詩子せんせいの闘う殺陣&アクションブログ
より抜粋 !!
日本人おバカ化計画 2011-10-05 11:13:33
テーマ:こども
私がお教えしているアクション・キッズ(児童部)は10年前に始まりました。
当初は、2名からのスタートでしたが、
うち一名は自分チの子という
誠にお寒い状況でのスタート。
アクションが、こどもの習い事と認識して頂くまでに、本当に長く時間がかかりました。
でも、いったん認識して頂くと、その後は逆に、お預かりする子供たちの数が増えて、ご入会を断った時期もありました。
私が、その子にそれぞれに、心をかける範囲は、驚くほど限られているので。
現在通っている子、卒業した子の成長は、私の人生の、大きな柱になっています。
今日にいたるまで、
芸能の世界で生きる子役を育てるつもりは
さらさらなく、
子供たちが大きくなった時に
あたり前に生きて行ける力がつくと良い
というスタンスをとっています。
この普通に生きる、と云う事は大変難しい事なのかもしれません。
天才が一人いると、学級が壊れると
ある著名なベテラン先生がおっしゃっていました。
でも、お母さん方に「お宅のお子さんは普通です」とコチラが褒めたつもりが、叱られるとも。
ある時から、、、
子供には、大人が想像する以上の
スンゴイ!力を持っていて、
大人は、「想像」と「個性」を大切に
子供の自由な発想を壊してはならない、
などというお題目の元、
誤解を承知でいうと、
「ありもしない理想」を子供におしつけてきたと
私は思っています。
小学校に6年、子供は通います。
一日に少なくとも6時間。
長期休みを差し引いても、
子供たちは、人生の前半、かなりの時間を学校で学んでいるハズです。
なのに
なのに
一体、子供たちは、6年間で何を身につける事が出来ているのでしょうか?
先日、たまたま世界の話になり
ヘタな絵なりに世界地図を書き
何の気なしに、「アメリカ」はどこだ?
と聞いたら、
全員が、まさに自由な発想で答えてくれました。
が、見事に全員、不正解。
では、日本のお隣は、どこの国?
と聞いても、誰も知らない。
ヨーロッパを指し、「北朝鮮」と云った時には
死語である、「ガチョーん!」と云ってしまいました。
では、日本人と中国人の人口は
どっちが多いか?
「先生、あたり前。 日本!!!!」
どひゃ、ひゃ。
これを読んでる方で
「あたり前ですよ~、まだ子供ですから」。
と云う人がいたら、
もう一度、顔を洗って、ゆっくり考えて下さい。
繰り返しますが、
毎日、毎日
いじめや、嫌な事に耐えつつ、朝も早から、
一日、6時間、6年も学校に通うのです。
自分が住んでいる日本がどこにあって、
お隣さんが、どんな国で
知ってるよ~!と豪語する
アメリカの位置を知らなくて
おまけに計算が出来なくて
漢字も書けず、
なぜ、親は子供を学校に行かせなくては
ならないのですか?
1日6時間、6年間頂けたら
どんな子でも、アクションや殺陣が上手になります。
自分の住んでいる場所を
言葉や
隣人を
場所の謂れを知らずして
そこには、住めないでしょう。
単に、生ぬるい大人たちが
子供の教育方法を間違えているのか、
日本人おバカ化計画が知らず知らずに進行しているのか?
責任者出てこい~!
と、人生幸朗 師匠になっている私です(知ってるかな~?)。
追伸:
因みに、子供たちが自信をもって
ここがアメリカ!と答えた場所は
アフリカでした。トホホ。
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本格殺陣講座の
多加野詩子先生のブログから拝借いたしました。
子供を指導する立場からの率直な意見(危機感)が述べられていて、大変好感が持てる内容でした。
進学制度もふくめ、どんどん改革されていく教育内容に不信感を覚えるのは、私だけでしょうか・・!?
まじめで時代遅れな左翼思想の教育委員会制度も総てが悪いとは申しませんが、日教組というモンスター組織を増殖させた罪は大きいと思います。
国の根幹は教育です !!
大人の責任として、次世代を担う子供たちをどのように逞しく育て上げるか・・
我我自身が試されているのかも知れません・・。
Posted at 2011/12/02 13:08:26 | |
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