
ハスラーの半年点検終了しました。
今回のメインは全方位ナビGPSアンテナ対策と、なんとなく作動時のトルクにムラがあるワイパーモーターの交換です。
納車直後にApple CarPlayに対応したソフトバージョンが発表され、すぐにインストールしました。ところが、一部の方の報告にあったように、全く自車位置を測位できず(正確には起動後30分くらいまでGPS測位せず)、許されるのであればナビを破壊したいと思ってしまうほどムカついていたのですが、4月のバージョンアップでとりあえずナビとして最低限の測位レベルにはなっていました。
ただ、位置ズレは無くなったように見えましたが、あらためてGPS情報を確認したところ、起動後だいたい3分~5分くらいはGPS信号をキャッチできていないことが判明しました。まぁ、GPSをキャッチすればとりあえずナビとしては使えたのですが、他のGPSを利用する機器(レーダー探知機、ドライブレコーダー)の測位が数秒~数十秒レベルだったので、やはり測位の遅さは気になっていました。
そんな折に、某方々がGPSアンテナにスポンジらしきものを巻くという対策をディーラーがやっているとの情報を書かれていたので、ありがたくその情報を元に点検前にディーラー担当者に聞いてみました。某方々が書かれていたとおり、メーカー(スズキ本体orハーマン?)からスポンジ巻き巻き対策の指示があったようです。しかし、全営業スタッフに情報は周知されておらず、たまたまサービスマンがその話をしているのをチラッと聞いたので知っていたとその担当者は言っていました。つまり、基本的にはサービスでしか情報は共有されておらず、何も知らされていない営業担当に聞いても「?」となる可能性があるとのことでした。今回はある意味運が良かったのですぐに対策してもらえました。
しかし作業前、営業担当者は対策をしても確実に直るかどうかわからないと自信なさ気でした。話をさらに聞くと、どうやら自分の前にスポンジ巻き巻きをやった客がいたが症状が改善しなかったので、「直らなくても勘弁してね♥」とのことでした。
対策終了後、早速試してみました。
未対策状態の時は、ある程度走行後にナビをOFFにして、直後に起動すると瞬時にGPSを捕捉できることはわかっていたので、4時間ほど間をあけてみました。
おっ!確かに測位が早くなってる。4時間しか間をあけていないので完全に大丈夫とは言えませんが、確実に早い。初めてドライブレコーダーよりもGPSを早くつかみました。当初3分程度かかっていた測位がわずか20秒ほどで完了。

まさにつかみはOK
今回も油断はできないので、あらためて明日確認したいと思います。
それにしても、今回のスズキorハーマンの対応はなんだかなぁと思います。ディーラーはちゃんと話を聞いてくれたので悪くないんですが…。
ハスラー以外にも同じナビを装着したスズキ車がたくさんいると思いますが、みんカラをやっているような車好きなら自分で情報を集めたりディーラーにしつこく確認したりして問題解決できる可能性があるけれども、単なる足として車を購入した数多くの客は今回の事実を全く知ることなく乗り続けることになり、他人事ながら不憫でなりません。
そんな問題児ナビの行く末を予想していたのか、担当者から新たな情報を入手しました。
現在のハーマン製メーカーOPナビを取り外し、全方位カメラのシステムをそのまま使用できるナビがスズキ純正扱いでパナソニックから近いうちに発売されるとのことでした。
詳しいことはまだわかっていないのですが、すでに自分のようにハーマンナビを入れている車には変換ケーブルを使い全方位モニタを使えるようになるかもとのことでした。
そういえば、これも某方が書いていたように、すでに某ショップでは同じようなことをやっているところがあるようですね。実験段階らしいですが。つまりよっぽどハーマンナビが嫌われているということですね。
現時点では全方位カメラ+ハーマンナビの抱き合わせでしか全方位モニタを利用できませんが、これからはハーマンではなくスズキ純正扱いパナナビを選ぶことで全方位モニタを利用できるようになるようです。全方位モニタを着けたいという要望が結構あったようです。
ワイパーは雨が降ってから試してみます。
Posted at 2016/07/01 23:41:06 | |
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