やんぢのブログ一覧

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

当地の天気予報では初日の出は見られないと言われていましたが、朝の７時半頃までは太陽が出ていて、良い日の出でした。
今は曇りになっています。


特に外出の予定も無く、テレビもこれといって見たい番組もなく、まさかオイル交換をするわけにもいかず、洗車をするにはあまりに寒く（←当然年末洗車なんてしてません）、正月の朝からネットサーフィンですか…

そこで、暇にあかせて、ふと思ったことを書いてみます。
若干の長文になりますが、暇な方はお付き合いください。


寝正月
という言葉があります。

あるサイトでは“正月をだらだらと寝ながら過ごすこと”とネガティブに捉えている説明がされていて、実際にこういう意味に捉えている人が多いと思います。

しかし、辞書的には“どこにも出かけず正月を家でゆっくり寝て過ごす こと”とややポジティブなニュアンスを感じさせます。

実は寝正月がポジティブなのには理由がある（後述）のですが、
いずれにせよ言葉というものは、その概念が存在してこそ、はじめて単語が存在するのです。

日本語は色を表す言葉が世界一多いとか、気象・季節・自然現象を表す語彙が他の言語より際立って豊富という話があります。
寝正月という言葉も、それらに負けない美しい日本語だと思います。


さて、あまり有名ではありませんが、
“朝起き貧乏、寝福の神”
という言葉があります。

これは“元旦（正月の朝）ぐらいはアクセク早起きせず、ゆっくり休め”という意味。
元旦限定の言葉で、１月２日から大晦日までは“早起きは三文の得”とたたき起こされるのが日本人です。

たぶん江戸時代から有る言葉です。
この言い回しからは、『おせち料理は縁起物というだけではなく、台所を預かる主婦に楽をさせるという意味を持つ』ということにも通じる、古い日本社会が持つお正月の特殊性が感じられます。
だから、寝正月はポジティブな言葉なんですね。


ちなみに、“その概念が存在してこそ、はじめて単語が存在する”という意味では、英語に寝正月という言葉はありません。
そこで、これまた暇にあかせて翻訳ソフトに入れてみました。

エキサイト翻訳では　Spending a New Year in bed
@nifty翻訳では　Sleep New Year
OCN翻訳では　New Year holidays spent doing nothing

エキサイト翻訳が、朝起き貧乏、寝福の神に通じる訳ですが
OCN翻訳の意訳の素晴らしさが光ります。


Google翻訳、Yahoo!翻訳、livedoor翻訳、infoseekマルチ翻訳、So-netは、翻訳することができず、英語の窓にも『寝正月』と翻訳前と同じ日本語が出てしまいました。
この５つは、基本のソフトが同じなのかもしれませんが、ダメソフトだということがよく分かったので、これからは使いません。ｗｗ



だらだらと書きました。
何が言いたかったのか自分でもよく分からずに書いてきましたが、今分かりました。


日本人の心を持ってお正月を迎えるなら
元旦の朝８時から、イオンとか行ってるんじゃねぇよ！

って言いたかったのかなと。（爆）