チェックイン時刻との戦いが壮絶を極めた1日目が終わり、無事に2日目を迎える事ができた。
時刻は9時、今日も快晴だ。
天気予報のお天気お姉さんも降水確率は10~20%と言っていたし雨の心配をする必要はなさそう。
今日は新潟県胎内市中条で一泊する予定だ。
昨日の失敗を踏まえ、19時までにはビジホへチェックインできるよう余裕を持って行動しよう・・・さあ荷物を詰め込んで出発だ!
その意気込みも虚しく、車のエンジンをかけてからホテルを出るまでに1時間弱もかかってしまった。
出入り口に凸型の段差があったのだが、腹周りが引っかかりどうやっても出られなかったのだ。
ホテルの方に板をお借りしなんとか事なきを得たのだが、情けないやら恥ずかしいやらで穴があったら埋まりたかった・・・。
時間も押しているので気を取り直して出発。
まずは、P13国道118・121号→国道49号を経由し県道376号の「猪苗湖一周ルート」を目指す。
県道376号に入った途端、視界に猪苗湖が飛び込んでくる。
周囲に観光客の姿もなく、波の音を聞き落ち着いた時を過ごす事ができた。
心を落ち着かせた所で湖を一周する事にする。
県道376号に沿って走っていくと・・・376が終わる辺りから道がない!?いや、あるにはあるがマップルに掲載されている一周ルートとは違うのだ。道を間違えたか?
しょうがないので一旦、国道294号→県道236号を経由し県道376号に復帰。
後は道に沿って県道9号→P18国道49号を通りなんとか猪苗湖を一周する事ができた。
やはり観光地なだけあって車の流れは悪かった・・・。
既に時間は正午を過ぎてしまった、チェックイン時間が頭をよぎるがなんくるないさ!きっと、多分。
P18国道49号(越後街道)国道121・118号南原右折→P13県道23号を走り、県道131号へ突入する。
峠道だけあり勾配はきついが、交通量はかなり少なくとても気持ちよく走れる。
下りに入ると左側に「町並展示館」があり、駐車場にはズラッと車が並んでいた。
素通りし、右画像の分かれ道を右方向へ曲がり下野街道を突き進む。
ちょっとした集落を抜け、林の中を走り続ける。木漏れ日が眩しい。
途中Z34とすれ違い、思わず声を上げてしまう。あのマッチョ具合がたまらない!
更に下って行き峠道もそろそろ終わりが見える頃、「長寿の水」なるスポットを発見し立ち寄る事にした。
まずは尺ですくって、汗ばんでいる手を洗ってみる。ちべたっ!!
あまりの冷たさに驚き、思わず手を引っ込めてしまった。
今度は恐る恐る口に含んでみる。冷たさが五臓六腑に染み渡り体温が急激に下がっていくのを感じた(←体感的に)
いい感じに日陰になっているし湧き水も近くを流れているので、運転で疲れた体を癒すには最高の場所かもしれない。
幌にたかっていたアシナガバチと格闘しながら隠れた名スポットに別れを告げ、残り僅かとなった峠を下る。
分岐を右折し県道346号→P7国道400号→国道289号を北西へ(P12、11経由)→ただみ左折→国道252号を目指す。
深くは語らないが、何度か道を間違え大分時間をロスしてしまった。
また、パチ屋から左折(こちらの進行方向側)しようとしていたムーブにあわや側面衝突されそうになりかなりヒヤッとした。対向車がいなかったので急ハンドルで避ける事ができたが、
ふざけんなと言いたい。こちらが避けた後も止まる事なく走行していて目を疑った。(普通ビックリして止まるでしょ?)
見通しはかなり良かったしあの動き、当たり屋としか思えない。
自分の反射神経とS2000のクイック且つ安定した動きに拍手を送りたい!(あんな事されたら皮肉を込めた自画自賛をしたくもなるわ)
ようやく国道252号へと突入。あれ・・・想像と違う。
正直、これほどの峠道とは全く思ってなかった。
完全に誤算だ、通過にかなり時間を要する事になるだろう。
来たものはしょうがない、頂上まで一気に駆け上がる・・・つもりだったがあちらこちらで工事をやっていた為、時間をくってしまい思うように進む事ができない。
なおかつ、ガードレールが岩のブロックだったので視覚的にもかなり怖い。
しかし時間も押している。考えるより感じろ!という事でひたすら上る。
途中、前を黄色のFITRSが走っていたが結構ハイペースでついていくのがやっとだった。地元を感じさせる走り方だ。
ようやく上りきった所で車を止めて一服。
山沿いに延々と道が続いている、こんな所を走ってきたのか・・・。妙な達成感がこみ上げてくる。
が、ここで喜ぶのはまだ早い。これから道は上りから下りへと変わるのだ。
下りは路面工事も殆どなく、風景を楽しみながら快適に走る事ができた。
ふと左に目を逸らすと道路沿いに線路が並走している。こういう風景がなんともいえない。電車が走っていれば最高だったのだが残念。
ようやく国道252を抜ける事ができた。思いの他、時間がかかってしまい空を見上げると日も大分傾き始めてきている。
この後は国道290号→P16国道289号→三条燕ICへ。
本当は新潟市街を走り街並みを堪能したかったのだが、時間も押していたし国道289号が渋滞していて牛歩状態だった為、やむを得ず高速を利用する事にした。
三条燕ICに到着したのは17:30を過ぎており、今日もチェックインに間に合わないのは確定事項となってしまった。
もう遅れても構わん!だが黒崎PAで必ず、日本海に沈む夕日は見る!と決意を新たにし高速を走り始めたのだ。今思うとこれはフラグだったのだろう。
3枚目の画像を見ていただけるだろうか。
ご覧の通り、とっくに黒埼PAは過ぎている。夕日は見たのかって?
答えはNOだ。ICと勘違いして通り過ぎちゃった。テヘペロ(^q^)ねーわ。
まだリカバリーは可能だ。この先の豊栄SAで見れば何の問題もない。
距離もそれほど離れていないから、多少急げば日没までには間に合う。
日本海道は東北道と比べ物にならないくらい流れが速かったので、追い越し車線の流れに乗ってなんとか日没までに豊栄SAに到着する事ができた。
勢いは我にあり!
夕日はみれたのかって?答えはNOだ。たった二文字のシンプルな言葉でいい。
SA内を歩き回ったのだが、周りは木に囲まれてて海なんか全く見えなかった。
こんな仕打ちってない。
もうすっかり日も暮れてしまった・・・。
意気消沈しつつ荒川胎内IC→胎内市のビジホへと向かう。
それにしても、ビデオカメラの自動ISO感度調整はあんまりよろしくないようだ。マニュアル設定が吉か。
ホテルへ着くと「○○ロータリーご一行様」と書かれた紙が入り口に貼られていた。
ツーリングいいなぁと思いつつ疲れて出歩く元気もなかったので、ホテル内のレストランで夕食を済ます事にした。
時間も遅かった為、利用客も4人程しかいなくちょっとラッキー。
そこのレストランのボーイさんが、まるでキャバのボーイさんみたいな立ち振る舞いだったのでちょっとクスっとしてしまった。話し方とか超静か。でも有田みたいな。
次の日のルートを考える気力もなく、酒を少し飲んで就寝し2日目を終える事になる。なんだこれ・・・。
2日目総括・・・朝の出発が遅かった&道の間違いで2時間程時間をロスしたのが痛かった。ルート作成もちょっと失敗だったと思う。「ドライブ」主体になりすぎて全く観光できていない。
そして3日目に続く...そのうち。