無鉛LED打ち替え、補足編
1
ここまでマスターしたら、いよいよ打ち替えです。
まぁがんばって。
なおLEDには「高さ」「配光特性」があり、高さが高くて樹脂モールドと当たったり、配光特性に差があって色ムラができたりします。
事前にデータシートで確認するか、現物合わせで頑張るか・・・、ですね。
2
なお、「LED打ち替え先基板」には、「リスク差分」があります。
プリウスZVW30の場合、「CANバス」が走っている基板は、リスクが高いとお考え下さい。
具体的には、メータパネル、エアコンパネル、ドアスイッチあたりです。
ステアスイッチ、電装品スイッチなどは、比較的リスクが少ないとオイラは考えます。
3
以上、「無鉛チップLEDの打ち替え」ですが。
あくまでも「無鉛実装基板」に対するものです。
基板が無鉛実装されているかどうか、慎重に判断して下さい。
プリウスZVW30の場合は、多分全て無鉛です。
他のクルマに応用する場合は、基板シルクをご確認下さい。
「Pb Free」「Lead Free」「LF」などと書かれている基板は、無鉛実装基板です。
4
なお、クルマの実装基板では、最後に「ヒュミシール」使って耐震性能などを向上している場合があります。
ヒュミシール、いいのですが、、、小売りは見つけられませんでした。
もし使う場合は、「1B66NSLU」あたりがお勧めかなぁ・・・。
まぁでも希釈剤とか要りますし、個人では敷居が高すぎる予感がします。
「2度とLED打ち替えない!」なら、点灯確認後、「ゼリー状瞬間接着剤」で留めてしまうのもテです。
5
「クルマのダッシュボード」は、かなりシビアコンディションです。
「ヒートショック試験」という実装テストがあるのですが、民生用のテスト環境より、クルマのほうがシビアです。
#なので、携帯とかデジカメとか、「ダッシュボード上に放置しないで!」って取説表記があったりするのです。
LED打ち替えを行う時は、くれぐれも慎重に、確実に施工して下さい。
もちろん、「有鉛ハンダ」はプリウスさんの場合禁忌です!。
もし既に有鉛で行ってしまった場合は、オイラは基板交換をお勧めします・・・。
6
もちろん、「LED打ち替えのリスク」は、業者に頼んだ場合でも変わりません。
もしLED打ち替えを業者に頼む場合は、以下チェックしてみるといいでしょう。
・無鉛実装しているか
・コテ先温度はどのくらいか
・無鉛コテと有鉛コテを分けているか
・使用しているハンダの品番は何か
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