
それは先週末の話・・・
国道を走っていた時、ハンドルから手を離すとクルマが徐々に左に流れる現象が気になってしまったオイラ。
「ん~。左に流れるなぁ」
いつもは道路の傾斜が原因だろうと納得しているハズなのだけれど、その日は納得できない自分がいた。
試しに道路の真ん中を走ってみても左へ・・・右傾斜ぎみの道を走ってみてもジワジワと左へ・・・
なにより同じ道を別の車で走るとキチンと真っ直ぐ走る。
「新品タイヤに換えたばっかりなのに・・・こりゃ面倒だなぁ」
次の日、タイヤ館へ行って空気圧調整のついでに相談してみたら案の定アライメント調整を薦められた。18900円とのこと。
スイフトはトー角しか調整できない事くらい知っている。これで真っ直ぐ走るようになるなんてオメデタイものではないし、トー角の調整なぞ自分でやります。そのままタイヤ館を出て家に帰る。
おいらはアライメントを疑う前にまずは左右のタイヤ入れ替えをしてみた。
試しに走ってみると左流れは解消。やはり犯人はタイヤだったのでした。コニシティってやつ?以前シボレーに乗っていた時に同様の経験があったので覚えていた。
しかし、今履いている天下のブリヂストン様のタイヤでもコニシティって出るのかなぁ・・・チョット疑問。
気を取り直して・・・自分でサスペンションキットを装着した時にテキトーにサイドスリップのみ調整していたこともあり、ついでにトー角の測定をしてみると約3mmトーアウトだったので試しにタイロッドを左右3フラットずつトーゼロを目指して回転させてみたところ若干のトーインに・・・やりすぎた。
そのままトーイン状態で走ってみるとハンドリングはモチロン全然ダメ!直進性は良いが、ハンドルセンター付近の手応えがチョロチョロして足回りのドッシリ感がない。ハンドル切り始めの応答は良いのにそれ以降が全然粘ってくれないアンダーステアな足回りに。ロードノイズも増えた。
その後、すぐ再調整、数回の試走でトライ&エラーを繰り返し、結果的に少しトーアウトにセット。この状態だとニュートラルな感覚で気持ち良くコーナーを曲がることができるし、ハンドルに手を添えていればたとえベタ踏みでも直進性、高速安定性について問題ない。FF車セッティングのセオリー通りとなった。
最後にハンドルセンターの微調整をして終了。
スイフトなど、トー角しか調整できないクルマは、事故や足回りの大幅な変更をしない限り、ウン万もかけて厳密なアライメント調整をする必要はないと思います。
Posted at 2012/05/20 00:29:57 | |
トラックバック(0) |
スイフト | クルマ