TOTAL QUARTZ 7000 FUTURE 5W-30  

今まで、『純正意外のオイルを使ったからと言って、それが原因でエンジンが不具合になるということはあり得ない』と思っていましたし、色々なオイルをとりあえず入れてみるという形で、その思いを実践してきました。

でも、このオイルはヤバいです。

『新油なのに、交換前よりフィーリングが悪化する』という現象を久しぶりに経験しました。

交換後はじめてエンジンをかけた時のアイドリングから、もう『何が起きたの？？？？？？？？』って感じです。

走りだすと何となくごまかされているのですが、信号で停まるとまた気分の悪いアイドリングになります。

トヨタヴォルツの時代に、『クソオイル』と呼びながら敢えて入れていた安物の鉱物油を使った時のフィーリングがよみがえってきました。



理由としては
１：オイルそのものがダメ
２：たまたまPSAが採用しているBMWエンジンとの相性が悪い
３：ローサップスという項目をぶっちぎるのはまだしも
　　　合成油指定のエンジンに部分合成油を入れちゃダメだろ

たぶん１番は無いと思うんですよね。
合成油指定ではないエンジンの日本車に入れても、こんなに悪評価になるとは思えないんです。

２番は微妙なところ。
３番の可能性は否定できません。

多分入れる人なんかいないとは思いますが、
BMWエンジンのPSA車に乗っている人は
ターボ、ノンターボを問わずこのオイルは入れない方がいいと思います。

私が人柱です（爆）


じゃぁ、なぜこのオイルを入れたのか。

実は来月、法定１２ヶ月点検です。
その時に、純正指定のTOTAL QUARTZ INEO ECS 5W-30を入れて、ついでにオイルフィルターも交換して、エンジン内部のオイル環境をリセットするつもりです。
それまでのつなぎとして、在庫オイルを処分しようと思って…
まだまだ在庫オイルはたくさんあって、化学合成油もあるんですが、これはヴォルツ時代にハムスターしたオイルのひとつだったんです。

　　“つなぎ”だからという油断
　　TOTALというブランドに対する根拠の無い信頼
　　５W－３０入れときゃイイだろ　という慢心

色々なことが重なって、このオイルを入れてしまいました。



来月の法定点検時のオイル交換までこのまま乗り続けることはあり得ないと思います。
フラッシングをしたと思って、近日中に抜きます。




直前のPERTAMINA（プルタミナ）は、今後ずっとこれを使い続けてもイイと思えてきました。




備忘録
交換時ODO　　２５２５６km
前回オイル使用距離　　３２５８km



※QUARTZ 7000というシリーズでも、これは国産の缶入りオイルです。
　プラボトルに入った輸入オイルのQUARTZ 7000もこの評価になるとは言えませんので、そこのところはご注意ください。