私たちは考えています」

両親「いや、だって今年小六ですよ？今まで遅れて来た分ここで取り返さないと、中学になって苦労します」
室長「でも中学受験するわけではないですから、何がなんでも中学入学までに取り返さなくても…」

両親「それでも中学の成績は高校受験に影響しますよね？高校にいけなかったりしたら近所に目を向けられません」


こうして面談に立ち会っていると、両親が「子供のため」と思ってしていることがうまく噛み合っていないことは多い。
この両親の場合、Ａがどういう生徒かを近所に知られているのて早く何とかしたい、という不安と焦りが「子供を縛り付けてでも教育させることが一番」という考えにつながっていたのだろう。

もちろん、塾でも学校でもそんなやり方は正しいとは考えないし、家庭でそんな教育をしてほしくない。

結局は時間がかかっても生徒自らが「勉強したい」と思うように、周りの人間がよく褒めてあげることが一番ではないかと思う^^)

結局、両親が納得するまで二時間の格闘が続いた。

これからの時代、やっぱり一人の子供にかけるお金は高くなっていくだろうが、そのぶん塾や学校にかかるハードルは高くなるのだろう。
それゆえに、これから塾業界に就職しようとする人間として、いろいろ考えるいい機会になった。

結局は、どの業界も楽じゃないですね(^^)