------------ 以下、転載 -------------
〈特派員メモ〉モンタギュー島 日本にできることは
朝日新聞デジタル記事 2012年6月12日03時00分
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201206110458.html
■米国
背後から波と風にあおられ、ゴムボートがうねった。「だめだ、引き返そう」。エンジンを操作していたNPO代表クリス・パリスターさんが叫ぶ。この繰り返しだ。
津波漂流物が続々届く米アラスカ湾の無人島モンタギューにNPOと小型船で向かった。島へは約11時間で着いたが、沖合から上陸を試みては悪天候に阻まれる。甲板に出ると、洋上を吹き付ける寒風に指がかじかんだ。4日間、寝袋で船内に泊まり続けた。
ついに降りた浜辺は、発泡スチロールやプラスチックが広がっていた。しかも日々増えている。手作業ではお手上げだ。パリスターさんは「巨大掃除機が必要だな」。
湾の清掃に約10年取り組んできた弁護士のパリスターさんはしかし、復興途上の日本に負担を求めたりはしない。「災害時はお互い様」というのだ。使っている日本企業製のエンジンの寄付があれば助かるなあと笑うばかりだ。
「放射能汚染? 原発事故は津波の後だろう、心配ない。プラスチックや油を動物や魚が口にする方が心配だ」
黙々と働くパリスターさんたちに、日本から何ができるだろうか。(藤えりか)
------------ 転載、終わり -------------
いんやぁぁぁ、久々の朝日の記事ですが、いいこと書いてるねぇ・・。
産経だけにしようと朝日を断ろうとしていたのに、こういういい記事を載せられるとまいっちゃうね・・
天声人語は相変わらず程度が低くなったまんまだけど・・
ただ掘り下げ方がいまいち浅いのと、これを政治家に持っていって、打開策を迫るぐらいの意思が欲しかったかな・・。
ナベツネならそのくらいのこと、やったろうに・・って、おおっとごめんね・・一方的な批判はよくないな
さて、漂着物に関して・・わが国はどのようになっているのであろうか・・
我が国における、漂流・漂着ゴミの処理等に関連する現行法制度としては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、「廃掃法」という。)、海岸法、港湾法等がある。
現行法では、海岸に漂着したゴミについて、土地又は建物の占有者がその土地又は建物の清潔を保つように努めなければならない(廃掃法第5 条第1 項)、と定められ、「占有者がいない場合には、管理者とする」(同項)との規定に基づき、海岸管理者が土地の清潔保持について努力義務を負う。一方、海岸管理は、都道府県等の海岸管理者が行うものとされている(海岸法第5 条など)。
つまり・・流れ着いた側でなんとかしましょうという基本スタンスなのですが、代171回国会における衆議院調査局環境調査室の報告書から抜粋すると・・
http://www.shugiin.go.jp/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Shiryo/kankyo_200907_gomi.pdf/
平成12(2000)年頃から、特に冬場に、毎年のように日本海沿岸地域を中心に大量の廃ポリタンクの漂着が確認されている。
本年も1月5日頃、島根県益田市の海岸に20 リットル程度の廃ポリタンク約80 個が漂着しているのが発見されたのを皮切りに、3月末までに、沖縄県から北海道にわたる19 道府県の海岸に総計約1万7千個の廃ポリタンクが漂着している(昨年(平成20 年)は、19 道府県で約4万3千個の廃ポリタンクが漂着)。
確認されたものだけでも約6千個のハングル表記の廃ポリタンクが漂着しており、ふたが閉まっている一部の廃ポリタンクの中には液体の残っているものがあり、関係道府県の分析によれば、塩酸等の強酸性物質が検出された例もある。
そのため、環境省は、関係道府県と連携し、海岸に漂着している廃ポリタンクに安易に触れないよう注意を呼びかけるとともに、引き続き、漂着状況の調査、廃ポリタンクや内容物に関する情報収集等を行っている。
我が国の海岸全体における年間漂着物量については、必ずしも正確な数値は把握されていないが、(財)環日本海環境協力センター(NPEC)が平成12(2000)年度から平成18(2006)年度までの調査結果を基に推定したところによると、年間の漂着物の推定重量は約18 万6千トン、その処理に要するコストは約63 億円との試算が出されている。
なお、この数字の算出に当たっては、漂着物の回収費用は含まれておらず、これに加え、離島での
漂着物処理を実際に行う場合は、大型重機の調達や回収した漂着物の本土までの収集・運搬コスト等が必要となるなど、実態を踏まえた的確な漂着物処理コスト算出には様々な要素を考慮する必要があるとされている。
さらに・・
(社)海と渚環境美化推進機構(マリンブルー21)は、平成17(2005)年度に実施した海岸の清掃距離(実距離)4,798km から回収されたゴミの実量9万9千トンを基に、全国の海岸総延長距離約3万3千km に換算して、全国の海岸に散乱するゴミの量を70 万トンと推定している。
と報告されているが、民主党政権下の報告書では何が何やらよく判らん統計になっており、仲良しこよしの某国の責任の所在があいまいなままで、天下り法人がとりあえずの活動報告をこれ見よがしに載せているだけの報告書なので、過去私が別ブログでアップしていた記事を抜粋しよう・・
まず日本海側海域(EEZ)での韓国船密漁が膨大なのである。
しかも違法操業で底引き網のようなものでそれこそ根こそぎ掻っ攫っていくのだ。
さらには環境意識が低く金のことしか頭にない密漁船のこと、ゴミなどの海洋投棄が激しく、日本海漁港に流れ着くハングルの漁具や石油加工製品はとんでもない量に上り、さらには海上保安庁の取締船に見つかるやいなや網やロープを切断して逃走するため放置された違法漁具が大量に沈底し、これがまた日本海周辺海域の汚染原因となりさらに漁獲量を下げていく。
但馬漁港では清掃しても清掃しても入ってくるこれら違法漁具に対し、漁を断念し魚場を移らざるを得ないという。
2008年1月に水産庁国際課が発表した内容によると、刺し網4535キロメートル・バイ貝魚用かご30万796個が回収されたと言う。
アナゴ筒も大量で下関漁港では毎日のようにゴミの山として網に引っかかってくる始末だ。
問題はこれら密漁放置漁具のせいで日本海近海の水産資源に多大な影響を与えていることだ。
たとえば、毎年100トンにも及ぶ子供のカニが死滅している事実をご存知か。
つまり、わが国の漁獲高が低下している背景には、あの国が少なからず環境汚染を引き起こしている原因があるということだ !!
上記の環境調査室の報告書には韓国と共同でクリーンな海にしていくとの共同宣言のようなおためごかしが載っているが、寝言は寝て云ってもらおう。
ゴミだけでなく原発の放射性水を海水に垂れ流していた環境衛生観念のない国家にそのようなことが行えることなどなく・・
対馬では毎年ボランティアが韓国青年団と一緒にクリーンアップ活動をしていたが、いまではアリラン祭りに変化しているというとんでもない報告まである・・
福島原発の事故さえなければ、国家賠償請求できたものを・・
今日もどこかで誰かが・・日本のためと手を差し伸べてくれたり・・日本を滅ぼすためとして悪意をむき出しに誹謗中傷・捏造をばらまいたり・・
2010年の一年間だけでも東海2カ所に約312万トン、西海1ケ所に約136トンなど合計447万8000トンの遺棄性ゴミを捨てた世界最大の海洋投棄国家である・・
あなたはいったい誰と仲良くなりたいですか・・!?
Posted at 2012/06/12 10:38:03 | |
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