やんぢのブログ一覧

これから書くことは、甲と乙があって乙から甲への反発があるのですが、どちらか一方を責めたり応援したりする意図はありません。




今日のテレビニュースで、茨城県の指定廃棄物最終処分地の候補にあがった高萩市長の反対コメントが放送されていました。

“われわれにとっては、寝耳に水”
“候補地を選ぶ過程で説明されず、結果だけが伝えられたとして、怒りをあらわにした”
“民主主義国家なのだから、選定の過程を大事にしてもらいたい”


栃木県矢板市が処分地候補になった時にも、関係者から『結論だけが伝えられた』というベクトルでの反発がありました。

オスプレイ配備の件でも、岩国で『関係自治体への説明なしに、一方的にいきなり提示された』という意味での怒りが報道されました。



危険
汚染
風評被害

これららの理由で反対するのは分かるんです。
指定廃棄物にせよオスプレイにせよ、自分のところに来て欲しい人なんていないでしょう。




ただ、
『いきなり提示されて、寝耳に水』
だからという怒り方に違和感を感じるんですよね。


じゃぁ、事前に打診されて説明されたら賛成するんですか？
と。



政府はどこかに作らなければならない
自治体は絶対に受け入れられない

だから、円満解決はできない課題なわけで、最初に書いたように、政府も候補地になった自治体も、どちらかを批判するつもりも応援するつもりもありません。


ただ…
地元自治体は、
住民の命と健康と経済を守るというベクトルだけで反対するなら理解できるのですが、
“寝耳に水”を怒りの理由にするっていうのには、正直言って違和感を禁じえません。