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今日は長文…
先ほど何シテル?に書いた件ですが…
買うつもりも無いのに興味だけで試乗するというのは基本的にしません。が、R2の代替えを睨んで買う可能性がゼロとは言えないクルマが出てきたので試乗してきました。
って書いたあとで思い出しました。
興味だけで試乗しないなんて大嘘で、10月の終わりに『買うつもりも無いのに試乗』したばっかりです。
シトロエンDS4のトルコンAT車。(爆)
まぁ、これは自分が買ったディーラーでの話なので、別ですね。
さて、R2の代替えですが、かなり心が揺れています。
来年の4月下旬に新車から9年目の車検を迎えます。
買い換えなきゃいけない必然性は皆無です。
なんとなく、ぼつぼつかなぁ…って以上の事はありません。
・走行距離が3万km台前半
・不具合は一切無い
・何より、今後希少になるスバルの軽
この際、今後減ることはあっても増えることはないスバルの軽として、20年を目指すっていうのも充分アリです。
それはそれとして、買い換えるならこれはアリかなと思うクルマに試乗してきました。
皆さん注目の、フォルクスワーゲンup!です。
試乗車は、高い方安い方でいうと安い方の4ドア。
でも、走行性能は両方同じらしい。
営業さんを助手席に乗せての試乗。
シングルクラッチの2ペダルMTってことで、それなりに覚悟して出発。
例によってクリープは無い。
まずはDモード(普通のオートモード)で、シフト時にアクセルを抜くとか考えずに踏み続けてみる。
見事、船を漕ぎました。
1→2が一番大きく揺れるのはもちろんですが、2→3も3→4もそれなりに揺れる。
次に、シフトタイミングを見計らってアクセルを抜いてみる。
見計らうっていうのがイマイチ上手くいかない。
そろそろだろうと思ってアクセルを緩めると、シフトアップせずガクンとエンブレが効いちゃった。
気を取り直してもう一度トライすると、アクセルを抜く前にシフトアップされちゃって船を漕ぐ。
なかなか難しいけど、これは慣れれば上手くいくかもしれない。
そして、Mモード。
これは楽しい。
好きなだけ引っ張れるし、アクセルワークとのバランスで船も漕がない。
どうしてもシフトのことが気になっちゃうけど、乗り味そのものは、
まごう方なきドイツ車の乗り味。
自分の経験値の低さを露呈するようで申し訳ないが、BMWに乗ってもメルセデスに乗ってもオペルに乗ってもワーゲンに乗っても、
『あぁドイツ車だ』と平面的な感想を持ってしまう。
up!もちゃんとその一族です。
試乗車はオドが1400km台だったので、隣の営業さんに
『距離が伸びると、乗り心地はもうちょっと柔らかくなります?』
と聞いたところ、
『ならないと思います』
だって。
実はこの試乗車、標準がナナマル14インチを履いているところ、ゴーマル16インチのオプションを履いていました。
そりゃ固いはずだわ。
なので、
今回は乗り味の固さの評価はしない。
ここまでの文章では、イマイチ褒めてないように見えるかもしれませんが、
エンジンの感じはすごくイイ♪
トヨタ、日産の現行1リッター3気筒より明らかに滑らかで気持ちよく、3気筒特有のガサツさも抑えられているように思える。
当然ながら、軽の3気筒とは比べようもない。
そして、高い安心感。
乗り味の固さとは別の問題の、ボディのしっかり感や接地性、直進性のレベルが高く、それが安心感につながっている。
申し訳ないが、代車やレンタカーでそれなりに経験値があって現行車の運転経験もあるヴィッツやマーチとは明らかに違う。
輸入車マンセーでものを言うつもりはないが、やはり彼我の差というのは否定できない。
次は内装。
個人的には、
大アリ!
まずシート。
ヘッドレスト一体型でもこんなに良いシートを作れるとは感動もの。
これは自分のイメージするパンッと張ったドイツ車シートとは微妙に違い、新旧のフランス車とも違う。
なんというか、
『黒子に徹する完成度の高さ』って感じ。
シートの出来の良さに惚れぼれする事もない代わりに、シートの出来の悪さにイライラしたりする事も無い。
腰が痛くなったりすることは絶対に無さそうで、それと同時に包まれ感もなく、ちょっと小さいじゃん感もなく、
気配を消した執事のような出来の良さ。
で、インパネやスイッチ類は必要最小限で、軽自動車から乗り換えるなら何の文句もないでしょう。
ことクルマの装備に関しては、
『あれば便利 は 無くてもOK と同義語』と常々言っているように、余分なものがないのがいい。
ただ、ヘッドライトスイッチがコラムのレバーと一体化されていないのは、もはや『やれば出来るのに、わざとやらないんだろ?』って思う。
ドイツ車に多い“回すタイプのヘッドライトスイッチ”は嫌い。
そして、一番アリだと思ったのが、ボディ外板そのままのドア。
昔は多かったけど、最近は見ない。
ボディが白ければ、内張り以外のドアの内側部分も白。
ボディが赤ければ、赤。
ボディが青ければ、青。
ここで、
ドアの内張りをフルトリムにせず、鉄板を残した英断に拍手。
※だだし、これは日本車に慣れた人には低評価な部分かも
あと、後席の居住性はR2より狭いかも(爆)
値段は…
150万円を切ったスタート価格っていうのは、2ドア車でしかも受注生産扱いで納期未定みたいな。
使い道のない
『見せ金』みたいなものでしょう。
普通に4ドアを選べば、
軽自動車や国産リッターカーに脅威になるかって言えば、
ならないと思う。
自分はあんまり考えないけど、軽やリッターカーを選ぶ人って3万円違ったら一晩考えるって感じで値段にシビアな人が多いというし。
ある程度分かって選ぶ人は良いけど、
『マーチにするかup!にするか』って選び方はしないでしょ、普通(苦笑)
ちなみに、私は安い方の4ドア(車両本体価格168万円)で、
『オプション無し』の見積もり取ったら、200万円超えました。
まぁ、勝手にコーティングとかメンテナンスプランとかが乗ってはいましたが。
ナビ無しのリッターカーに200万円出そうって人は、軽自動車や国産リッターカーと競合させないです。
あぁ、久しぶりに試乗したら色々書いちゃった。
でも、奥さんがこれを選ぶかどうかはまた別の問題なので、
スバルR2の代替は全く白紙ですよ(笑)