2005年11月15日
高校二年になったばかりの頃だったろうか。
当時、一年の秋に免許を取り、単車を買い、やっと慣れてきたCBR250RハリケーンⅡを振り回すように乗り、友達とシグナルウィリーなんぞやったりして、おちゃめに乗っていた。
その頃は「車」なんてバイクを運転するときのパイロンでしかなく、じゃまやわ~、とか言って、右から追い越したりしていた。
その日は定期テスト最終日。
まだ引っ越す前だった彼女と遊びに、横浜まで藤沢バイパスを飛ばしていた。
いつもより少ない交通量。
走行車線と追い越し車線の間をすり抜けるように走っていた。
ガソリンスタンドの前で車たちの速度が落ちる。
2キロ先の原宿交差点が渋滞の名所なのだ。
車と車の隙間を、ちょっと速度を落として、曇るのでフルフェイスのメットのスクリーンを跳ね上げた。
気になるのは窓の開いている車だ。
いきなり運転席から手がにゅっと生えてこようもんなら大変だからね。
そこに、油断があった。
たしか、90のチェイサーだったろうか、セダンのルーフが開いているのがわかった。
その時…ピョン
ルーフからなにかが飛び出した。
??
何だ、と思いながら、通り過ぎようとしたその時、メットの開いていたスクリーンになにかがコンと当たった。
それは、目の前を通過してタンクにワンバウンド、そしてジーパンの股間のところになにかが入り込んだ。
??
信号でなにかをのぞくと、ジーパンはちょっと焦げ、股間に穴が開いていた。
そう、煙草だ。
助手席の人がルーフがに向かって投げ捨てたんだろうか?
車から煙草が飛んで来て股間にジュッ(笑)
バイク乗りのかたは気をつけて…。

Posted at 2005/11/15 17:24:19 | |
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運転体験談 | クルマ