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オーディオ含めて全て後期仕様にしよう…と試みたのですが….
現状はこの状態。


前期と後期では車両ハーネスのコネクターの形は同じでも内部の配線配置が異なり、結局接続できないことが判明。
残念ながらオーディオ部分は前期型のままで。

ディスプレイオーディオがそれらをなんとなく隠してくれるので、まぁ多少のシルバー部分はアクセントとしてありか、と。

配線部分を解析して前期仕様に合うようにすれば使えるかもだけど、結局ヤフオクで調達した後期CDプレーヤー2台、マウント1つ、コントローラー部分、しめて合計1.5万円くらい？はムダに。

ただ内装ばらしの経験とノウハウは得たし、今後ムダを出さないように学習していくことが大事そう。

BMW所有のMINIなので、ドイツ車ではあるのだけど、英国のオックスフォード工場で製造される英国車。

英国車といえば…最初に来るとしたら「故障」。

新車登録から16年経過したウチのミニ。今の問題点としては2つくらい。

1. ヘッドカバーからのオイル漏れ。
故障というより経年劣化ですが、ヘッドカバー全体からオイル漏れ。



途中イグニッションコイルへのケーブルのアース端子を断裂させてしまうアクシデントがあるも、ホムセンで部品入手して応急処置。


ガスケットも用意したけど、なんと購入したヘッドカバーにはすでに新しいガスケットが(汗)。樹脂のヘッドカバー自体も歪む可能性があり、ガスケットだけでなくヘッドカバーごと交換。



２．エンジンチェックランプ点灯。
納車直後は良かったのだけど、数日してちょっと慣れて「ちょっとエンジン回してみよう」と踏んでみた。
すると5000rpmに近づくにつれて伸びがなく、突然チェックランプ点灯。
「これはマズい！」と思ってそれ以上は自重したのですが、冷静に観察するとアイドリングも正常で、4000rpmまでは全く問題ない。点火系、回転系の異常はなさそう。


急遽手持ちのテスターにBMWソフトウェアを追加購入して調べたところ、サーモスタットの異常の様子。
エラーを消去しても同じ状況で再発が3回。サーモスタットを交換してみる予定。


３．英国車といえば「サビ」
本国のクルマでは床下に穴が空いて道路が見える個体を見ますが、程度が軽いとはいえ､まさか国内物でこうなるとは思わなかった…..


直線のはずの接合面は大小3箇所欠けていて単なる表面ではない部分もある。ウェザーストリップの嵌め方が甘かったのか、こういう構造なのか….


とりあえず削れるだけ削って、サビ転換剤とペイントをするか。
まぁ….サビまで出てるのを見てしまうと、何やってもいいや、と割り切れるクルマともいえる。
各部分解と整備、電気配線など、整備と修復のノウハウを学ぶ練習台として、レベルアップに努めようと思います。

納車から日は浅いのですが、まとめて時間が取れる状況も少ない。
パーツが揃ったのもあり、まとめて一気にできることをやろう、と。


今回は内装の後期化。これがオリジナル。


メーター類及びセンターコンソールのスイッチのシルバー部分をブラック仕様に。
メータ、空調関係のスイッチはR55のハンプトンやR60クロスオーバーのものを使用。
タコメーターには距離表示もされるため、単純交換してしまうと作動しなくなる。
文字盤だけほしいので、両方とも分解。


黒いメーターの基板と液晶を抜いてオリジナルのものに入れ替えてくことに。


エアコン関係も同様のようで、後期型だと最初作動するけど途中から動かなくなるそうで。


これも後期型パネルに前期型の基板部分を入れ替えることで使えるようにする。



ステアリングも同様に。ハンプトンのものを購入。
ステアリングを外して交換。


インフレーターを新しいエアバッグに移植して、ステアリングに装着。



スピードメーターに関しては基本的に違いはないはず？（実際は燃料のランプが10個から9個＋ドット？で同じような違うような）。
オーディオ部分が大きく変わる。ただしこの時代はオーディオ部分がシステム全体に影響するレベルではないはず。
メーター部分以外のオーディオすべてを後期型にすることも可能?と思い、そちらに賭けてみることに。

最安値を狙って部品を調達したのだけど、CDプレーヤーとメーター下部のラジオ･ステレオ部分をつなぐ構造が全く異なり、両者を接続するフラットケーブルがないことが判明。

新たな部品を購入して到着を待つしかない。
断熱フィルム張りに出すため、CD部分なしでいったん最小限で仮組み。
ネジ余りまくり。



完成まではいったん保留ですが、とりあえずエラーもなく機能する状態まで持って行けました。フィルム張りが終わってから全部仕上げる予定です。

YouTubeやらみんカラ、ブログなど、いろいろ調べればできるちゃうもんなんですね...


でもこのミニくん、この後いろいろまた起こしてくれるんです...

この数カ月間探していましたが、R系でベージュ内装の個体（禁煙車ね）は、これを含めて３台しかありませんでした。
なんとなくのパワー感でクーパーS。MTも惹かれたけど、それ以上に内装が重要だったのでこちらに。

2009年式R56前期型のクーパーS。個体は２オーナー物件。
お値段は保証なしだけどぜんぶ込み込みで70万ほど。


前オーナーの購入後は販売店でメンテナンスして履歴が把握されている。
医療機関の往診用車両として使われていたそうで、短距離運転に終始。
１６年で4.9万キロなのもそのため。

塗装面も結構綺麗で、内装のやけもなく、運転席以外は使用されてなかった印象。
高圧燃料ポンプも既に交換歴があり、おかげで20万以上のメンテナンス費用が浮く。



まだちょっとしか乗っていませんが、最初の印象を。

何がいいって、この立ったフロントガラス。チョップドルーフのレンジローバーというか、眼前にガラスの威圧感なく景色がいい感じに広がるのがいい。


シートは膝ウラが高めになる仕様のようで、ちょっと背もたれを寝かし気味にして英国車っぽくちょっとだけストレートアーム、送りハンドル気味で乗るといい感じ。
レザーシートでもれなくシートヒーターがついてくるのもいい。暖かくなるのがめっちゃはやくて、年寄りには助かる。

このクルマにはダブルサンルーフがついていて、これが最高。
普通だとフロントガラスが頭上まで迫るので、オープンでも余り感じないけど、これはフロントガラスがかなり前にあるから、いやでも開けた屋根が視界に入る。

夜、こんな感じで温もりながらオープンにして走っていると、なんちゃってコンバーチブル的で非常にいい感じ。クローズとオープンの良いとこ取り。


乗り心地は確かに硬めで、路面不整があるとけっこう揺すられる。
でも、まあこんなもの。かつてのBMWくらいと思えば。

FFのはずだけどFF感が少なくて、リアが凄い安定している印象。そのおかげか、舵角も僅かでコーナーに入っていく切れ味がよくて、かつ立ち上がりの盤石さというか、この一連の流れがかなり気持ちいい。
FRメインで最近乗ってきた感覚とは違うけど、これがミニなのか、と。

好きなようにイジれるのも魅力。
台数売れてるからパーツはたくさんあるし、とにかく安い。
それこそアストンだったらアームレスト2つの値段でこのクルマ買っておつりが来るので、とにかく気軽に、かつ弄りがいのある1台として、楽しめそう。

ヘッドカバーからのオイル漏れはあるけど、後は今の所大丈夫そう。

ぼちぼちいこう...と思っていましたが、
連休ということもあってこんな姿に....


まとまってきたらまた報告します。

ミニは値段は結構高いのに凄く売れていて、皆さん凄いなぁ…と思う。
そんな皆さんが購入頂いた恩恵にあずかれるのが、中古車。

「中古車は程度。色に拘ってはいけない。」といわれますが、中古車狙いのくせに色への拘りがある私。
理想は今のレンジのような外装は紺あるいは緑、内装はアイヴォリーなどのベージュ系というもの。

でもミニの内装は他の輸入車同様、黒が主流。
F系ならサテライトグレーがあるけど、それでも非常に少ない。
R系には黒以外のレザー内装がありますが、色はブラウン、タンカラー、紺などの濃色系。



R系で淡色系のレザーは､本当に少ない。
そしてドアトリムまで全て明るい色の個体は非常に少ない。
ましてやそれで紺のクルマなど見つからない。

inspired by Goodwoodは内装は完璧ですが、外装がミラーフィニッシュの黒。
あれを乗り回して塗装が傷んでいくのは忍びない。値段もとんでもないけど。



自分が欲しいクルマを作るとして、最も希望に近い形に一番ローコストで到達するとしたら…と考えると、優先すべきは外装よりも内装。
全塗装よりも内装のレザー総張り替えのほうがコストがかかる。ベージュのトリムも見つからない可能性が高い。

外装が黒、白、ビビッドカラー以外で、明るい内装のR系、ないよね…..

…って、あったんです。身近なところに。詳細は後ほど。