昨日は大学の後、最終限だけ塾で授業。
授業を終えた後、小学生の生徒がK坊のところに質問に来た。
「せんせぇ、世界三大美人てなぁに?」
なんだか難しい質問だ。
どこからそんなのを仕入れてくるんだかf^_^;
「エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃、日本の小野小町だよ。
世界の歴史の中であんまりに美人で、時の権力者に影響を与えた女の人達のことをいうんだ。」
少し難しそうな顔をした生徒は次の質問を投げ掛ける。
「じゃあ日本にも三大美人がいるの?」
「いますとも。巴御前と静御前、それとさっき出て来た小野小町だよ。
日本の三大美人は、旦那さんに最後まで付き添った後消息を絶ったりして、謎の美女たちなんだよ。」
説明していて思ったが、日本、世界を問わず、人間って「三大~」にまとめるのが好きなんだな~。
スピマスさんも、そんなブログをあげてたな(←みんカラ中毒)
例えば、
「世界三大湿地」とか
「世界三大料理」自分洋食好きです
「世界三大珍味」フォアグラうまい(→byスピマスさん^^)
「日本三大珍味」カラスミは塩っ辛いけどあの風味はうまいです
「世界三大砂漠」砂漠化は深刻です
「三大洋」太平洋、大西洋、点があるのは太平洋
「三大人種」他にもミクチャやピグミーなどたくさんいるんだけど
「日本三大杉」吉野杉がいいらしい
「三大社」出雲は駅伝でも有名です
「国内三大メーカー」頑張れホンダ!でも自分トヨタ派です
「大手三大携帯メーカー」vodafoneはDoCoMoに吸収されまいか
などなど。
ほかにも「五大陸」や「七ツの海」など、数字でキーワードをまとめたものは多いが、特に「三大」にまとめたものって多い。
なんでだろ?
一説には、人間がまとめて覚えられるキーワードが三つまでだという。
また一説には、人は根本的に何かに縛られ、属されたいという願望があり、そのしばりとして普遍化したのだとか。
なににしても、この三大何とかっていうのは、教育実務にはとても役立つ。
例えば、
「弥生時代に覚えなきゃいけないキーワードは三つだよ
農耕:渡来人から稲作が伝わり、そこから争いが起こるようになる、それが村から国への転換点
くに:争いは激化し、中国に使いを送って属国になることで各国は威厳を持とうとした
邪馬台国:卑弥呼がその典型で、30国余りを従えて魏から’親魏倭王’の照合入りの銅鏡をもらっている」
のように、三つのキーワードに関連して(ここでは「農耕」、「くに」、「邪馬台国」から)これだけの関連知識を覚えやすくすることが出来るのだ。
もし自分の中に、こだわり三大~ってのがあるとしたら、なんになるだろう?
それはきっと、自分のこだわりがわかりやすくまとまったカテゴリーになるんじゃないだろうか?
K坊は三大趣味「車」「釣り」「バイク」ですね。
K坊の場合、特に興味が強いのは車なので、車で三大関心事をまとめると
「音楽」「走り」「DIY」となる。
たしかに、みんカラを振り返るとK坊の整備手帳は必ずどれかにあてはまる、というか、音楽や走りにつながることをDIYでやっている。。。
案外、三って方向性を一番まとめやすい数字なのかもしれないな。
みなさんもよかったら、自分の三大なんとかってのを持ってみてくださいね。
きっと自分で自分の方向性がつかめると思いますよ(^^)
Posted at 2005/04/15 10:12:37 | |
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お馬鹿のひとりごと | 日記