2005年04月02日
金曜日、
給湯室にて、
女A「田中さん、仕事さぼってインタ-ネット見て、いつもニヤニヤなのよ。」
女B「いったいどんなサイト見ているの?」
女A「知らなーい。なんか前に、お友達がどうのこうの、返事を返さなきゃって言っていたわよ。」
女B「出会い系じゃないだろうね。」
女A「まさかぁー。田中さん、堂々と会社でするかなぁ・・・。」
・・・給湯室に入ってくる田中。
田中「おつかれー。」
二人「お疲れ様でーす♪」
田中
「明日さぁ、ネットで知り合った人と初めて会うんだけど、
顔も知らないからさぁ、、どんな男かすごい楽しみなんだよね☆」
二人「(男!?)」
女A「そ、そうなんだぁ・・・。」
田中「その人、まめだし、面白いし、スタイルもしっかり管理しているしー、
あぁ、今日、早く帰って、洗車しようかなー♪
あ、そうだ、どこか良いお店知らないかなー。彼、センスが良いからさぁ、おしゃれなお店が良いと思うんだよねー。」
二人「う、うん・・・。」
その後、
田中は「ホモ」という噂が流れた・・・。
※みんカラーのみなさん!
お気をつけ下さい。
Posted at 2005/04/03 00:13:03 | |
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日々雑記 | 日記
2005年04月02日

大きな中華料理店、
一生懸命に働く若い調理人がいた。
そら男は、シャイで
「ど」がつくほど真面目な男で、
このお店を見習いから始め、今年で十年目となる。
彼は、決めていたことがあった。
ちょうど十年目になるこの4月、
前から想っていたアルバイトのカラ子に、
プロポーズをすることである。
深夜3時、
先ほどまで大勢の声で埋め尽くされていた客席は暗く静まり、
青白いぼんやりとした明かりでキッチンは銀色に光っている。
その裏口近くに、そら男とカラ子がいた。
そら男「・・・。」
カラ子「・・・。」
そら男「突然、呼び出してごめんな・・・。」
カラ子「話・・・って?」
カラ子はモジモジするそら男を、
優しくじっと見つめている。
そら男「あのさ・・・
今度、自分のお店を持とうと思うんだけど、
カラ子ちゃんと一緒にやりたいんだ。
結婚してくれ!」
カラ子は、沈黙した。
そして、
ほほを赤めたかと思うと、涙がそれを消した。
カラ子「・・・バカ。
わたし・・・、
私、ずっと、待っていたんだから。」
その言葉と同時にぶわっと涙がこぼれ落ち、
抱きついたそら男の
真っ直ぐアイロンの跡がついた白いコックコートが
マスカラ色ににじんだ。
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・・・それから20年後、
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3人の子に恵まれ、幸せであったそら男は、
持ち前の頑張りがたたり、
過労で厨房で倒れて帰らぬ人となった。
それは一番上の息子がちょうど高校を卒業し、
これから厨房に入ろうという時だった。
カラ子はショックで一時は無気力状態だったが、
そら男と良くデートした思い出の公園の桜が咲くと、
顔が変わった。
カラ子「このままじゃ、ダーリンが悲しむね。
私、頑張る!」
春の包まれるような優しい光で涙を輝かせながら、
3人の子供を抱きしめて言った。
店名も改め、心機一転。
この春から子供たちと一緒に、再び時が動き始めた。
2005年春
「チャイニーズキッチン 大菻(ダーリン)」
・・・ダーリンという名前が面白くて、
写真撮ってみただけです。
Posted at 2005/04/02 01:50:23 | |
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