
初めて買った車から、自分の車には全てFIAMMのエアホーンを取付けてきたヘビーユーザー(フェチ?)です。このエアホーン、しばらく使っているとレスポンスが悪くなると言うか、鳴り始めるのに時間がかかるようになってきます。
販売店等でこの症状を尋ねるとたいていは「寿命なのでは?」と言われてしまいますが、コンプレッサーのグリスアップを行うだけで新品時レスポンスに復活したりします。
今、ウチではアルファロメオ156と仕事用のエブリィ共にDX/SPECIALを使っていますが、エブリィの方がレスポンスが悪くなってきたのでメンテナンスを行いました。
コンプレッサー部を車体から取外し、コンプレッサーの蓋を3本のねじを緩めて取り外します。DX/SPECIALの場合、小さいTORXねじですが、クラシックシリーズ等はマイナスねじでとまっています。蓋の中に白いローターと黒い羽があるのでこれを組み付け方向を確認しながら外します。コンプレッサーケース内と蓋のローター接触面、ローター、羽に薄くシリコングリスを塗布して組み付け方向を間違えない様に組み立てて完了です。
バラしてみると解るのですが、コンプレッサーは本体側面から空気を取り込んでいて、フィルター等は何も無いので取り付け場所の環境によりメンテナンスサイクルも変わってくるようです。
グリスの代わりにエンジンオイル等粘度の低いオイルでもレスポンスはよくなりますが、エアホーン出口にオイルが付着したり、オイルがすぐ抜けてしまうのであまりお勧めしません。またグリスを多量に使うと今度はグリスによる抵抗が大きすぎて鳴らなくなったりします。
新品でのスペックでは車検は問題なく通るのですが、鳴り始めが悪いと車検には通りませんので車検前にメンテしておけば車検も問題なく通ります。
ちなみに本体の購入方法ですが、ヤフオク等調べてみましたが、正規輸入元の成川商会から直接通販で購入するのが一番安いようです。
Posted at 2009/08/17 00:27:41 | |
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