2005年12月13日
大学の授業を終えて、よっこらよっこらと地元の駅前のバイト先の塾に向かう。
後期水戸学と朱子学から見たヨーロッパとの通商についてなんて微妙すぎてわからんわい、なんて考えながら、最近の愛読書「残酷の世界史」に目を向ける。
イカン、頭が働いてないな~(笑)
そんな、横浜から戸塚に向かう途中だった。
「おい、君達、そこに座って鞄置いていたら、みんなが乗り降りするのに不便じゃないか!」
そんな恫喝が、電車内に響いた。
目をやると、いかにもという男子高校生の二人組が、電車のドアの前に、鞄を広げてベタ座りしていた。
あちゃ~。
「あぁ?すぐそこに次のドアがあんだろ。」
「そういう問題じゃない!」
「オメーに言われる筋合いねーよ!」
始まったか…。
ここで両者の間に介入し、憲法に於ける身体の自由、精神の自由条項と国民の幸福追究権、それに公共の福祉による権利の制限について高校生に意見を求めて黙らせ、おじさんをなだめた。
これで納まったか、と思ったら、高校生、喧嘩はやめてもまた鞄をドアの前に…。
おじさんは我慢しているかと思ったら、藤沢で降りるときにナイスな行動に出た。
「おっと、なにかに躓いた!」
とかいいながら、フルパワーでキック!
鞄はボールばりに綺麗にすっとび、すっきりした顔をしたおじさんが降りるとともに、電車には高校生が遺された。
…。
さて、どうするんだろ?

Posted at 2005/12/13 16:48:22 | |
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